小路 幸也おすすめ小説11選【読書好き33人の声を集めました】

今回、読書好き33人におすすめ小説を1冊選んでもらい、その感想をまとめました。結果を人気の高い順に紹介します。

「東京バンドワゴン」15票

東京、下町の古本屋「東京バンドワゴン」。この老舗を営む堀田家は今は珍しき8人の大家族。

60歳にして金髪、伝説のロッカー我南人。画家で未婚の母、藍子。年中違う女性が家に押しかける美男子、青。さらにご近所の日本大好きイギリス人、何かワケありの小学生までひと癖もふた癖もある面々が一つ屋根の下、泣いて笑って朝から晩まで大騒ぎ。

日本中が待っていた歴史的ホームドラマの決定版、ここに誕生。

「BOOK」データベース

読者の声

今もなお続くシリーズ。登場人物がどんどん増えていくが、すべては家族。いつまでも読み続けていきたい秀作(39歳 男性 会社員)

登場人物がみんないい人ばかりで優しい気持ちになり、個人的に一人でいるのが好きだが、人との交流の温かさを知ることが出来る。(36歳 女性 会社員)

個性的な家族の物語なので、マニアックな私にとっては共感出来る部分が多いです。(42歳 男性 自営業)

大家族の古本屋さんでの人情味あふれる日常が懐かしく、あたたかい気持にさせてくれる。(50歳 女性 主婦・主夫)

明治時代から続いた下町古書店を舞台に家族間のどたばた劇が非常に愉快で面白いです。(44歳 男性 会社員)

この作品は、東京で下町と呼ばれる地区で登場人物が事件に巻き込まれながらも楽しいストーリーです。(42歳 女性 無職)

下町の古本屋に住む大家族を中心にいろいろな出来事が起きるお話です。年配の店主から小学生のひ孫まで4世代が入り乱れての賑やかな暮らしぶりが楽しいです。(58歳 女性 主婦・主夫)

サザエさんのような賑やかな家族の日常が楽しめるところが好きです。(33歳 女性 会社員)

東京は下町の古本屋「東京バンドワゴン」を舞台にして繰り広げられる、暖かいストーリー。(56歳 男性 無職)

昔懐かしいホームドラマ。そして人情とちょっとミステリーのエンタメ小説です。(58歳 男性 主婦・主夫)

古本屋が題材ということで、本にまつわる話もありながら大家族が一緒に暮らしている為日々の中でありそうなちょっとしたミステリーや食べ物の描写がほっこりする点です。(23歳 女性 会社員)

「イエローサブマリン 東京バンドワゴン」

ゆるいつながりの4つの世帯が過去、日常に起こる謎を追うストーリー(47歳 男性 会社員)

シリーズ物の最新作です。登場人物の成長に合わせたストーリーを毎年楽しみにしています。(33歳 男性 会社員)

「ヒア・カムズ・ザ・サン 東京バンドワゴン」

古本屋が舞台というのが雰囲気があって良い。笑いもあったり泣けるストーリーもあって楽しく読める作品です。(39歳 男性 無職)

「シー・ラブズ・ユー 東京バンドワゴン」

東京、下町の老舗本舗屋「東京バンドワゴン」。営む堀田家は今は珍しき8人家族(60歳 男性 主婦・主夫)

「東京公園」3票

「幼い娘と公園に出かける妻を尾行して、写真を撮ってほしい」―くつろぐ親子の写真を撮ることを趣味にしている大学生の圭司は、ある日偶然出会った男から奇妙な頼み事をされる。バイト感覚で引き受けた圭司だが、いつのまにかファインダーを通して、話したこともない美しい被写体に恋をしている自分に気づく…。

すれ違ったり、ぶつかったり、絡まったりしながらも暖かい光を浴びて芽吹く、柔らかな恋の物語。 –このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

「BOOK」データベース

読者の声

ヒロインの富永美優が一度出来上がった元恋人(物語開始時点)の志田光司との縁を粗末にしない点に好感を持てました。(29歳 男性 無職)

