中山 市朗おすすめ小説ランキング10選【読書好き29人の声を集めました】

読書好き29人にアンケートをとって、中山 市朗の作品の中からおすすめ1冊選んでもらいました。投票が多かった順に感想とともに紹介していきます。

「新耳袋」9票

見てはならないものが、起こってはならないことが、この世にあってはならないものが。本書に収められた“怖い話”はすべて、本当のことなのだろうか…。百話を語り終えると、怪しきことが起こると古より言い伝えられる「百物語」。

これを当代きっての怪異蒐集家の二人が鮮やかに現代に甦らせた、かつてない怪談集シリーズ第一弾。

「BOOK」データベース

読者の声

日常に潜む怖い話を100も楽しめるところ。誰にでも起こりそうで恐ろしくなる。(39歳 男性 パート・アルバイト)

文明社会の今こそ自分の耳で得た情報が大事であることを理解することの大切さを書いてある。(49歳 男性 会社員)

作者が怪事件に遭遇した人々への取材をもとに創作したノンフィクション作品。(27歳 女性 主婦・主夫)

短編を百物語方式で収録しており、とても読みやすい。内容も映像化等されているだけあっておもしろい。(30歳 女性 無職)

一般の方からの怪談経験の短編集。実話?の分怖い!怪談だけでなく不思議な経験話もあり、心が温まる物語も!どの年代にでもさらっと読み進める。(58歳 男性 主婦・主夫)

リアリティを持った文体での、実体験のような怖い話が読める。大げさすぎない表現がとてもうまい。(26歳 女性 会社員)

「新耳袋 第五夜 現代百物語」
現実に起きた不思議な体験を事実そのまま描かれているので、とても読み応えあります。(38歳 男性 会社員)

「新耳袋 現代百物語  第六夜」
不思議体験を満喫できる作品で、現実から少し離れてみたいときにおススメの作品です。(46歳 男性 会社員)

「新耳袋 第八夜 現代百物語」
怖いだけでなく不思議な話も多く、後を引くしんみりとした怖さがおすすめポイントです。(33歳 男性 会社員)

「怪談狩り」9票 

「怪談狩り 四季異聞録」3票

「怖い怪談は、夏だけのものではない」と断言する怪異蒐集家・中山市朗が、四季折々の行事や情景を織り交ぜながら綴る怪談集。

毎年3月3日の朝に天井からバサリと落ちてくる異様なモノ、真夏のキャンプ場に佇む赤いコートの女、幼い兄弟の前に出現したサンタさんの意外な貌、大晦日前日の夜に神社で行われる奇妙なアルバイト…。

家族の団樂や友人との思い出に、じわじわ浸食してくる怪異に戦慄する。書き下ろし2篇を収録。

「BOOK」データベース

私たちが無意識なだけで、怪談は様々な場所に存在していると分かりました。(58歳 女性 会社員)

夏だけにスポットを当てずに四季全部が舞台になっているところ、どの話も薄ら寒くなるような恐怖や気味悪い感じがあって怪談を堪能できる。(20歳 女性 無職)

怪談は夏だけのものではない、四季折々のエピソードを織り交ぜた怪談を綴った作品。(25歳 男性 会社員)

「怪談狩り 市朗百物語」2票

六甲山を取材中にテレビのロケ隊が見たモノ、風俗嬢を見つめる顔、湖で釣り上げた西洋人形、トンネルの工事現場で起きた不穏な振動、演劇部に伝わる黒い子供、不謹慎なコントの最中に現れた女、遺体に肩をたたかれた納棺師の体験談―現実世界の歪みから涌き出る、ふとした恐怖、ぬぐえない違和感を狩り集める。怪談ハンターが、満を持して放つ百物語!

「BOOK」データベース

読者の声

人間が感じる恐怖や違和感のツボを見事におさえていて、読んだ後も怖さの残る作品です。(44歳 男性 会社員)

日常的な内容の怪談でリアル感があり、いい感じに怖い。同じシュチュエーションの場面等で思い出してしまう。(39歳 男性 会社員)

「怪談狩り 黄泉からのメッセージ」2票

あの世からのメッセージは、さまざまな形でこの世に出現し、私たちに語りかけてくる―。

親族に不幸があるたびに夢枕に現れる生首、幼い子どもをひき逃げした犯人を捜し求める刑事が見つけた金属片、夜道に佇む男の子が手にした新聞紙、「俺は16歳までに死ぬ」が口癖だった同級生の家を代々襲う数奇な運命…。

日常に潜む小さな違和や怪異を丁寧にすくいあげる。「新耳袋」の著者が全国から蒐集・厳選した、戦慄の怪談実話集。

「BOOK」データベース

他の怪談物と違って少しハートフルになるような作品です。どことなく不思議な存在、瞬間から心に届く優しい声にはかなさを感じます。(40歳 男性 パート・アルバイト)

タイトルの通りあの世黄泉の世界から死者がわたしたちに語りかけてくる怖い話。(37歳 女性 主婦・主夫)

