井沢 元彦おすすめ作品15選【読書好き38人の声を集めました】

井沢 元彦の作品の中から、読書好き35人におすすめ1冊選んでもらいランキング形式でまとめました。ぜひ選ぶときの参考にしてください。

「猿丸幻視行」9票

奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞くときぞ秋は悲しき―百人一首にも登場する伝説の歌人、猿丸太夫が詠んだ歌に秘められた謎。そして“いろは歌”に隠された千年の暗号とは?

友人の不可解な死に遭遇した、後の民俗学の巨人・折口信夫の若き日の推理が、歴史の深い闇をあぶりだす。江戸川乱歩賞受賞の永遠の傑作。

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読者の声

歴史ミステリーで、有名な歌人にまつわる事件が起こるので、歴史小説好きの方なら必読です。(38歳 男性 会社員)

民俗学的ミステリーです。なかなか難しそうな謎解きも出て来ますが、展開の面白さに惹かれます。(65歳 男性 無職)

明治42年の日本を舞台に、折口信夫が万葉仮名で記された猿丸額といろは歌に隠された意味を解読していく暗号小説で非常に複雑だが面白い(39歳 男性 会社員)

猿丸額といろは歌に隠れた意味を解読するというのが面白く、歴史ミステリーとしても惹き込まれる作品。(26歳 男性 パート・アルバイト)

1909年の日本が舞台で猿丸額といろは歌に隠れた意味を解いていくのが面白いですし、歴史ミステリーものとしての要素もあって惹き込まれます。(26歳 男性 パート・アルバイト)

父が読んでいた。歴史ミステリーはロマンがあり、とても興味深い。(35歳 男性 会社員)

事件の真相を追求しながらもいろは歌に隠された暗号の謎を解くといった歴史ミステリーの世界にに引き込まれていく。(44歳 男性 会社員)

名刑事が現場に残された猿丸額といろは歌をヒントに謎を解決するミステリー。(25歳 男性 会社員)

ミステリーのプロットもさることながら、奇想天外な設定も面白い。(21歳 男性 学生)

「逆説の日本史」9票

タブーに近かった空白の古代史の謎を大胆な推理で解明。日本史の常識を覆す全日本人必読の新・日本史!

日本人の「わ」の精神のルーツは?宮内庁が天皇陵の学術調査を拒み続けるのはなぜか? タブーに近かった空白の古代史の謎を大胆な推理で解明し、歴史学界の旧弊と教科書教育的な「日本史の常識」を覆す。

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読者の声

「祟り」これを昔の日本人は恐れた。最強にして最悪なのが崇神帝である。そして、古墳発掘も推進すべき。という。(55歳 男性 会社員)

学校で習った歴史的事実に別の解釈を与えることで、想像が膨らみワクワクしながら読み進めることが出来ます。(45歳 男性 無職)

史実を作者の独自の観点から解釈しているので、歴史好きには新たな歴史の解釈ができて楽しめるからおすすめです。(38歳 男性 会社員)

穢れ(けがれ)という概念から日本史を見る点は新鮮でした。シリーズを色々見るのは楽しいと思います。(33歳 男性 自営業)

歴史を学ぶことの面白さを教えてくれる小説です。とても内容がいいです。(39歳 男性 会社員)

史料絶対主義から真っ向から対立する日本史を展開。今までの日本史に物足りなさを感じている方は是非。(29歳 女性 会社員)

日本語を廃止し、英語を母国語にする計画などが本当に考えられていた時代の開設がしてあり、興味を持って読むことができました。(46歳 男性 会社員)

「逆説の日本史: 官僚政治と吉宗の謎」
徳川幕府が長続きしたのは多くの闇があったと分かって政界は恐ろしいと分かりました。(44歳 女性 団体職員)

「逆説の日本史 1 古代黎明編: 封印された[倭]の謎」
教科書ではわからない日本史の空白部分に迫っていて、とても面白い。(36歳 女性 団体職員)

「学校では教えてくれない日本史の授業」6票


国譲り神話の裏側、武士誕生の秘密、徳川幕府滅亡の原因、大本宮発表の心理など、目からウロコ!の12講義。

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読者の声

観点の違う歴史がとても勉強になりますし、とても面白い作品でした。(38歳 男性 会社員)

その時代を生きた人々のリアルな思考や感覚を感じさせてくれる所がお薦めです。(42歳 男性 会社員)

