恩田陸おすすめ小説ランキング17選【読書好き67人の声を集めました】

恩田陸は1964年生まれの女性小説家。恋愛もの、青春もの、ミステリーなど様々なジャンルを書いていて、作品によって趣が違ってきます。

この記事では、そんな恩田陸のおすすめ小説を、読書好き67人の声をもとにしたランキング形式で紹介します。

1位「蜜蜂と遠雷」17票

近年その覇者が音楽界の寵児となる芳ヶ江国際ピアノコンクール。自宅に楽器を持たない少年・風間塵16歳。かつて天才少女としてデビューしながら突然の母の死以来、弾けなくなった栄伝亜夜20歳。楽器店勤務のサラリーマン・高島明石28歳。完璧な技術と音楽性の優勝候補マサル19歳。天才たちによる、競争という名の自らとの闘い。その火蓋が切られた。

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読者の声

文章で音楽を聴けるような所がとても良いです。文章で音楽を表現するのは実際にその音を聴いたり奏でたりした事がないとなかなか難しい事だと思うが著者は見事に表現しています。(31歳 男性 自営業)

ピアノに生活の大半を捧げプロピアニストとして成功しようとする若者たちの姿には素直に感情移入させられてしまいましたし、恩田さんのボキャブラリー豊富な表現力のせいか演奏シーンの描写も迫力を感じました。(42歳 男性 自営業)

日頃、音楽やピアノに触れることのない人間でも、ピアノ演奏の魅力に引き込まれていきます。読んでいると本当にピアノの音が聞こえてくるようです。(19歳 女性 学生)

登場人物の様々な関係が入念に描かれている事が一番のおすすめポイント(30歳 男性 パート・アルバイト)

「音楽」という文章で表現するには一番難しいと思われる点をあらゆる比喩表現・描写を尽くして見事に表現してみせている点。(26 男性 自営業)

音楽の世界がテーマで、昔ピアノを一生懸命に習っていたことを思い出しました。(29歳 女性 主婦・主夫)

この本のように音楽が聞こえてくるように感じた作品は初めてでした。また、登場人物もそれぞれ個性的かつ魅力的で、分厚い本ですがあっという間に読んでしまいました。(46歳 男性 会社員)

世界的ピアノコンクールが舞台の本作ですが、おすすめのポイントはとても多くの登場人物を舞台設定に沿った緻密な視点で描き分ける点です。ピアニスト、審査員、舞台スタッフ、観客。登場人物それぞれを主人公と思い応援したくなるほど人物の心情描写が緻密で世界観に強く引き込む作風は恩田陸作品の魅力であると思います。(25歳 男性 会社員)

文字を読んでいるだけなのに、実際にコンクール会場にいて演奏を聴いているように思える表現がすごかったです。音楽の渦の中にいるような感覚でした。(34歳 女性 主婦・主夫)

音楽が文字から溢れ出してきて、疾走感溢れるストーリーがとてもいいです。(25歳 女性 会社員)

私もピアノを弾くので感情移入できました。ピアノに興味がない人でも惹き込まれると思います。(50歳 女性 会社員)

色んな環境の人たちがピアノコンクールに向けての悩みや願望などを持ち競い合う姿勢が興味深いです。(63歳 女性 会社員)

とにかく美しい物語です。音楽好きな人にはより楽しめる作品です。(45歳 女性 主婦・主夫)

ピアノに詳しくない私でも、まるで弾いたことがあるかのように楽しめ、気持ちを共感できる作品です。文字でここまで表現できることに感動します。(44歳 女性 会社員)

それぞれのピアノへの向き合い方とそれに関する物語がありそれが繋がったとき更に引き込まれてしまいました。(27歳 男性 会社員)

ピアノコンクールの様子が映像のように流れ、まるで音楽を聴いているかのような気分になりました。心理描写も丁寧に描かれていて、長編ですが一気に読んでしまいまいした。(30歳 女性 会社員)

まるで文字から音が鳴っているような美しい文章です。音の響きをここまで描写できてる作品はないと思います。(50歳 女性 主婦・主夫)

