辻村深月おすすめ小説ランキング22選【読書好き46人の声を集めました】

辻村深月は2004年に「冷たい校舎の時は止まる」でメフィスト賞を受賞してデビュー。それ以来、多数の作品を制作し続けて文学賞受賞作品、また映像化・漫画化された作品が多数です。

作品数が多いためどれを読んだらよいか迷ってしまう方のために、今回は読書好き46人に聞いたおすすめの小説をランキング形式で紹介します。

1位「かがみの孤城」7票

学校での居場所をなくし、閉じこもっていた“こころ”の目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。 輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。 そこにはちょうど“こころ”と似た境遇の7人が集められていた―― なぜこの7人が、なぜこの場所に。 すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。 生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。

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読者の声

登校拒否の主人公が鏡の世界に迷いこみ、同じ境遇の子供達と出会う物語です。時に反発し、時に助け合い、みんなの心に少しずつ変化が生まれます。多くの謎が線で結ばれた時、感動で涙します。(42歳 女性 パート・アルバイト)

登場するキャラクターがそれぞれ愛すべきところがあって、どんどん引き込まれていくところ。(45歳 女性 主婦(主夫))

学校でいじめに遭い、居場所を無くしてしまった少女の心を慰めてくれる、狼面の少女との出会いが、人生の再出発に繋がって、勇気を貰える点で、おススメです。(28歳 男性 会社員)

不登校になった子どもたちが鏡の空間を通して出会い、繰り広げられるストーリーが面白いです。インターネットで共通の悩みをもった人と繋がれる感覚に近いものを感じ、感慨深い気持ちになりました。(20歳 女性 学生)

鏡の向こうの城のような不思議な世界観に引き込まれる作品です。人間くささがとても繊細に表現されています。(43歳 男性 自営業)

本屋大賞も受賞した読み出したら止まらない一冊です。子どもが不登校なので感情移入しすぎてしまいました。(42歳 女性 パート・アルバイト)

不登校になった子供たちが集められた密室でのミステリーです。本屋大賞を受賞しています。(50歳 女性 会社員)

2位「鍵のない夢を見る」5票

望むことは、罪ですか? 誰もが顔見知りの小さな町で盗みを繰り返す友達のお母さん、結婚をせっつく田舎体質にうんざりしている女の周囲で続くボヤ、出会い系サイトで知り合ったDV男との逃避行──。普通の町に生きるありふれた人々に、ふと魔が差す瞬間、転がり落ちる奈落を見事にとらえる五篇。現代の地方の閉塞感を背景に、五人の女がささやかな夢を叶える鍵を求めてもがく様を、時に突き放し、時にそっと寄り添い描き出す。著者の巧みな筆が光る傑作。第147回直木賞受賞作!

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読者の声

どこにでもありそうな日常の事件がふと身近に感じられる小説として非常に面白い。(47歳 男性 会社員)

短編集なので、とても読みやすいです。現代女性であれば必ずどれかしらに共感できると思います。(35歳 女性 パートアルバイト)

ふと魔が差した瞬間、ありふれた町に生きる普通の人々がそれまで順調だった人生から転がり落ちるていく奈落を繊細な筆致で描いた5つの物語です。(59歳 男性 自営業)

直木賞作品。ドラマ化もされた。些細なきっかけから普通の人が犯罪に手を染めてしまい人生の歯車が大きく狂っていく様が面白い。(43歳 男性 自営業)

何気ない日常生活を営んでいた女性たちが、犯罪に手を染めてしまう悍ましさが、人間の心を揺さぶる現実世界の怖さを象徴して、ハマってしまいます。(28歳 男性 会社員)

2位「冷たい校舎の時は止まる」5票

雪降るある日、いつも通りに登校したはずの学校に閉じ込められた8人の高校生。開かない扉、無人の教室、5時53分で止まった時計。凍りつく校舎の中、2ヵ月前の学園祭の最中に死んだ同級生のことを思い出す。でもその顔と名前がわからない。どうして忘れてしまったんだろう――。第31回メフィスト賞受賞作。