「怪談狩り あの子はだあれ?」2票

生駒山の池で家族が遭遇した怪異が、時を超えて繰り返される「拉致された?」、高層マンションの窓に張り付き、ニタッと笑っては落ちていく男が不気味な「二十二階の男」、祖父母の家で少女が出会った赤い着物姿の子ども、祖父が見せた光景に震撼する「蔵の中」、その家に住んだ人は必ず亡くなるという物件の秘密をつづる「不動産」など76話。伝承の断絶のせいか、狐狸妖怪の仕業か?土地や家にまつわる心底怖い怪談実話集。

「BOOK」データベース

このシリーズは短編で気軽に読めて、毎回毎回めちゃくちゃ怖いので、ホラー好きの方には楽しめるシリーズです。(30歳 女性 主婦・主夫)

いわゆる怪談絡みのホラー的な内容で所々に遊び心が感じられる展開が印象的でありほんのりて背筋が凍る怖さが魅力的な作品でした。(35歳 男性 会社員)

「なまなりさん」6票

沖縄で退魔師の修行を積んだというプロデューサーの伊東礼二。彼の仕事仲間の健治が、今日子という女性と婚約をした。しかし今日子は、妖艶な双子姉妹による執拗ないじめにより死に追いやられる。

今日子の死後、双子姉妹の周囲で奇妙な事件が続発するようになる。やがて被害は双子の実家へと移る。目の前で起こる信じがたい事実…。呪いや祟りとは本当に存在するのだろうか?体験者本人によって二日間にわたり語られた体験記。

「BOOK」データベース

読者の声

なまなりさんという怪異伝承を描いているのが面白く、蠱と呼ばれる呪いが恐ろしかったし、ストーリーに惹き込まれた。(26歳 男性 パート・アルバイト)

怪異伝承のなまなりさんを題材に描かれたストーリーは惹き込まれるものがあって面白い。またじわじわ来る不気味さもあって良質なホラー作品だった。(46歳 女性 主婦・主夫)

中山市朗さんの作品は、奇妙性、奇抜性にとんだ作品が多いように思えます。この作品もその1つ。いじめが原因で命を落としめられた婚約者の呪い、そして婚約者の血筋にのこる一家への呪縛霊の祟りがテーマとなります。加害者たちの執拗のないじめから死に追いやられた霊の復讐がはじまります。(54歳 男性 会社員)

どんどん周りを巻き込んでいく呪いの恐ろしさに圧倒させられます。作品としてのクオリティが高いため、怖いのが大好きな人ほどファンになるに違いありません。(20歳 女性 学生)

最後に残った一匹に人を噛ませたりして呪いをかける呪詛が恐ろしく、人間の恐ろしさを痛感させられる点。(27歳 男性 団体職員)

陰湿ないじめによる精神的苦痛で亡くなった婚約者の呪いと、必然的に祟られる理由をもつ血筋という二重の祟りのお話で、複雑に絡み合った恐怖感を感じられるところがお勧めです。年月はかかりますが、加害者たちが確実に罰せられていく因果応報の感じも大好きです。(36歳 女性 主婦・主夫)

「新・耳・袋 あなたの隣の怖い話」2票

日々遭遇する不思議な出来事―幽霊?妖怪?心霊写真? ―これはいったい何なんだ?見えざる世界への人口を開く百の実体験談集。

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読者の声

リアルに感じられるホラー作品で、妙に生々しくて、怖いけど読んでしまう魅力がある(39歳 男性 会社員)

一見「怪談話」を採集し、羅列しただけではあるがだからこそ滲み出る「怖さ」が伝わってくる。(49歳 男性 パート・アルバイト)

「捜聖記」1票

定説を覆し、まったく新たな聖徳太子像を提示する痛快古代史ミステリー!人気シリーズ『新耳袋』の著者が贈る傑作歴史エンターテインメント!すべての鍵は四天王寺にあり!神社仏閣の由緒書を手がかりに、丹後半島を丹念に歩き、膨大な資料を渉猟してたどりついた驚くべき真実の数々。

「BOOK」データベース

読者の声

聖徳太子は昔のお札というイメージしかなかったのですが、その正体について謎と神秘のヴェールに包まれているのがよくわかりました。(42歳 男性 会社員)

「聖徳太子の「未来記」とイルミナティ」1票

オペラ「魔笛」に隠された善悪逆転の秘密とは!?大和朝廷と秘密結社フリーメーソンの知られざる真実!!

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読者の声

自分の好きな分野だったので、終始のめりこんで読むことができました。(20歳 男性 学生)

「聖徳太子 四天王寺の暗号」1票

四天王寺はアラハカの地に建てられた。四天王寺の石鳥居の意味するもの。天王寺伽藍は天皇大帝を表す。四天王寺は太子が建てた七つの神社に守護される。元四天王寺は寺ではない。太子の母・穴穂部間人皇女の名が語る太子出生の秘密。

穴穂部は物部の部民である…パズルのピースを一つ一つはめていくうちに、舞台は思いも寄らない聖地へと移ってゆく。大阪・奈良・京都と精力的な取材、入念にして緻密な推理で四天王寺に隠された謎を解いてゆく。

「古事記」「日本書紀」に書かれていない“歴史の真実”に迫る一冊

「BOOK」データベース

読者の声

四天王寺に隠された秘密と入念で緻密な推理によるその謎解きの圧倒的な面白さ(56歳 男性 無職)

まとめ

いかがでしたでしょうか。中山 市朗のおすすめ小説を紹介しました。ぜひ作品を手に取って読んでみてください。

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