2位「夜のピクニック」16票

夜を徹して八十キロを歩き通すという、高校生活最後の一大イベント「歩行祭」。生徒たちは、親しい友人とよもやま話をしたり、想い人への気持ちを打ち明け合ったりして一夜を過ごす。そんななか、貴子は一つの賭けを胸に秘めていた。三年間わだかまった想いを清算するために―。今まで誰にも話したことのない、とある秘密。

折しも、行事の直前にはアメリカへ転校したかつてのクラスメイトから、奇妙な葉書が舞い込んでいた。去来する思い出、予期せぬ闖入者、積み重なる疲労。気ばかり焦り、何もできないままゴールは迫る―。

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読者の声

話は一日だけの出来事なのですが、高校生の微妙な心理がとても繊細に描かれています。読みやすいので、あっという間に読み終わりました。(39歳 女性 パート・アルバイト)

恩田陸さんの代表作で、誰もが経験した青春時代のもどかしさや刹那性が懐かしくも心地良く感じる傑作です。(30歳 男性 会社員)

学生時代、私の学校にも似たような行事がありましたが、当時は男子校のため、トキメキはありませんでした。共学になった今はトキメキがあるのかなと思うと、より一層せつなくなりました。(43歳 男性 会社員)

世界観が美しくもノスタルジックで幻想的な内容に惹かれてしまいます。(39歳 女性 無職)

高校生の心の成長と悲哀が見事に描写されていて、その純粋な世界観に引き込まれるところが魅力です。(43歳 男性 自営業)

実際に北海道大学で夜のピクニックをしていると聞いて、興味を持って読めた。(39歳 女性 会社員)

深みのある人間を描けているので凄い引き込まれます。メッセージ性も強いので心に残る小説。(27歳 男性 会社員)

自分の学生時代このようなイベントがあったらどうだっただろうと考えつつ、青春時代を懐かしく思えるところが好きです。(33歳 女性 主婦・主夫)

学校行事の中で複雑な家庭問題、男女の恋愛の物語が展開するの青春ストーリーで共感できます。(31歳 男性 会社員)

全校生徒が24時間かけて80kmを歩く高校の伝統行事「歩行祭」というものがある。この舞台で交わされる人間ドラマがお気に入りである。(25歳 男性 会社員)

80kmもの道のりを、24時間かけて歩く高校行事の中で繰り広げられる、繊細な年代ならではのヒューマンドラマに胸を打たれました。(27歳 女性 会社員)

青春時代のことを思い出してノスタルジーの浸れるので好きな作品です。(39歳 男性 パート・アルバイト)

青春と先が読めないちょっとしたヒューマンミステリーで劇中が一晩とは思えないほどの濃密な内容で夢中で読めます。(31歳 女性 無職)

高校生活最後のイベントに臨む女子高校生の心の機微が切ないほど細やかに描かれていて心に静かな余韻を残します。(59歳 男性 自営業)

子どもたちが主人公の小説でありながら、大人でも十分楽しめるような造りになっているところが良いと思います。(43歳 男性 会社員)

3位「六番目の小夜子」6票

津村沙世子――とある地方の高校にやってきた、美しく謎めいた転校生。高校には十数年間にわたり、奇妙なゲームが受け継がれていた。三年に一度、サヨコと呼ばれる生徒が、見えざる手によって選ばれるのだ。そして今年は、「六番目のサヨコ」が誕生する年だった。学園生活、友情、恋愛。やがては失われる青春の輝きを美しい水晶に封じ込め、漆黒の恐怖で包みこんだ、伝説のデビュー作。

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読者の声

学園系ホラーとしては本当に質がよく、じわじわと迫ってくるような怖さの描写が上手です。(37歳 男性 会社員)

「小夜子」という見知らぬ少女になると運命の扉が開かれるという中学校という場所ならではの神秘性がある作品。ファンタジーでありながらミステリー。個人的には体育館で行われた生徒全員参加、前代未聞の「小夜子」の朗読劇が最高でした。(39歳 女性 主婦・主夫)