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読者の声

後者に閉じ込められた8人の高校生、自殺したクラスメイト。様々な謎は小説の中で解き明かされるストーリーが非常に面白い。(47歳 男性 会社員)

なにより、筆者のデビュー作であることから、業界に溶け込まず、思いのまま描かれていること。(25歳 男性 学生)

序盤のドキドキ感は凄かったです。結末は少し物足りない感じではありましたがそれでも面白い。(27歳 男性 会社員)

とにかく伏線がすごくて、登場人物の名前にまで意図が込められています。最後には全て「そうだったのか…!!」と納得するところが気持ちいいです。(25歳 女性 会社員)

校舎に閉じ込められた高校生のみずみずしい声が胸に響きます。ミステリーでSFチックな作品で、青春時代がよみがえってきます。(56歳 女性 自営業)

3位「ツナグ」4票

一生に一度だけ、死者との再会を叶えてくれるという「使者(ツナグ)」。突然死したアイドルが心の支えだったOL、年老いた母に癌告知出来なかった頑固な息子、親友に抱いた嫉妬心に苛まれる女子高生、失踪した婚約者を待ち続ける会社員……ツナグの仲介のもと再会した生者と死者。それぞれの想いをかかえた一夜の邂逅は、何をもたらすのだろうか。心の隅々に染み入る感動の連作長編小説。

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 読者の声

死んでしまった人と会うことができるという話です。この世に残された人の喪失感と死者に会うことで解決できるのかという点が心に染みる作品です。(47歳 女性 会社員)

すでに亡くなり二度と会えないはずの人に会いたい理由はひとそれぞれです。単に亡くなった人が恋しいというだけではありません。(50歳 女性 パートアルバイト)

身近で大切な人を亡くしてしまった人の心の穴を埋めてくれる物語の内容が気に入っています。生きている間が、如何に幸かということを再認識させられる点で、おススメです。(28歳 男性 会社員)

出張の時新幹線や飛行機の中でお勧めです、とても落ち着くので。(34歳 男性 会社員)

4位「子どもたちは夜と遊ぶ」3票

始まりは、海外留学をかけた論文コンクール。幻の学生、『i』の登場だった。大学受験間近の高校3年生が行方不明になった。家出か事件か。世間が騒ぐ中、木村浅葱だけはその真相を知っていた。「『i』はとてもうまくやった。さあ、次は、俺の番――」。姿の見えない『i』に会うために、ゲームを始める浅葱。孤独の闇に支配された子どもたちが招く事件は、さらなる悲劇を呼んでいく。

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読者の声

受験生の思想から始まる残虐な殺人ゲームの行方を息もつかせぬストーリーで読ませるところが面白い。(47歳 男性 会社員)

ほの暗い少女マンガとミステリーを合わせたような作品で、こんなにも続きを望んだ作品はありません。とある登場人物の愛おしさに涙しました。大好きです。(32歳 女性 会社員)

一言で言えばダーティです。重く陰鬱な内容なのに、心理描写が見事なためページを捲る手が止まりませんでした。(26歳 男性 会社員)

4位「凍りのくじら」3票

藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、その作品を愛する父が失踪して5年。高校生の理帆子は、夏の図書館で「写真を撮らせてほしい」と言う1人の青年に出会う。戸惑いつつも、他とは違う内面を見せていく理帆子。そして同じ頃に始まった不思議な警告。皆が愛する素敵な“道具”が私たちを照らすとき――。

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読者の声

ドラえもんへの想いが詰まったストーリーと言うなかなか他にはない面白さが目を引きました。(47歳 男性 会社員)

芦沢理帆子が、接する人たちや周りのものに対して、「少し」と名付けてしまう、どことなく不甲斐ない心の底を感じさせてくれるのが、葛藤した様子を味わえて、おススメです。(28歳 男性 会社員)

ファンタジーのような恋愛小説のような、なんとも不思議な小説でした。ドラえもんエピソードと絡めて話が進んでいくのが面白かったです。(27歳 女性 主婦)

