百田尚樹おすすめ小説ランキング13選【読書好き75人の声を集めました】

もともとは放送作家として活躍していた百田尚樹は、50歳になってからデビューをした遅咲きの小説家です。

多彩なジャンル・多様な設定での小説を手掛けています。

この記事では、読書好き75人に聞いた村上春樹おすすめの小説をランキング形式で紹介します。

1位「永遠の0」30票

「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、一つの謎が浮かんでくる―。記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。涙を流さずにはいられない、男の絆、家族の絆。

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読者の声

特攻隊の葛藤や、死への恐怖が繊細に書かれていました。戦争という重いテーマの中にも愛があり感動できました。(30歳 女性 会社員)

生きるということについて、改めて考えさせられます。主人公の特攻出撃のシーンは泣けました。(50歳 男性 自営業)

「特攻」という、現代では身近に無いものがどうして出来上がったのか?それは若者が本当に志願したのか?(55歳 女性 主婦・主夫)

名も無き兵士一人一人の心情を主人公を通して細やかに描かれている点がお勧めです。(42歳 男性 会社員)

戦争の悲惨さ、愛する人と引き裂かれる悲しみがよく描かれており、二度と繰り返してはならないと深く思わされると同時に、戦争体験者の体験談を残し伝えていく事の大切さを感じさせてくれる作品です。(49歳 女性 自営業)

特攻で戦死した零戦パイロットの生涯を描いた小説であり、妻とのラブストーリーでもある。(25歳 男性 会社員)

戦争中の特攻隊の話です。文章も読み易く、世代を問わず読める小説だと思います。今だからこそ、家族で読んで命について考えるのに、ピッタリだと思います。(61歳 女性 無職)

悲しくて切ないストーリー展開。号泣したい人にはオススメかなと思います。(47歳 女性 主婦・主夫)

一人の時流に負けない男性の魅力をミステリー仕立てで描いているのが好きなところです。(44歳 女性 主婦・主夫)

第二次世界大戦中に零戦にのった男の話です。描写が鮮明で物語に引き込まれます。(33歳 女性 会社員)

特攻の最中に信号を送り続けながら突撃するということや、不時着も許されず、特攻後に生きていた場合に帰還してよいかという質問にも、戻ってはならないと答えていることなど、今まで知らなかったことが多く語られていた。(31歳 男性 会社員)

自分の祖父がどんな人物だったのかを探る物語です。どんな人でも相手によって見え方は変わるもの。ころころと変わる印象に、主人公と共にドキドキしながら読み進めました。(33歳 女性 会社員)

戦時中、自分の命に代えてでも国を守れ!というその命をおろそかに扱うことに整然と立ち向かって行くところに心を揺さぶられます。(42歳 女性 会社員)

現代に生きる主人公が祖父である海軍航空兵の過去を調べていくストーリーという世界に入りやすく、主人公に感情移入しやすい構造が良いです。語られる戦時エピソードも他の戦争作品よりも”リアル”が感じられ、思わず声を上げて泣きたくなってしまう場面すらあります。是非、おはぎを用意してから読んでほしい作品です。(24歳 女性 無職)

第二次世界大戦の中、戦わずして生き延びようとしていた宮部久蔵という男が、最終的に命を懸けて戦場へと向かう姿がかっこよかったです。誰よりも命を重んじていた人間が、命を捨てる覚悟を持った瞬間の決意の重さが伝わってきます。(25歳 女性 自営業)

とても読み応えがあります。難しい描写もありますが、すごくリアルで何度も繰り返して読みたくなります。(29歳 女性 主婦・主夫)

お孫さんが祖父から聞いた話に基づき、自ら関係者への情報収集を続けていくことで、零戦パイロットであった祖父について明らかにしていくストーリーが、斬新で好きなポイントです。(50歳 男性 自営業)

長い物語ですが、こんなにも心を揺さぶる物語はないと思います。臆病者、秀才相反する言葉を掛けられる祖父の姿を主人公が捉えた時、家族に対する熱い思いを感じることができます。(33歳 女性 主婦・主夫)