風変わりな「学校怪談」がある地方都市の高校で、転校生である「小夜子」を中心に、学校の謎を解く青春ホラーミステリーです。ホラーとしては怖さが薄いですが、学校だからこそ成立する「怖さ」と「侘しさ」があり、また小夜子自身の「謎」も含めて、こんな高校生活を送りかかったと切なくなる作品でもあります。(44歳 女性 主婦・主夫)

不気味な雰囲気もあり、小夜子とは何なのかと言うことが気になりどんどん読み進めてしまうところがおすすめです。(20歳 女性 学生)

ものすごくホラーな話だという感じではなく、何とも言い難い違和感と恐怖感が読者をどんどん読み進めさせるところが不思議な魅力です。(29歳 女性 無職)

サヨコという名前の女学生が代々引き継がれていくが、当人同士しか知らない奇妙なゲームが誰にもわからず進行していくストーリーが斬新です。(62歳 男性 会社員)

4位「光の帝国」4票

穏やかで、知的で、権力への志向を持たずにひっそりと生きる人々。時を超えてよみがえる風景。彼らが生かされている場所と帰るべきところは?あなたのまわりにも彼らはいる。不思議な能力を持つ一族の物語。

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読者の声

不思議な力を持つ常野一族が妙にリアルで、現実にもそういった一族、あるいは人が暮らしているかもしれないという広がりにワクワクが止まりません。(51歳 女性 主婦・主夫)

タイトルは同テーマの連作短編一作ですが不思議な力を持って静かに生きる一族が描かれます。優しく素朴な一族の孤独や過去の悲劇に胸が刺されるようです。(52歳 女性 自営業)

異能を持つ一族を主人公とする短編集で、それぞれの世界が少しずつ繋がっています。全編に共通するのは異能を持つがゆえの苦悩と戸惑い、そしてそれを乗り越えようとする強さが描かれている点です。自分には見えないだけで実は日常の中に異能者がいるのではないか、と思えるような作者の筆力が素晴らしいです。(32歳 女性 自営業)

この1冊から始まる「常野」のシリーズが好きです。不思議な力を持っている分、やさしい人々が丁寧に描かれています。疲れた時に読み返したくなる一冊です。(33歳 女性 会社員)

5位「麦の海に沈む果実」3票

三月以外の転入生は破滅をもたらすといわれる全寮制の学園。二月最後の日に来た理瀬の心は揺らめく。閉ざされたコンサート会場や湿原から失踪した生徒たち。生徒を集め交霊会を開く校長。図書館から消えたいわくつきの本。理瀬が迷いこんだ「三月の国」の秘密とは?この世の「不思議」でいっぱいの物語。

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読者の声

非現実的な閉鎖された特殊な学校で起こる出来事と、記憶を無くした主人公がどう関りがあるのか、ハラハラしながら読み進めていける所です。(34歳 女性 パート・アルバイト)

読み心地はミステリーのようで、読了後の余韻がたまりません。真相がとても好きです。記憶を消してもう一度読みたい作品です。(32歳 女性 会社員)

キャラクターが男女でカッコいいし可愛い(美しい)ところが魅力的です。舞台が隔離された孤島なので陰気なところもミステリー的に面白い。(29歳 男性 無職)

5位「ドミノ」3票

迫りくるタイムリミットもつれあう28のマトリクス。必死の思いでかけまわる人々が入り乱れてぶつかりあって倒れ始めたドミノはもう、誰にも止められない。 –このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

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読者の声

偶然がドラマを生むドミノ現象が面白おかしく書かれている点が非常に良いと思います。(44歳 男性 会社員)

登場人物が圧倒的に多いです。それでいて全てが繋がっているというハチャメチャな物語です。コメディ色が強く読み易い点もお勧めです。(27歳 男性 会社員)

恩田陸らしさは少ないものの、エンターテイメント満載でとても読みやすい。(42歳 男性 自営業)

5位「チョコレートコスモス」3票

芝居の面白さには果てがない。一生かけても味わい尽くせない。華やかなオーラを身にまとい、天才の名をほしいままにする響子。大学で芝居を始めたばかりの華奢で地味な少女、飛鳥。