公園という日常の場所で、尾行と盗撮の依頼を受けるという非日常の出来事が起こるギャップがよかったです。ファインダー越しに見つめる百合香への想いの変化も素敵でした。(29歳 女性 主婦・主夫)

妻の写真を撮ってほしいと頼まれた男性が、被写体に惹かれていってしまう物語。(19歳 女性 学生)

「ホームタウン」3票

札幌の百貨店で働く行島征人へ妹の木実から近く結婚するという手紙が届いた。両親が互いに殺し合った過去を持つ征人と木実は、家族を持つことを恐れていたにもかかわらず。結婚を素直に喜ぶ征人。

だが結婚直前、妹と婚約者が失踪する。征人は二人を捜すため決して戻らなかった故郷に向かう…。家族の絆を鮮烈に描く傑作青春ロードノベル。

「BOOK」データベース

読者の声

主人公の妹が婚約者と謎の失踪をしたことから始まる物語。人間の性を描き出しているところが読みどころです。(52歳 男性 会社員)

ミステリーのような始まりですが、最後は優しい気持ちになる不思議な魅力がある作品なので好きです。(42歳 女性 パート・アルバイト)

両親の死と妹を思う兄のやさしさと周りの人が注ぐ愛情が心に響く作品になっています。(62歳 男性 会社員)

「すべての神様の十月」3票

榎本帆奈は驚いた。金曜日の夜、行きつけのバーで隣り合ったハンサムな男性は、死神だったからだ。帆奈に召喚されたという死神は、いままで一度も「幸せ」を感じたことがないらしい。なぜなら「幸せ」を感じた瞬間、死神は…(幸せな死神)。

池内雅人は貧しかった。貧乏神に取り憑かれていたのだ。ツキに見放された人生だったが、そんな人生を自ら「小吉人生」と称して楽観視していた。

一方、貧乏神には雅人に取り憑かなければならない“理由”があった。なぜなら雅人が並々ならぬ…(貧乏神の災難)ほか、4篇。神様たちの意外な目的が胸を打つ短篇集。

「BOOK」データベース

読者の声

短編小説好きにオススメ!今作は連作短篇集で「わずかな幸せ」や「小さな温もり」がポイントになります。(32歳 女性 自営業)

すべての神様に役割があることを、著者独特の滑らかな筆致で描いた綺麗な作品だと思います。(59歳 男性 自営業)

神様が身近にいるかもしれないと思えた。ほっこり幸せな気分になれる不思議な話です。(48歳 女性 主婦・主夫)

「駐在日記」2票

昭和五十年、春。神奈川県皆柄下郡の雉子宮駐在所に蓑島周平と花の新婚夫婦が赴任してきた。

女性連れで現れた指名手配の強盗犯、嵐の夜に盗まれた秘仏、急増する蛇と化け物の噂…時折起こるワケあり事件の解決のカギは、入念な捜査と少しのお節介!?元刑事のミノさんと元外科医の花さんのタッグで綴る、ハートフル連作短篇シリーズ第一弾!

「BOOK」データベース

読者の声

ほのぼのとした物語でとてもほっこりします。駐在所の警察官の奥さんの日記目線で話がすすんでいくのも新鮮でした。(30歳 女性 会社員)

作中で起きる事件は、身の回りで起きそうな現実味があるところです。(34歳 女性 会社員)

「キサトア」2票

世界的アーティストだが病気で色がわからないアーチ、朝と夜それぞれ真逆の時間に眠る不思議な双子の妹キサとトア。不便な事もあるけれど、“風のエキスパート”である父と海辺の町の愉快な仲間と共に楽しく暮らしている。

だが父の仕事が原因で一家は少し困ったことに…。やさしい四季の物語。文庫書き下ろし掌編を収録。

「BOOK」データベース

読者の声

子どものころでしか為しえないことを再認識させてくれ、日々の大切さを感じるキッカケになります。(28歳 男性 会社員)