戦争下で渦巻く長嘆や無慈悲な記憶をクラシック音楽のように淡々と語ってゆく所です。(20歳 女性 学生)

戦時中の特攻隊のストーリーが見事なまでに描かれた素晴らしい作品(34歳 男性 会社員)

戦争という一言では言い表すことができない、個々人の状況を丁寧に描いているからです。(48歳 男性 自営業)

日本人であれば、知っておくべき戦争について知ることが出来ると同時に、感情移入し感動する作品です。(28歳 女性 会社員)

映画で見て興味を持ち小説版を読んだ。死を恐れない好戦的にキャラが描写されがちな戦記物の小説が多いが、この作品は死を恐れ苦悩する宮部久蔵の姿が逆に戦争のリアルさを強く引き立てている。(45歳 男性 会社員)

特攻隊の隊員の人物描写が秀逸です。その後の人生に特攻という出来事がどれだけ影響したかを描ききった名作(47歳 男性 自営業)

千差万別な祖父の話を聞き、その心意、決断を斟酌する過程に魅了されました。戦時、多くの若者が胸に抱いた想いに、心が熱くなりました。(27歳 男性 会社員)

平和な現代の青年が自分の実の祖父のことを調べることによって成長する過程が好きです。(53歳 女性 主婦・主夫)

面白くて止められずに一気に読めた。後半には嗚咽し、戦争への憎しみを抱くことが出来たので。(50歳 女性 パート・アルバイト)

戦争について考えさせられる作品です。涙なしでは読めません。戦争は絶対してはいけないと思えます。(50歳 女性 会社員)

時代とともに忘れ去られる第二次世界大戦を現代人の視点から描く作品として非常に興味深い。(47歳 男性 会社員)

とにかく脚色が見事でこれまで読んできた小説の中で一番面白く読むことができました。また、太平洋戦争においての日本軍の戦い方が色々と学べることもおすすめポイントになっています。(54歳 男性 主婦・主夫)

2位「モンスター」13票

田舎町で瀟洒なレストランを経営し、町中の男を虜にする絶世の美女・未帆。彼女の顔はかつて畸形的なまでに醜かった。周囲からバケモノ呼ばわりされ友達もできない悲惨な日々。

そして思い悩んだ末、ある事件を起こしてしまう。追われるように移り住んだ「美女の街」東京。そこで整形手術に目覚めた未帆は、手術を繰り返して完璧な美人に変身を遂げる。そのとき、甦ってきたのは、かつて自分を虐げた町に住むひとりの男に対する、狂おしいまでの情念だった―。 

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読者の声

醜かった女性が整形手術を繰り返し、完璧な美女に返信した話で、内容は刺激的ですが、ほとんどの女性は味わったことのあるような感情がちりばめられている物語でした。とても印象に残っています。(44歳 女性 パート・アルバイト)

女性は美貌によってどれだけ恵まれるのか、恵まれながらも叶えたい夢は叶わないのか、世の中容姿だけでは渡り合えないと考えられる点です。(26歳 女性 パート・アルバイト)

外見の美しさを手に入れた女性の復讐劇だが、どこか悲しく切ない気持ちにさせられます。本当はありのままの自分を受け入れてほしいという心の叫びが聞こえてきそうなストーリーです。(50歳 女性 会社員)

醜い顔に生まれた女性の生き様と最後に幸せになれるはずの人生を自ら蹴ってしまいます。(37歳 女性 パート・アルバイト)

整形への過程がリアルで、最後の結末も、やっぱり男ってそうだよな、と胸が締め付けられる。(21歳 女性 パート・アルバイト)

男性の心理描写が秀逸で、非常にリアルだなと感じました。そういう細かいポイントが作品全体のリアルさを向上させている気がします。(40歳 男性 会社員)

醜い顔を持つ女性が整形により美を獲得していく過程と、好きな男性に告白する本来の自分に対する思いを問い詰めるところは鳥肌が立ちました。(62歳 男性 会社員)

恐ろしいほど不細工だった女性が、整形を繰り返しながら見違えるような美人になっていく様が、リアルに描かれていて面白かった。結末が何とも悲しいような切ない気分にさせられます。(48歳 女性 会社員)

