井上ひさしおすすめ小説22選【読書好き44人の声を集めました】

井上ひさしは1934年生まれの作家です。大学卒業後、放送作家や演劇の脚本家として活動。人形劇「ひょっこりひょうたん島」の脚本家として有名ですが、小説家としても多数の作品を手掛けています。

井上ひさしの創作のモットーは「難しいことを易しく、易しいことを深く、深いことを面白く」です。読み手を笑わせて楽しい気分にさせてくれる井上ひさしの作品から、読書好き44人におすすめ小説を1冊選んでもらいました。その結果を感想とともに22冊紹介します。

1位「父と暮せば」4票

「うちはしあわせになってはいけんのじゃ」愛する者たちを原爆で失った美津江は、一人だけ生き残った負い目から、恋のときめきからも身を引こうとする。そんな娘を思いやるあまり「恋の応援団長」をかってでて励ます父・竹造は、実はもはやこの世の人ではない――。

「わしの分まで生きてちょんだいよォー」父の願いが、ついに底なしの絶望から娘をよみがえらせる、魂の再生の物語。

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読者の声

広島原爆後の父と娘の物語。父は原爆で亡くなったが幸せになってはいけないと後ろ向きな娘の幸せを願う。(50歳 女性 主婦・主夫)

日本の原爆投下の広島の様子が忠実的にイメージできている作品でした。とてもいい作品でした。(34歳 男性 学生)

原爆について取り扱った作品で重い内容となっていますが、核兵器に対しての意識が高まる作品だと思います。(20歳 男性 学生)

小説の舞台は、原爆投下から三年が過ぎた広島です。一人だけ生き残ってしまい、負い目を感じながら生きている美津江と今は亡き父・竹造の心温まる魂の交流の物語です。(59歳 男性 自営業)

「十二人の手紙」4票

キャバレーのホステスになった修道女の身も心もボロボロの手紙、上京して主人の毒牙にかかった家出少女が弟に送る手紙など、手紙だけが物語る笑いと哀しみがいっぱいの人生ドラマ。

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読者の声

手紙形式になっている短編小説集です。それぞれの物語に意表をつかれるオチがあり、軽いミステリー風ですが、人間ドラマとしても楽しめます。 特に印象に残っているのが「桃」。その後、井上ひさしさんが孤児院で過ごした時期があると知り、作者の経験や考え方が反映されている作品であることを知りました。(55歳 女性 パート・アルバイト)

手紙によって、様々な話が描かれ、文体が語り掛けるような口調になっており、とても感情移入しやすく、本を読むのが苦手な人でも楽しんでいただける作品だと思います。(19歳 男性 学生)

主人公である女性を通して生きる強さをもらえる感動するストーリーです。(42歳 女性 無職)

手紙で構成された短編集ですが発想がおもしろいストーリーです。(50歳 女性 会社員)

「吉里吉里人」4票

ある六月上旬の早朝、上野発青森行急行「十和田3号」を一ノ関近くの赤壁で緊急停車させた男たちがいた。「あんだ旅券ば持って居だが」。実にこの日午前六時、東北の一寒村吉里吉里国は突如日本からの分離独立を宣言したのだった。

政治に、経済に、農業に医学に言語に……大国日本のかかえる問題を鮮やかに撃つおかしくも感動的な新国家。日本SF大賞、読売文学賞受賞作。

※当電子版は『吉里吉里人』(上)(中)(下)の全三巻をまとめた合本版です。

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読者の声

突然日本から独立し「吉里吉里国」となった吉里吉里村に迷い込んでしまった主人公の混乱ぶりが面白かったです。(48歳 男性 パート・アルバイト)

発想の豊かさと国政への強烈なアイロニーが良かった。実際に起こって欲しい反面、難しさも感じた。(55歳 男性 会社員)

東北の一寒村の分離独立宣言が巻き起こす騒動の可笑しさとそこに炙り出される現代日本が抱える問題点。(56歳 男性 無職)

日本から独立した、吉里吉里国。 日本の中にあって、日本ではない国という痛快なストリーが大好きです。(49歳 男性 会社員)

「東京セブンローズ」3票

東京の下町で団扇屋を営んでいた山中信介は、戦時中でも体制べったりではない、ちょっと気骨のある一市民。戦火に焼かれて変わりゆく町の姿や、それでもめげずに生きている市井の人たちの様子を、ときにはユーモラスに、ときにはシニカルに日記に記していく。

終戦直前、特高警察に捕まった信介が、敗戦で出所してきたところから物語は大きく動き始める―。

「別冊文藝春秋」に足かけ15年間にわたって連載され、第47回菊池寛賞を受賞した名作長編の上巻。あえて旧仮名遣いで書かれているが、読みやすさを損なうことは一切なく、“これぞ井上ひさし”という世界に没頭できる。