ジブリ作品がすきなひとは、世界観に共通するものを見いだせるはず。(25歳 男性 学生)

「三兄弟の僕らは」1票

平凡で幸せな家庭に育ちながらも、突然の交通事故で両親を一度に失ってしまった、稲野朗・昭・幸の三兄弟。そんな彼らを助けるべく、ほとんど面識がなかった母方の祖母が家にやってくる。

その暮らしの中で兄弟たちは、祖母と母の不仲の理由や父の出生の秘密など、これまで知らなかった家族の裏側を少しずつ知っていくのだが…。

中・高・大学生の三兄弟の成長と、家族の絆を描いた、感涙必至のハートフルストーリー。

「BOOK」データベース

読者の声

平凡で幸せな家庭に育ちながらも、突然の交通事故で、両親を一度に失ってしまったところが自分と少し似ていて感情が入っているからです(26歳 女性 会社員)

「空を見上げる古い歌を口ずさむ」1票

「みんなの顔が“のっぺらぼう”に見えるっていうの。誰が誰なのかもわからなくなったって…」兄さんに、会わなきゃ。二十年前に、兄が言ったんだ。姿を消す前に。「いつかお前の周りで、誰かが“のっぺらぼう”を見るようになったら呼んでほしい」と。第29回メフィスト賞受賞作。

「BOOK」データベース

読者の声

今では懐かしい感さえする昭和という時代の独特な雰囲気を醸しながら、ミステリーともファンタジーともいえない形で収束する作品です。(50歳 女性 自営業)

「空へ向かう花」1票

小学六年生のカホはある日、ビルの屋上から飛び降りようとする少年を見つける。彼の名前はハル。半年前にカホの親友を「殺した」相手だった―。

十二歳の少年に科せられた人殺しの烙印と高額の賠償金。重い罪を背負った子供を大人たちは守ることができるのか。苦しみながらも前を向く人々を描いた感動作。

「BOOK」データベース

読者の声

あることがキッカケで人を死なせてしまい、自殺をしようとするハル。それを止めに入ったカホだが、カホはハルが死なせてしまった少女の親友で、そんな重く苦しいモノを背負った二人を中心とした優しい物語です。(32歳 女性 会社員)

「ナモナキラクエン」1票

「楽園の話を、聞いてくれないか」そう言いかけて、父さんは逝ってしまった。山、紫、水、明と名付けられた僕らきょうだいと、一通の手紙を遺して。僕たちの母親は、4人とも違う。手紙には、それぞれの母親について書いてあった。

「必要があると考えるなら、会ってこい」なぜ父さんは、結婚離婚を繰り返し、僕ら「家族」を作ったのか。一夏の旅の果てに明らかになる真実とは…。鮮烈な結末が胸を打つ、ビタースイート家族小説。

「BOOK」データベース

読者の声

父を亡くした異母兄弟たちの淡々としているようで深い家族の物語にひきこまれました。(43歳 女性 主婦・主夫)

「そこへ届くのは僕たちの声」1票

植物状態の人間からのメッセージが、その家族に届けられるという奇妙な事件が多発し、一人の元刑事が調査を始める。連続する誘拐事件、謎の存在「ハヤブサ」、夜毎、天文台に集う子供たち。

無関係にみえる出来事のリンクがおぼろげに明らかになった時、多数の人間を巻き込んだ未曾有の大事件が発生した―。隠された力をもち、強い絆で結ばれた者たちの、勇気と友情と奇蹟の物語。

「BOOK」データベース

読者の声

不思議な能力や風景に憧れを抱いたり、心が惹かれるようなワクワクさがありました。ファンタジーでミステリー、さらに感動するという要素がたくさん詰まった物語です。ファンタジーだけど、現実にもこんな人たちがいるのではないかと思い馳せてしまうリアルさも面白かったです。(29歳 女性 パート・アルバイト)

まとめ

いかがでしたでしょうか。小路 幸也のおすすめ小説を紹介しました。ぜひ作品を手に取って読んでみてください。

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