日本史全体を見通しながら各時代に起こったことを丁寧に描いています。井沢元彦の作品が初めてという人でも読みやすい作品です。(20歳 女性 学生)

この本はタイトル通り教科書だけではわからないことをいろいろな視点から教えてくれます。教科書読んで出てくる疑問点を解決してくれて面白くてためになる本です。(20歳 男性 パート・アルバイト)

本の歴史とは何だったのか、という問題意識が持てるとてもいい小説です。(41歳 女性 パート・アルバイト)

学校で習うのとはまた違う視点で、史実の時代背景を知ることができます。歴史小説が好きな方はもちろんのこと、苦手な方でも読みやすい作品になっています。(40歳 男性 パート・アルバイト)

「逆説の世界史」2票

ピラミッドの建造技術を断絶させた言霊信仰、「ファラオの墓」という定説の大いなる矛盾、中華文明を600年も停滞させた儒教社会の呪縛ほか、全世界必読の文明論。

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読者の声

世界の文明がどうやって起きてどのような道筋をたどってきたのかがこと細かく書かれていて興味深い。(20歳 女性 無職)

文明の栄華から転落までを15年間かけて筆者が編み出した視点から解説する作品。(27歳 女性 主婦・主夫)

「「日本」人民共和国」2票

本書は、光文社より1996年に単行本として刊行された『「日本」人民共和国』に、新たに、百田尚樹氏との対談(「歴史通」2017年4月号)、「新装版のためのあとがき」を加え、改題改訂した新版です。

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読者の声

違う方を選らんでいたらきっと今の私は違う感じになっていて・・・というそんなことを何か決断する時の人の想いが繊細に描かれている点です。(27歳 男性 団体職員)

パラレルワールドに仮託して表現される、社会主義体制の恐怖とその批判(56歳 男性 無職)

「復活一九八五」1票

読者の声

世界征服を企む大富豪とそれを阻止するべく立ちはだかるニンジャの末裔の戦いがスリリング。(49歳 男性 パート・アルバイト)

「覇者」1票

「欲目―人は欲をもって物を見ると正しい判断ができなくなる」武田信玄は、亡き山本勘助の“軍略の極意”を思い出した。浜松城に篭城する徳川家康をおびき出す秘策が決まった瞬間だ。三方ヶ原で完膚無きまでに家康を敗り、さらに京を目指す信玄だったが…。

「三年間、わが喪を秘せ」と遺言した信玄の深謀遠慮とは何だったのか?信濃戦雲録第二部の開幕。

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読者の声

「逆説の日本史」でブームとなった作者で、一時期、彼の作品をまとめ読みしていました。「覇者(上・下)」は誰もが好きな戦国時代が舞台で、これまた人気のある戦国武将、武田信玄が主人公であるため『目新しくないかなぁ』と読み始めましたが、伊沢独特の切り口で引き込まれました。信玄と山本勘助の絆を描いた部分が特に印象的でした。(54歳 男性 パート・アルバイト)

「天皇の日本史」1票

天皇はなぜ日本で一番偉いのか。皇帝でも国王でも君主でもない、日本独自の「天皇」はどのように生まれ、歴史にどんな影響を与えてきたのか。神武・継体・持統・後白河・正親町・孝明・昭和ほか、キーとなる54人を選び、現代まで続く日本史の大きな因果関係のなかで、その事績を読み解く。

通説やタブーを乗りこえ、従来の歴史教育が無視してきた事実と常識を学び直す「この国のかたち」を知るための歴史入門講義。「歴代天皇一覧」付き。

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読者の声

歴史の教科書には紹介されない日本の天皇文化について歴史の見方ができるかも知れません。(48歳 女性 主婦・主夫)

「邪神復活 -忍者レイ・ヤマトの目覚め-」1票

数百年の歴史をもつ、世襲のスパイ集団―忍者。あらゆる体術と幅広い学問知識、最先端の科学知識を会得した大和零は、伊賀忍者の末裔であったが、平和な日本において、忍者としての自分の存在意義に悩んでいた。

そんなある日、ヴァチカン法王庁の国務長官マルコ・マッジョーレからある調査を依頼され、零はひとりローマへ向かうことになるが…。傑作アドベンチャー第一弾。

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読者の声

歴史ifもので有名な井沢氏ですが、こちらは全くのオリジナル小説で、そのシリーズ1作名です。 現代に生き残った忍者の末裔が主人公が、人知れず巨悪に立ち向かうのですが、 主人公自身が決して幸福ではないあたり、中々に切ないです。(50歳 男性 会社員)