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読者の声

太平洋戦争の終戦後、GHQの陰謀から日本を救っていく女性達のストーリー。時代を風刺しているところがポイントです。(52歳 男性 会社員)

戦火に見舞われる壮絶な情景を登場人物たちの会話の中でヒシヒシと感じ取ることができる点で、面白みを感じます。(28歳 男性 会社員)

戦局見通しのない昭和20年。東京の団扇屋の主人の日記には意外なほど明るい庶民の暮らしが綴られている。物資も食糧も乏しい生活だからこそ笑いを求め、シャレを愛する戦時下の日本人。その愛おしい姿が描かれています。(44歳 男性 自営業)

「ブンとフン」3票

「ブンとは何者か。ブンとは時間をこえ、空間をこえ、神出鬼没、やること奇抜、なすこと抜群、なにひとつ不可能はなく…」フン先生が書いた小説の主人公、四次元の大泥棒ブンが小説から飛び出した!たちまち全世界に、奇怪なしかしどこかユーモラスな事件が…。

あらゆる権威や常識に挑戦する奔放な空想奇想が生む痛烈な諷刺と哄笑の渦。現代戯作の旗手、井上ひさしの処女作。

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読者の声

小説家としての第一作。1970年頃の出版ですが、当時のユーモアセンスからすれば正統派で、すぐに読んでしまった記憶があります。放送作家として有名だった氏の「読者を楽しませよう」という情熱が溢れています。風刺的な内容、ナンセンスなユーモア、非現実と現実の交錯等、他作品の原点だと思います。(65歳 男性 パート・アルバイト)

楽しみながら読める冗談のような本です。心が疲れた時に読み返したいですね。(46歳 男性 会社員)

読みやすく何より自由な作風で、世の中への風刺などもあるけど、子供も楽しめる小説だと思います。(42歳 男性 会社員)

「ドン松五郎の生活」3票

“おれたち犬が仕合せになるには、まず人間が仕合せにならなくてはならぬ”。生れも育ちも葛飾江戸川べり、小説家松沢先生の飼犬ドン松五郎は、仲間と語らって、世直しに立ち上がった。彼らがまき起す珍妙無類な事件の数々……。

革命家も神様も手こずった人間の強欲をとことんやっつけ、機知と諷刺で人間社会を翻弄する――漱石先生も脱帽の快作、井上ひさし版「吾輩は犬である」

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読者の声

ドラマ版も好きでした。「吾輩あは猫である」のパロディー的な要素のある、楽しい小説です。(58歳 女性 パート・アルバイト)

あの“吾輩は猫である”の犬バージョンと呼べる内容で、とても面白く読むことができます。そちらが好きな人にもおすすめしたいと思います。(47歳 男性 自営業)

井上ひさしといえば「ひょっこりひょうたん島」を代表作とする戯作家ですが、この作品は「犬」を主人公にしています。この犬が著者自身の混沌とした人生を写した様で、犬に入って読むと泣けてしまいます。夏目漱石の「吾輩は猫である」が、犬になっただけじゃないところが、読みごたえがありました。(43歳 男性 自営業)

「日本語教室」2票

井上ひさしが生涯考え続けた、日本と日本語のこと。母語と脳の関係、カタカナ語の弊害、東北弁標準語説、やまとことばの強み、駄洒落の快感…溢れる知識が、縦横無尽に語られる。

「日本語とは精神そのもの。一人一人の日本語を磨くことでしか、未来は開かれない」―母校・上智大学で行われた伝説の連続講義を完全再現。日本語を生きるこれからの私たちへ、“やさしく、ふかく、おもしろい”最後の言葉。

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読者の声

様々な視点から学ぶことができ、日本語や日本人に対する想いが溢れている作品だと思います。(29歳 男性 会社員)

日本語の美しさや面白さを再確認する事ができるところが好きです。(31歳 男性 パート・アルバイト)

「青葉繁れる」2票

「あげな女子と話ができたらなんぼええべねす」…東北一の名門校の落ちこぼれである稔、ユッヘ、デコ、ジャナリの四人組と、東京からの転校生、俊介がまき起こす珍事件の数々。戦後まもない頃、恋に悩み、権力に抗い、伸びやかに芽吹く高校生たちの青春を生き生きと描く。ユーモアと反骨精神に満ちた青春文学の傑作。

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読者の声

おちこぼれ高校生が巻き起こす出来事がとにかく面白く、大笑いしてしまいます。勉強とは何か、教育とは何か、友達とは、先生とはといろいろな視点で考えさせられますが、さらりと読むことができます。(62歳 男性 会社員)

背景描写が見事で自分も主人公らと一緒に青葉城を駆け回っているような気持ちになります。(52歳 女性 無職)