二人の女優が挑んだのは、伝説の映画プロデューサー・芹澤が開く異色のオーディションだった。これは戦いなのだ。知りたい、あの舞台の暗がりの向こうに何があるのかを―。少女たちの才能が、熱となってぶつかりあう!興奮と感動の演劇ロマン。

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6位「木洩れ日に泳ぐ魚」2票

あの旅から、すべてが変わってしまった。一組の男女が迎えた最期の夜明らかにされなければならない、ある男の死の秘密。運命と記憶、愛と葛藤が絡みあう恩田陸の新たな世界。 

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読者の声

なんだか不思議な感じのする小説でした。読み続けるほどに結末が気になってきます。(48歳 男性 パート・アルバイト)

ミステリーでありながら、どこかさわやかに展開されていく物語がなんともいえない。(25歳 男性 学生)

6位「ロミオとロミオは永遠に」2票

日本人だけが地球に居残り、膨大な化学物質や産業廃棄物の処理に従事する近未来。エリートへの道は唯一、「大東京学園」の卒業総代になることであった。

しかし、苛酷な入学試験レースをくぐりぬけたアキラとシゲルを待ち受けていたのは、前世紀サブカルチャーの歪んだ遺物と、閉ざされた未来への絶望が支配するキャンパスだった。やがて最下級の「新宿」クラスと接触したアキラは、学園の驚くべき秘密を目にするが…。

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読者の声

産業廃棄物の除去に追われる近未来を舞台に、エリートを育成する「大東京学園」でのアキラとシゲルの闘いを描いた作品です。いつもの恩田陸とは違う異色 な本です。(40歳 女性 パート・アルバイト)

学園モノでありながら近未来のSFと言う設定が斬新。またリーダビリティも素晴らしく、ページをめくる手が止まらない。(29歳 男性 会社員)

6位「ネバーランド」2票

舞台は、伝統ある男子校の寮「松籟館」。冬休みを迎え多くが帰省していく中、事情を抱えた4人の少年が居残りを決めた。ひとけのない古い寮で、4人だけの自由で孤独な休暇がはじまる。

そしてイブの晩の「告白」ゲームをきっかけに起きる事件。日を追うごとに深まる「謎」。やがて、それぞれが隠していた「秘密」が明らかになってゆく。驚きと感動に満ちた7日間を描く青春グラフィティ。

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読者の声

恩田陸さんらしいミステリの要素もありながら、青春小説としても楽しめます。(29歳 女性 会社員)

冬休みに男子校に通う寮生の日常で、起こる事件が興味深かったです。自分が過ごしてこなかった環境が新鮮です。(43歳 男性 自営業)

6位「ネクロポリス」2票

懐かしい故人と再会できる場所「アナザー・ヒル」。ジュンは文化人類学の研究のために来たが、多くの人々の目的は死者から「血塗れジャック」事件の犯人を聞きだすことだった。ところがジュンの目の前に鳥居に吊るされた死体が現れる。これは何かの警告か。ジュンは犯人捜しに巻き込まれていく―。

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読者の声

まさに恩田陸ワールド。ヒガンと呼ばれる死者との交流をメインとしたストーリーになっている。誰が犯人?のようにミステリー小説とも読めなくない。(31歳 男性 会社員)

内容としては現実にはありえないファンタジー色の強い作品ですが、描写に説得力があり、なんだか本当にこんな世界があるんではないかと思わされます。一気に読めてしまう作品です。(32歳 男性 パート・アルバイト)

6位「蒲公英草紙 常野物語」2票

変わりゆく日々に少女が見たのは、時を超えた約束と思い。懐かしさと切なさの魔法がきらめく感動長編。

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読者の声

日本的な舞台設定のよくできたファンタジーです。文体も読みやすく超能力などのジュブナイル的な要素を存分に楽しめます。(37歳 男性 自営業)

古きよき時代の生活がわかってほほえましいです。主人公の女の子や、村人もみんないい人で和みます。不思議な力を持つ人々が登場するのですが、この時代ならこんなこともあったのかもしれない、と思わされるような、妙に納得してしまいます。心のきれいな人たちの物語です。(37歳 女性 主婦・主夫)