「死ぬまでの僅かな時間」1票

表と裏の顔をもつ二人の男がいる。秘密の部屋で花形女子アナウンサーを飼育するゲームクリエーター・宝城哲。つぎつぎと若い女を凌辱しては殺すサディスト・甚目寺涼太。被害者たちは偶然、殺されたわけではないはずだ。挑戦状を受け取った宝城が思いついた驚くべき殺人ルールとは!?興奮の長編ミステリー。

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読者の声

ミステリアスな雰囲気が漂う猟奇的な殺人をテーマにした題材であり、ややグロさはあるものの興味深いルールが組み込まれていたりと引き込まれていく空気が面白い。(35歳 男性 会社員)

「五十万年の死角」1票

太平洋戦争開戦の日、日本軍は、北京の医大研究施設を急襲した。貴重な文化財である、北京原人の化石骨を接収するためだった。ところが、めざすものはすでに、金庫から消えていた。何者が持ち出したのか?

化石骨を追い、日本軍、中国共産党、国民党などの激しい暗闘が始まる。壮大なサスペンス横溢の、第22回江戸川乱歩賞作受賞作品。

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読者の声

歴史上の人物が登場するミステリーはなかなかないのでおすすめです。(21歳 女性 無職)

「義経はここにいる」1票

「ヨシツネに殺される」謎の言葉を残し森川義行が失踪した。彼は佐倉財閥令嬢の婚約者。そして婚約披露の日、会場に送られた一斗樽から森川の首が!義経の悲劇の再来か!?『逆説の日本史』の著者が独自の解釈で描いた傑作長篇ミステリー。

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読者の声

盛岡で商売をしている主人公の跡取りの騒動での殺人事件にからむ古美術商が、義経の死に隠された謎を解いて行くあらすじです。1200年前に起こった事を作者は引き合いに出している所が面白いです。(58歳 女性 主婦・主夫)

「疫病の日本史」1票

新型コロナウイルス対策では中国や欧米諸国のようなロックダウンも行わず、世界中から「ゆるい」と指摘されていた日本。にもかかわらず、結果的には感染者・死者の数も世界的に低い数字で抑えられ、その衛生文化について注目が集まっています。

本書は「ペスト」など世界で流行した歴史上の感染症のうち、日本で大流行しなかった疫禍を取り上げ、それがなぜなのかということを探るとともに、日本で大流行した「結核」その他の疫病が、日本史上、どのような政変をもたらしたのかについてまとめた一冊です。

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読者の声

この本は、日本を襲ってきた疫病が日本人にどんな影響を与え歴史をどのように動かしてきたかを書いている。(37歳 女性 主婦・主夫)

「ユダヤ・キリスト・イスラム集中講座」1票

テロ、パレスチナ・イスラエル問題、アメリカの世界戦略…激動の現代を理解するには宗教を知ることが必要不可欠である。各宗教の代弁者にインタビューを試み、世界を動かす一神教をわかりやすく解説した、鋭い洞察力が冴え渡る宗教講座。

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読者の声

各宗教(三大)について私たちはどこまで理解してるか、争いまでおこるのか、それらをしりたく拝読しました。結論からすれば、宗教、政治、文化、時代背景は密接な関係がある。本書には知っておかなくては(根底を)ならない内容がたくさん明記されています。ユダヤ・キリスト・イスラム教の原点を理解することで現世を深く知ることができます。(54歳 男性 会社員)

「なぜ日本人は、最悪の事態を想定できないのか 新・言霊論」1票

悪い事態を想定すると現実になる、「事故が起こる」と言えば実際に起こるから、口にしないし、考えもしない。この考え方は「言霊」の力によるもので、日本人は今も、その支配下にあり、これがある以上、危機管理はできない。

福島第一原発で、事故への備えがまったくなかったのはなぜか?この謎を解く鍵も「言霊」にあった。永年、「言霊」の弊害を唱えつづけてきた著者は、二十一世紀になっても、政治、経済、社会、報道、あらゆる分野でまったく変わっていない日本の現状に、あらためて警鐘を鳴らす。 

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読者の声

言霊。このキーワードを元に日本固有の行動原理の存在を、あらためて教えてくれています。(42歳 男性 会社員)

まとめ

いかがでしたでしょうか。井沢 元彦のおすすめ作品を紹介しました。ぜひ作品を手に取って読んでみてください。

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