「手鎖心中」2票

材木問屋の若旦那、栄次郎は、絵草紙の作者になりたいと死ぬほど願うあまり、自ら勘当や手鎖の刑を受け、果ては作りごとの心中を企むが…。ばかばかしいことに命を賭け、茶番によって真実に迫ろうとする、戯作者の業を描いて、ユーモラスな中に凄みの漂う直木賞受賞作。表題作のほか「江戸の夕立ち」を収録。

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読者の声

作者なりの軽快さと面白さを表現した小説です。まるでロードムービーを見ているみたいです。(39歳 女性 無職)

江戸時代が好きな人は読んでいてとてもわくわくすると思います。上手くいかないことばかりなのに、それを面白おかしく書いてしまう先生のすごさに尊敬します。(19歳 女性 学生)

「四十一番の少年」2票

児童養護施設に入所した中学生の利雄を待っていたのは、同部屋の昌吉の鋭い目だった―辛い境遇から這い上がろうと焦る昌吉が恐ろしい事件を招く表題作ほか、養護施設で暮らす少年の切ない夢と残酷な現実が胸に迫る珠玉の三編。著者の実体験に材をとった、名作の凄みを湛える自伝的小説。

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読者の声

孤児院に入った少年の話で、暗く重い雰囲気で話は進んでいくが、なぜか最後まで読み進めてしまう内容だから。(47歳 女性 パート・アルバイト)

意図せず誘拐に加担した少年が、のっぴきならない破目に陥ってく話、ですが、命令する“ボス”、従わざるを得ない主人公の気持ちの揺れが切なすぎです。いじめっ子の末路、もポイントが高いです。後味は重いですが、井上ひさし的だと思います。(55歳 女性 自営業)

「花石物語」2票


新装版 花石物語 (文春文庫)

東大コンプレックスと都会生活の疲れで強度の吃音症に陥った小松青年は、故郷・花石に帰省する。焼き鳥屋の屋台を守る逞しき母、心優しい娼婦かおり、鉄材泥棒のニセ東大生らとの交わりを通じて、青年はゆっくりとぶざまに、正しく進んでいく。東北一の製鉄所の町を舞台に描かれる、笑いと涙の青春小説。

「BOOK」データベース

読者の声

コンプレックスをもった主人公が、人間模様のなかで、その心境を変化させていく物語。(25歳 男性 学生)

都会になじめなず故郷に帰った青年が、東北のまちで出会う人々と過ごす青春物語に癒やされます。(43歳 女性 主婦・主夫)

「イソップ株式会社」2票


イソップ株式会社 (中公文庫)

夏休み。いなかのおばあさんの家ですごす、さゆりと洋介の姉弟には、毎日父からの手紙が届く。そこには、一日一話の小さな「お話」が書かれているのだった。物語を通して生まれる、新しい家族の姿。

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読者の声

田舎で過ごす姉弟のもとに届く父からの手紙(物語)を通して、姉弟の心もようが少しずつ変わっていく様子に、静かな感動が生まれます。イラストもほっこりしていてよいです。(39歳 女性 パート・アルバイト)

姉弟を優しく見守る周囲の人々、父親が作り出す優しい童話。そのすべてが優しさに満ちていて、とても心があたたかくなります。(45歳 女性 自営業)

「モッキンポット師の後始末」2票

食うために突飛なアイディアをひねり出しては珍バイトを始めるが、必ず一騒動起すカトリック学生寮の“不良”学生3人組。いつもその尻ぬぐいをさせられ、苦りきる指導神父モッキンポット師──ドジで間抜けな人間に愛着する著者が、お人好し神父と悪ヂエ学生の行状を軽快に描く笑いとユーモア溢れる快作。

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読者の声

貧乏学生と彼らが下宿する教会の牧師モッキンポット氏の、ドタバタの毎日を描いた作品です。キリスト教の厳しさを教えながらも何軒診あふれる対応で、三人を助けるモッキンポット氏が素敵で、最後には思わずほろっとしてしまいます。(58歳 男性 主婦・主夫)

昔ドラマ化された小説です。悪ガキ大学生3人組と彼らの住む寮の管理人モッキンポット師のユーモアあふれる物語です。(64歳 男性 会社員)

「モッキンポット師ふたたび」1票

お帰りなさい、モッキンポット先生!ご存じ小松、土田、日野の3人組のいたずらにふりまわされる善意の人、われらがモッキンポット師が笑いと涙で帰ってきた――。お人好し神父と悪ヂエ学生の行状を軽快に描いた、笑いとペーソス溢れる名作『モッキンポット師の後始末』の続編登場!

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読者の声

色々とやらかす3人組と関西弁のフランス人神父モッキンポット師のコミカルなやりとりが面白いです。(36歳 女性 自営業)

「不忠臣蔵」1票

元禄15(1702)年12月14日夜。赤穂浪士47名が両国の吉良邸に討入りを果たした。この事件はその後300年あまり、日本的な忠義の規範として語り継がれることとなった。しかし、旧赤穂藩士の中にはこの討入りの「義挙」に参加しなかった人々もいた。彼らはなぜ吉良邸に行かなかったのか?