5位「島はぼくらと」2票

この島の別れの言葉は「行ってきます」。きっと「おかえり」が待っているから。瀬戸内海に浮かぶ島、冴島。朱里、衣花、源樹、新の四人は島の唯一の同級生。フェリーで本土の高校に通う彼らは卒業と同時に島を出る。ある日、四人は冴島に「幻の脚本」を探しにきたという見知らぬ青年に声をかけられる。淡い恋と友情、大人たちの覚悟。旅立ちの日はもうすぐ。別れるときは笑顔でいよう。

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読者の声

きらきらとした青春を送る学生たちの姿が眩しくて、自分が学生の頃を思い出して懐かしい気持ちになります。(29歳 女性 主婦)

瀬戸内海に浮かぶ小さな孤島で、高校生たちが、青春を謳歌する様子を見られる点で、気に入っています。その上、進路選択に迫られるのも、過去の自分を見返すようで、おススメできます。(28歳 男性 会社員)

5位「本日は大安なり」2票

企みを胸に秘めた美人双子新婦、プランナーを困らせるクレーマー夫妻、新婦に重大な事実を告げられないまま、結婚式当日を迎えた新郎……。人気結婚式場の一日を舞台に人生の悲喜こもごもをすくい取る。

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読者の声

同じ結婚式場で結婚式を挙げた4組のカップルの姿を描く少し変わったコメディー作品。(47歳 男性 会社員)

只者ではない新婦、何かといちゃもんを付ける夫婦等、結婚式場内で繰り広げられる人々の思惑が交差する様子を見られる点が、面白みを感じさせてくれます。(28歳 男性 会社員)

5位「盲目的な恋と友情」2票

タカラジェンヌの母をもつ一瀬蘭花(いちのせらんか)は自身の美貌に無自覚で、恋もまだ知らなかった。だが、大学のオーケストラに指揮者として迎えられた茂実星近(しげみほしちか)が、彼女の人生を一変させる。茂実との恋愛に溺れる蘭花だったが、やがて彼の裏切りを知る。五年間の激しい恋の衝撃的な終焉。蘭花の友人・留利絵(るりえ)の目からその歳月を見つめたとき、また別の真実が――。男女の、そして女友達の妄執を描き切る長編。

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読者の声

嫉妬、羨望、依存と恋愛と友情を絡めて深く描かれています。背筋がぞっとする場面もあり読み応えがありました。(30歳 女性 会社員)

一瀬蘭花が、恋の芽生えを覚えて、指揮者の茂実に恋心を抱くのにもかかわらず、後々、裏切りを受けてしまう残酷さを見られる点で、気に入っています。(28歳 男性 会社員)

6位「オーダーメイド殺人クラブ」1票

クラスで上位の「リア充」女子グループに属する中学二年生の小林アン。死や猟奇的なものに惹かれる心を隠し、些細なことで激変する友達との関係に悩んでいる。家や教室に苛立ちと絶望を感じるアンは、冴えない「昆虫系」だが自分と似た美意識を感じる同級生の男子・徳川に、自分自身の殺害を依頼する。二人が「作る」事件の結末は――。少年少女の痛切な心理を直木賞作家が丹念に描く、青春小説。

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読者の声

思春期のよくある感覚というのがリアルに感じられ、タイトルを見てどうなってしまうのかハラハラでした。とても文書が、読みやすく入りやすい世界だと思います。(31歳 女性 主婦)

6位「クローバーナイト」1票

小さな会計事務所で働く鶴峯裕(つるみねゆう)は同い年の妻・志保(しほ)と共働き、4歳の長女・莉枝未(りえみ)ともうすぐ2歳になる長男・琉大(りゅうだい)を保育園に預け、バタバタの日々を過ごしている。そんな鶴峯家に、ママ友、パパ友から子育てにまつわる難題と謎が押し寄せる! そして事件はとうとう鶴峯家にも――。裕は数々の謎を解き、育児の問題も解決して、家族の幸せを守れるのか!?