醜い容姿女が幸せになるために整形や売春を繰り返し過去にいじめられた人へ復讐と初恋の相手への執念、この女本当に幸せになれるのか。と描かれている様子がのめりこんでしまう作品です(39歳 女性 主婦・主夫)

醜い顔で生まれてしまった女性が美しく整形をし、故郷に帰郷し、ずっと出来なかったことを実行していく、女の怨念と執念が描かれた作品です。女性の心の機微が繊細に描かれていておススメです。(43歳 男性 自営業)

女性の美しさを残酷でおぞましく描いているところが何とも言えないです。(39歳 女性 無職)

女性とはどうあるべきかについて再度問われるような作品で狂気じみた雰囲気もありよい。(25歳 男性 学生)

男性作家ならではの粘り気の強い男女の物語。愛のため、とは一体何なのかを考えさせられる作品。(21歳 女性 学生)

3位「海賊とよばれた男」11票

一九四五年八月十五日、敗戦で全てを失った日本で一人の男が立ち上がる。男の名は国岡鐡造。出勤簿もなく、定年もない、異端の石油会社「国岡商店」の店主だ。一代かけて築き上げた会社資産の殆どを失い、借金を負いつつも、店員の一人も馘首せず、再起を図る。石油を武器に世界との新たな戦いが始まる。

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読者の声

現代の経営者にはない、困難に立ち向かう度胸。社員を愛し、会社をよくするために周りに大きな敵を作っても自分の信念を貫く姿がよい。(40歳 男性 会社員)

史実に基づく小説で、出光佐三と社員たちを通して戦前戦後の日本の歩みと翻弄されながらも一生懸命に仕事に取り組む日本人が描かれている点。(53歳 女性 パート・アルバイト)

出光興産をモデルにした小説です。会社を襲う数々の試練、旧き良き「家族」としての会社、百田尚樹氏の理想とする社会の姿が熱く描かれています。理想とする (34歳 男性 会社員)

現在の出光興産を模した会社が興されるまでを描いたストーリーで読み応えがあります。(47歳 男性 自営業)

日本経済の歴史を、物語を楽しみながら学ぶことも出来る作品。経済のことが分からなくても、文章は難しくなくて読みやすくエンタメ作品としても楽しめるのが良い。(46歳 男性 会社員)

出光佐三の功績を知る事が出来て、母校への支援を知っているので興味深く読みました。(67歳 女性 主婦・主夫)

企業人の立身出世に至る艱難辛苦が、熱くダイナミックに描かれていて、読者に勇気と励ましを与えてくれる作品です。(59歳 男性 自営業)

後半部分の困難を乗り越えながら社員が一丸となって戦後復興の手助けをしていく過程がとても好きです。つらい話もあるのですが良い話も多く、戦後の日本の夜明けをこの小説で実感することができました。(43歳 男性 自営業)

主人公国岡鐡造が困難に直面した時の前向きな考え方が、読むものに希望を与え諦めない生き方を模索させてくれる作品です。数々のエピソードすべてが面白くスピード感をもって読み進められる作品です。(53歳 男性 パート・アルバイト)

出光興産の創業者の方のお話で、時代背景などもしっかりと考察されて書かれています。熱い男の戦いにこちらまで熱くなります。(37歳 女性 会社員)

出光興産の創業者・出光佐三がモデルとされる、リアルティーのあるひとりの男の生涯をつづったストーリーは読んでてつい引き込まれてしまいます。主人公・国岡鐡造の強い信念、国の行く末、国民の生活を常に考え商売に励む姿、多くの部下に慕われるカリスマ性、今の日本に必要とされるリーダー像にとても魅力を感じました。(41歳 男性 自営業)

4位「カエルの楽園」5票

国を追われた二匹のアマガエルは、辛い放浪の末に夢の楽園にたどり着く。その国は「三戒」と呼ばれる戒律と、「謝りソング」という奇妙な歌によって守られていた。だが、南の沼に棲む凶暴なウシガエルの魔の手が迫り、楽園の本当の姿が明らかになる…。