厳密な歴史考証と豊かな想像力で「忠臣蔵」を問い直す歴史小説の傑作。第20回吉川英治文学賞受賞作。

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読者の声

言いたくても言えない行きたくても行けない忠臣蔵に参加できなかった人たちの心の葛藤が興味深い。もし討ち入りが失敗してこの人たちが第二次討ち入りをしていたらどうなったかを想像するのも面白い。(52歳 女性 主婦・主夫)

「犯罪調書」1票

犯罪はその時代の意匠である―。新聞の結婚案内欄を利用した連続殺人事件、農商務省のエリート官僚が起こした本邦初のバラバラ殺人事件など、古今東西の犯罪二十件を収集。鋭い人間観察と心理描写で、事件の謎と人間のドラマをさぐる。著者インタビュー「犯罪は、人間のもう一つの表現」を新収録。

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読者の声

独自の支点でセレクトされた事件について、犯行動機や心理状態などがかかれていて面白かったです。(45歳 女性 パート・アルバイト)

「東慶寺花だより」1票

寺の境内に身につけているものを投げ込めば、駆け込みは成立する―離婚を望み、寺に駆け込む女たち。夫婦のもめ事を解きほぐすと現れるのは、経済事情、まさかの思惑、そして人情の切なさ、温かさ。鎌倉の四季を背景にふっくらと描かれる、笑いと涙の傑作時代連作集。著者自身による特別講義を巻末収録。

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読者の声

時代小説です。江戸時代、離縁が許されなかった女性の駆け込み寺として、東慶寺は機能していました。ここで暮らす女性たちの生き方、暮らし方、考え方に、勇気をもらえます。(34歳 女性 会社員)

「新釈 遠野物語」1票

東京の或る交響楽団の首席トランペット奏者だったという犬伏太吉老人は、現在、岩手県は遠野山中の岩屋に住まっており、入学したばかりの大学を休学して、遠野近在の国立療養所でアルバイトをしている“ぼく”に、腹の皮がよじれるほど奇天烈な話を語ってきかせた…。

“遠野”に限りない愛着を寄せる鬼才が、柳田国男の名著『遠野物語』の世界に挑戦する、現代の怪異譚9話。 

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読者の声

不思議な生き物の怪しい奇天烈な物語ではあるが、どこか懐かしく心地いい感じもする。(48歳 女性 主婦・主夫)

「四千万歩の男」1票

五十歳で隠居するまでの忠敬は下総の名家の旦那。隠居と同時に本格的に星学暦学の勉強をはじめ、五十六歳から七十二歳までの十七年間で三万五千キロ、約四千万歩を歩き尽くして、日本地図を完成させた。愚直にも思えるその精神が支えた、第二の人生を全うする平凡な覚悟は我々の生き方に大きな示唆を与える。

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読者の声

あまり表舞台に出てこない、伊能忠敬の功績について独自の視点で描く作品として非常に興味深かった (47歳 男性 会社員)

「偽原始人」1票

塾も家庭教師もクソ喰らえ。教育ママの横暴には、もう我慢できない!

大好きな容子先生が、鬼婆どもに追いつめられて自殺をはかったと知るや、小学生三人組は遂に反乱を起した。暗殺計画、家出、誘拐、トム・ソーヤーも顔まけの奇想天外な造反あの手この手。だが、その行末や如何に……?

現代社会の虚飾を剥ぎとり、鈍感な大人たちを慄えあがらせるスリリングな長編冒険小説。

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読者の声

自分自身がひどい教育ママのもとで育ったので身につまされました。(47歳 男性 無職)

「ブラウン監獄の四季」1票

無断でNHKに下宿して、会長専用便器にしゃがみこんだこと、共に喫茶店に籠もり「ひょっこりひょうたん島」を書いた山元護久との思い出。

20代~30代まで放送作家として数々の番組に携わった著者の、テレビ業界が「録音に間に合わなくてもよいからよい台本を」「先番組、後管理」がモットーだった時代を振り返った回想録。

「BOOK」データベース

読者の声

昭和の頃のTV業界の話が内側からわかります。本人のかなりやりたい放題な生活も面白いです。(58歳 女性 主婦・主夫)

「ナイン」1票

少年の日の熱き感動と、レギュラー9人のその後の人生。短篇連作小説集。「私」の東京物語・16話。

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読者の声

国語の教科書としても採用された、著者の原体験に基づく十六の短篇連作集です。(50歳 女性 自営業)

まとめ

いかがでしたでしょうか。井上ひさしおすすめの小説を紹介しました。ぜひ作品を手に取って読んでみてください。

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