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読者の声

共働き夫婦が4歳の娘と2歳の息子が通園する、保育園での保護者との出会いを中心に、子育をしていく上での大変さを書いているところが、同じ子育て世代である自分と重なり共感しました。(45歳 男性 会社員)

6位「スロウハイツの神様」1票

人気作家チヨダ・コーキの小説で人が死んだ――あの事件から10年。アパート「スロウハイツ」ではオーナーである脚本家の赤羽環とコーキ、そして友人たちが共同生活を送っていた。夢を語り、物語を作る。好きなことに没頭し、刺激し合っていた6人。空室だった201号室に、新たな住人がやってくるまでは。

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読者の声

ファンタジーも入り混じった不思議な物語。別世界に誘われる雰囲気があります。(47歳 男性 会社員)

6位「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ」1票

地元を飛び出した娘と、残った娘。幼馴染みの二人の人生はもう交わることなどないと思っていた。あの事件が起こるまでは。チエミが母親を殺し、失踪してから半年。みずほの脳裏に浮かんだのはチエミと交わした幼い約束。彼女が逃げ続ける理由が明らかになるとき、全ての娘は救われる。著者の新たな代表作。2013年おすすめ文庫王国 エンターテインメント部門 第1位。

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読者の声

仲の良かった母と娘、親子の間に殺人をするほどのこのような心の葛藤があったのか仲の良かった母と娘、親子の間に殺人をするほどのこのような心の葛藤があったのか?それぞれの心情の動きが非常に面白い。(47歳 男性 会社員)

6位「ハケンアニメ」1票

監督が消えた!?

伝説の天才アニメ監督・王子千晴が、9年ぶりに挑む『運命戦線リデルライト』。プロデューサーの有科香屋子が渾身の願いを込めて口説いた作品だ。同じクールには、期待の新人監督・斎藤瞳と次々にヒットを飛ばすプロデューサー・行城理が組む『サウンドバック 奏の石』もオンエアされる。ハケンをとるのは、はたしてどっち? そこに絡むのはネットで話題のアニメーター・並澤和奈、聖地巡礼で観光の活性化を期待する公務員・宗森周平……。ふたつの番組を巡り、誰かの熱意が、各人の思惑が、次から次へと謎を呼び新たな事件を起こす! 熱血お仕事小説。

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読者の声

アニメ制作に奮闘する様子が、エンターテインメント業界の裏側を知れるようで、こんなにも多忙な1日をこなすのかという、知り得なかった現実を把握できる点で、おススメです。(28歳 男性 会社員)

6位「ふちなしのかがみ」1票

この学校の花子さんは、音楽室から飛び降り自殺した少女の霊です。花子さんは階段に棲んでいて、一生懸命掃除すれば会うことができます。でも、彼女がくれる食べ物や飲み物を口にしてはいけません。嘘をついてもいけません。さもないと――。おまじないや占い、夢中で話した「学校の七不思議」、おそるおそる試した「コックリさん」。青春ミステリの旗手・辻村深月の新境地、懐かしくって怖い現代の怪談。

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読者の声

短編小説で読みやすい。みんなが子供の時に聞いた学校の七不思議のお話もあり面白いです。(45歳 女性 主婦)

6位「ぼくのメジャースプーン」1票

ぼくらを襲った事件はテレビのニュースよりもっとずっとどうしようもなくひどかった――。ある日、学校で起きた陰惨な事件。ぼくの幼なじみ、ふみちゃんはショックのあまり心を閉ざし、言葉を失った。彼女のため、犯人に対してぼくだけにできることがある。チャンスは本当に1度だけ。これはぼくの闘いだ。

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読者の声

一風変った能力や法則に従ったゲームのミステリーが目新しいと思います。(47歳 男性 会社員)

6位「ロードムービー」1票

運動神経抜群で学校の人気者のトシと気弱で友達の少ないワタル。小学五年生の彼らはある日、家出を決意する。きっかけは新学期。組替えで親しくなった二人がクラスから孤立し始めたことだった。「大丈夫、きっとうまくいく」(「ロードムービー」)。いつか見たあの校舎へ、懐かしさを刺激する表題作他、4編(「街灯」/「道の先」/「トーキョー語り」/「雪の降る道」 )収録。