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読者の声

政治を学べる?本だと聞いて読んでみましたが結構面白かったです。無知な自分でも読める文章になっているのはさすがだと思います。(27歳 男性 会社員)

現実世界で起こっている社会の違和感や植えつけられた文化を、カエルの世界に置き換えてわかりやすく表現しているため読みやすいです。(21 女性 学生)

人間をカエルに見立てた政治の話。読み進めていくとどんどん引き込まれてページをめくる手が止まりませんでした。政治の勉強にもなるし、自分自身を見つめ直すきっかけにもなりました。ラストは本当にゾッとしました。(24歳 女性 会社員)

政治というものを優しく解説したような内容で、政治に興味のなかった私でも面白いと思えた。(39歳 男性 パート・アルバイト)

戦後日本の現状を、簡潔に教えてくれます。そして、日本周辺から脅威がせまっていることを警告している本当はとても怖いお話です。(54歳 男性 自営業)

5位「ボックス!」3票

天才的なボクシングセンス、だけどお調子者の鏑矢義平と、勉強は得意、だけど運動は苦手な木樽優紀。真逆な性格の幼なじみ二人が恵美寿高校ボクシング部に入部した。

一年生ながら圧倒的な強さで勝ち続ける鏑矢の目標は「高校3年間で八冠を獲ること」。だが彼の前に高校ボクシング界最強の男、稲村が現れる。

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読者の声

そもそもボクシング小説というのが少ないので、小説が好きでボクシングが好きな方には純粋にオススメできる。加えて青春小説のような展開、登場人物もグッとくる。(29歳 男性 会社員)

バリバリの右を思わせる作者が、取り組んだボクシング作品だが、映画になっているので入りやすいと感じる作品でした。(43歳 男性 自営業)

ボクシングにかける高校生の青春小説で挫折や再起といった熱いストーリー展開が非常に読み応えがあって面白かったです。(35歳 男性 会社員)

6位「フォルトゥナの瞳」2票

幼い頃に家族を火事で失い天涯孤独の身となった木山慎一郎は友人も恋人もなく、自動車塗装工として黙々と働くだけの日々を送っていた。

だが突然「他人の死の運命」を視る力を手に入れ、生活は一変する。はじめて女性と愛し合うことを知った慎一郎の「死の迫る人を救いたい」という思いは、無情にも彼を窮地へと追いやり…。生死を賭けた衝撃のラストに心震える、愛と運命の物語。

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読者の声

おすすめポイントは平凡な主人公が持っている力の事で悩み、迷ってそれでも進んでいく…という共感しやすい所がおすすめです。(30歳 女性 会社員)

出会った人の生死の未来が見えてしまう能力を持った若い男性の苦悩を描いた作品です。とても好感を持って読み進め、最後の事件に自分ならどうするだろうと問題提起をされた感じがしました。興味深い作品でした。(62歳 女性 パート・アルバイト)

6位「幸福な生活」2票

「ご主人の欠点は浮気性」帰宅すると不倫相手が妻と談笑していた。こんな夜遅くに、なぜ彼女が俺の家に?二人の関係はバレたのか? 動揺する俺に彼女の行動はエスカレートする。妻の目を盗みキスを迫る。そしてボディタッチ。彼女の目的は何か?平穏な結婚生活を脅かす危機。俺は切り抜ける手だてを必死に考えるが…(「夜の訪問者」より)。愛する人の“秘密”を描く傑作集!

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読者の声

ハッとさせられる言葉がたくさん散りばめられた読みやすい短編集です。(25歳 女性 会社員)

初めは割とありがちな話なのですが、ラスト一行に面白さと驚きをもらいました。(48歳 男性 パート・アルバイト)

6位「錨を上げよ」2票

戦争が終わってちょうど十年目、空襲の跡が残る大阪の下町に生まれた作田又三。不良仲間と喧嘩ばかりしていたある日、単車に乗って当てのない旅に出る。しかし信州の山奥の村で暴漢に襲われて遭難、拾われたトラックで東京へ。チンピラに誘われて組事務所を手伝うことになるのだが―。

激動の昭和を駆け抜ける、著者初の自伝的ピカレスクロマン。著者初の自伝的小説!