7位「不安な童話」1票

「あなたは母の生まれ変わりです」大学教授秘書の古橋万由子は、二五年前に変死した画家高槻倫子の息子秒に告げられる。遺作展で、万由子は強烈な既視感に襲われ、「鋏が…」と叫んで失神したのだ。倫子もまた避暑地で、何者かに鋏で首を刺されて殺されたのだと言う。

なぜ万由子は、自分が生まれる前に死んだ倫子の記憶を持つのか。真相を追い始めた矢先、放火、脅迫、襲撃と奇妙な事件が続発した。大型女流新人が贈る新感覚サスペンス・ミステリー傑作。

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読者の声

童話と言いながらファンタジーやホラーを取り入れたちょっと怖いストーリーに引き込まれます。(47歳 男性 会社員)

7位「消滅」1票

超大型台風接近中の日本。国際空港の入管で突如11人が別室に連行された。時間だけが経過し焦燥する彼ら。大規模な通信障害で機器は使用不能。その中の一人の女が「当局はこの中にテロ首謀者がいると見ている。それを皆さんに見つけ出していただきたい」と言った。

女は高性能AIを持つヒューマノイドだった。10人は恐怖に戦きながら推理を開始する。

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読者の声

ストーリーはオムニバス的に展開するが、すべてはつながっており、ひとつのシーンを様々な角度から捉えられるところが好きなポイントです。(28歳 女性 主婦・主夫)

7位「失われた地図」1票

錦糸町、川崎、上野、大阪、呉、六本木。日本各地の旧軍都に発生すると言われる「裂け目」。かつてそこに生きた人々の記憶が形を成し、現代に蘇る。

鮎観の一族は代々、この「裂け目」を封じ、記憶の化身たちと戦う“力”を持っていた。彼女と同族の遼平もまた同じ力を有した存在だった。愛し合い結婚した二人だが、息子を授かったことから運命の歯車は狂い始め―。直木賞作家の真髄を味わえる、魅惑の幻想ファンタジー。

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読者の声

旧日本軍の亡霊と戦う男女の物語です。世界観も面白いし、ストーリーも面白い、キャラクターもたっていて、なにもかも面白いという感じです。続編を読みたくなる本です。(52歳 男性 会社員)

7位「ライオンハート」1票

いつもあなたを見つける度に、ああ、あなたに会えて良かったと思うの。会った瞬間に、世界が金色に弾けるような喜びを覚えるのよ…。17世紀のロンドン、19世紀のシェルブール、20世紀のパナマ、フロリダ。時を越え、空間を越え、男と女は何度も出会う。結ばれることはない関係だけど、深く愛し合って―。

神のおぼしめしなのか、気紛れなのか。切なくも心暖まる、異色のラブストーリー。

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読者の声

様々な時代を過ごすエドワードとエリザベス。その時が来ればきっと相手の大切さに気が付く。年齢が違っても、会ってその時が来ればとても大切なんだと気が付く。輪廻転生ってあるのだとしたら、こんなふうに人間はかけがえのない人と出会っているのかなと思います。前世とか輪廻とか信じている人にはおすすめです。(33歳 女性 主婦・主夫)

7位「ユージニア」1票

「ねえ、あなたも最初に会った時に、犯人って分かるの?」こんな体験は初めてだが、俺は分かった。犯人はいま、俺の目の前にいる、この人物だ―。

かつて街を悪夢で覆った、名家の大量毒殺事件。数十年を経て解き明かされてゆく、遺された者たちの思い。いったい誰がなぜ、無差別殺人を?

見落とされた「真実」を証言する関係者たちは、果たして真実を語っているのか?日本推理作家協会賞受賞の傑作ミステリー。

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読者の声

ドキュメンタリー形式のミステリー小説です。どんどん読みすすめるうちにハマっていく感覚になります。(25歳 女性 会社員)

まとめ

いかがでしたでしょうか。読者の声とともに恩田陸おすすめ小説をランキング形式で紹介しました。ぜひ作品を手に取って読んでみてください。

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