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読者の声

リーダー気質あふれるトシと、人見知りなワタルという、相反する違うタイプの少年同士が、家出を決行するシーンに惹かれて、少年時代を懐古できる点で、おススメです。(28歳 男性 会社員)

6位「昨日の影踏み」1票

あるホラー作家のもとに送られてきた手紙には、存在しない架空の歌手とラジオ番組のことが延々と綴られていたという。編集者たちの集まりによると、チェーンメールのように、何人かの作家にも届いているという。かくいう私にもその手紙は届いていた。その手紙のことを調べるうちに、文面の後ろのほう、文字が乱れて読み取れなくなっていた部分が、徐々に鮮明になってきている……。ある日、友人作家が手紙のことで相談があると言ってきた。なんと、その手紙、サイン会で手渡しされたという。誰がその人物だったかはわからない。けれど、確実に近づいてきているーー。

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読者の声

何気ない日常で起こる不可解な現象が、よくよく考えてみると、恐ろしさを感じさせてくれ、物語に吸い込まれる頼もしさがあります。(28歳 男性 会社員)

6位「太陽の坐る場所」1票

高校卒業から10年。クラス会で再会した仲間たちの話題は、人気女優となったクラスメートの「キョウコ」のこと。彼女を次のクラス会に呼び出そうと目論む常連メンバーだが、彼女に近づこうと画策することで思春期の幼く残酷だった“教室の悪意”が、まるでかさぶたを剥がすようにじわじわと甦り、次第に一人また一人と計画の舞台を降りてゆく……。28歳、大人になった男女5人の切迫した心情をそれぞれの視点から描き、深い共感を呼び起こす。圧巻の長篇心理サスペンス。

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読者の声

高校時代に犯した過ちを、どのように捉えるか、主人公の2人の女性の心の動きが非常に面白い。(47歳 男性 会社員)

6位「朝が来る」1票

第147回直木賞、第15回本屋大賞の受賞作家が到達した新境地!

長く辛い不妊治療の末、栗原清和・佐都子夫婦は、民間団体の仲介で男の子を授かる。朝斗と名づけた我が子はやがて幼稚園に通うまでに成長し、家族は平穏な日々を過ごしていた。そんなある日、夫妻のもとに電話が。

それは、息子となった朝斗を「返してほしい」というものだった――。自分たちの子供を産めずに、特別養子縁組という手段を選んだ夫婦。中学生で妊娠し、断腸の思いで子供を手放すことになった幼い母。それぞれの葛藤、人生を丹念に描いた、胸に迫る長編。

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読者の声

子供をテーマとした親の葛藤を描くミステリーが非常に心を惹かれる作品。(47歳 男性 会社員)

6位「名前探しの放課後」1票

依田いつかが最初に感じた違和感は撤去されたはずの看板だった。「俺、もしかして過去に戻された?」動揺する中で浮かぶ1つの記憶。いつかは高校のクラスメートの坂崎あすなに相談を持ちかける。「今から俺たちの同級生が自殺する。でもそれが誰なのか思い出せないんだ」2人はその「誰か」を探し始める。

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読者の声

タイムトラベルをテーマにした高校生の物語で、物語を通じて成長する高校生の様子が印象的。(47歳 男性 会社員)

6位「傲慢と善良」1票

婚約者・坂庭真実が忽然と姿を消した。その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。生きていく痛みと苦しさ。その先にあるはずの幸せ──。2018年本屋大賞『かがみの孤城』の著者が贈る、圧倒的な恋愛小説。

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読者の声

現代の恋愛において自分の価値観が浮き彫りになる。主人公の女性の隠しきれない傲慢さにはモヤッとするものがあるけど、このモヤモヤは自分にもかぶる部分があるからなのかも?と思った。(24歳 女性 会社員)

まとめ

いかがでしたでしょうか。辻村深月のおすすめ小説をランキング形式で紹介しました。ぜひ作品を手に取って読んでみてください。

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