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読者の声

昭和半ばの時代を背景にした物語。主人公、作田又造は幼い頃から無鉄砲な人間。そんな彼が数々の仕事や人物と出会い葛藤する中で人生を走り抜けていく。(47歳 女性 主婦・主夫)

登場人物のキャラクターが強烈だという点が一番の魅力です。奇想天外なストーリー展開もお勧めできるポイントです。(49歳 男性 自営業)

6位「風の中のマリア」2票

命はわずか三十日。ここはオオスズメバチの帝国だ。晩夏、隆盛を極めた帝国に生まれた戦士、マリア。幼い妹たちと「偉大なる母」のため、恋もせず、子も産まず、命を燃やして戦い続ける。ある日出逢ったオスバチから告げられた自らの宿命。永遠に続くと思われた帝国に影が射し始める。著者の新たな代表作。

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読者の声

自然の厳しさや仕組みについて興味を持って読めるし、昔見たアニメを思い出させる懐かしさもある。(45歳 男性 自営業)

主人公がスズメバチで、昆虫からみた世界という一風変わったお話が好きですね。(31歳 男性 会社員)

6位「夢を売る男」2票

輝かしい自分史を残したい団塊世代の男。スティーブ・ジョブズに憧れるフリーター。自慢の教育論を発表したい主婦。本の出版を夢見る彼らに丸栄社の敏腕編集長・牛河原は「いつもの提案」を持ちかける。「現代では、夢を見るには金がいるんだ」。牛河原がそう嘯くビジネスの中身とは。現代人のいびつな欲望を抉り出す、笑いと涙の傑作長編。

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読者の声

厳しい書籍編集業界のお話で、編集者の奔放で高圧的ながら、すべては良い本のためという趣旨が明確で感動的ですらあります。(32歳 男性 無職)

出版業界をとことん皮肉っており、作者の考えがそのまま文章に表れているように思えました。内容も文章もとことんスッキリさせてくれる作品です。(32歳 女性 無職)

7位「影法師 」1票

光があるから影ができるのか。影があるから光が生まれるのか。ここに、時代小説でなければ、書けない男たちがいる。父の遺骸を前にして泣く自分に「武士の子なら泣くなっ」と怒鳴った幼い少年の姿。

作法も知らぬまま、ただ刀を合わせて刎頚の契りを交わした十四の秋。それから―竹馬の友・磯貝彦四郎の不遇の死を知った国家老・名倉彰蔵は、その死の真相を追う。おまえに何が起きた。おまえは何をした。おれに何ができたのか。

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読者の声

永遠のゼロと同じく、自己犠牲をこれでもか、というくらいぶっこんで来るところは中途半端でなくて感動します。(56歳 男性 会社員)

7位「夏の騎士」1票

あの夏、ぼくは「勇気」を手に入れた。稀代のストーリーテラーによる約3年ぶり、渾身の長編小説。人生で最も大切なもの。それは、勇気だ。ぼくが今もどうにか人生の荒波を渡っていけるのは、31年前の出来事のおかげかもしれない―。

昭和最後の夏、ぼくは仲の良い友人2人と騎士団を結成する。待ち受けていたのは、謎をめぐる冒険、友情、そして小さな恋。新たなる感動を呼び起こす百田版「スタンド・バイ・ミー」、遂に刊行。

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読者の声

人生を切り開いて行こうとするストーリーに非常に感動しました。(44歳 男性 会社員)

7位「輝く夜」1票

幸せな空気溢れるクリスマスイブ。恵子は、7年間働いた会社からリストラされた。さらに倒産の危機に瀕する弟になけなしの貯金まで渡してしまう。「高望みなんてしない。平凡な幸せが欲しいだけなのに」。それでも困っている人を放っておけない恵子は、一人の男性を助けようとするが―。5編の泣ける奇蹟。

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読者の声

クリスマスイブに起きる素敵な奇跡に心が温かくなります。短編5作品というのもとっても読みやすいです。(59歳 男性 経営者・会社役員)

まとめ

いかがでしたでしょうか。百田尚樹のおすすめ小説をランキング形式で紹介しました。ぜひ作品を手に取って読んでみてください。

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