宗田 理おすすめ小説ランキング12選【読書好き40人の声を集めました】

宗田 理は1928年生まれの作家。1985年に人気作品となる「ぼくらの七日間戦争」を刊行。続編として「ぼくらの七日間戦争」を書き、その後「ぼくらのデスマッチ」などが続きます。

これらの「ぼくらシリーズ」は子供たちの青春を描いたものですが、大人の心にも刺さり評判となります。宗田 理の代表作ですね。

今回、読書家にアンケートをとって宗田 理の作品のなかで一番好きな作品を選んでもらいました。感想とともに結果をお伝えします。

「ぼくらの七日間戦争」27票

夏休みを前にした、1学期の終業式の日、東京下町にある中学校の、一年2組の男子生徒全員が、姿を消した。いったいどこへ…?FMラジオから聞こえてきたのは、消えた生徒たちが流す“解放区放送”。彼らは河川敷の廃工場に立てこもり、ここを解放区として、大人たちへの“叛乱”を起こしたのだ。

PTAはもちろん、テレビや警察、市長選挙汚職事件までも巻き込んだ、七日間に及ぶおとなたちとの大戦争。中高生たちの熱い支持を受けつづける大ベストセラー。

「BOOK」データベース

読者の声

大人への反骨精神を見せてくれた、昔の話だが「青春」を現した作品だと思う。(33歳 女性 会社員)

学生時代に一度は思ったことがありつつも実際に行動を起こせなかったことをこの作品では描かれ、読み終わった後には清々しい気持ちになれます。(38歳 男性 会社員)

子供と大人が対立するというストーリーが面白くて惹き込まれる。また青春を謳歌している感じもあって良かった。(26歳 男性 パート・アルバイト)

大人には考えられないような知恵を持つ子供たちの言動にスカッとさせられます。誰もがハマってしまう小説です。(20歳 女性 学生)

若いからこそ行動に起こせる無鉄砲さや危うさが大人の心に刺さる。(20歳 女性 無職)

少年少女が世の中や大人に反抗するところがスカッとするからです。(38歳 女性 パート・アルバイト)

子供の純粋な心の表現が秀逸です。正義の味方の子供たちの生き生きした様は、とても感動的です。(65歳 男性 無職)

とても読みやすい文章で、グイグイと話しに引き込まれてあっと言う間に読んでしました。(40歳 女性 会社員)

大人に反抗する子ども達が河川敷にあるさびれた工場を解放区と名付けて立てこもって、親、PTA、警察などの大人たちを巻き込んで、反乱を起こす物語です。思春期に大人に感じる不信感を代弁するかのような感じで、私の青春時代の愛読書です。宗田 理の作品で「ぼくら」シリーズの最初の作品です。映画化もされました。(35歳 女性 会社員)

管理しやすい子=良い子じゃないことをはっきりさせてくれた作品。子供は大人のミニチュアじゃない。(43歳 男性 会社員)

個性豊かな仲間たちが友情を武器に大活躍して読むと元気が出ます。シリーズ全部読みました!どれも面白いです。(40歳 女性 パート・アルバイト)

中学生の夏休みに男子生徒が全員姿を消す。物語が進む中で青春時代を思い出し、仲間のことを思い出します。(37歳 女性 主婦・主夫)

子供たちが一致団結しアイディアを出しあい世の大人とせめぎあう。(38歳 男性 会社員)

子供たちが仕組む奇想天外な大作戦が面白くて楽しいストーリーだと思いました。(23歳 男性 パート・アルバイト)

少年少女が理不尽な大人たちに反逆をはかる青春の物語が楽しめるものでよかった。(31歳 男性 会社員)

少年少女が大人達を翻弄していく姿が、自分達もその時代に戻ったような感覚になる。(44歳 男性 会社員)

子供と大人の戦いです。子供たちの奇想天外のアイディアがとにかく面白いです。(36歳 女性 団体職員)

次の展開が気になるぐらいスラスラと読みやすくて、子供だけでなく大人も冒険心がくすぐられます。(26歳 女性 会社員)

突入してきた教師に様々な仕掛けで対抗し、隣町の市長の談合を生中継するなど、悪い大人たちをこらしめる、お話です。(37歳 男性 主婦・主夫)

小学生の頃読んで、もう少ししたら自分にもこんな青春が待っているのかもしれない、とワクワクした。リアルな学校生活での感情が映し出されているのが良いです。(41歳 女性 会社員)

子ども対大人の構図で物語が進んでいくので、ワクワクして楽しかった印象がいまでも強いから好きです。特に中学生におすすめします。(35歳 女性 無職)

子供と大人が対立するという設定が面白い。ワクワクするし、青春小説としての側面もあって良かった。(46歳 女性 主婦・主夫)

小学生の時、この本に出会い読書が好きになりました。仲間とともに自分たちの主張をする勇敢さに憧れました。(35歳 女性 会社員)

登場人物それぞれが個性的かつ魅力的で、お互いがお互いの得意分野で足りない部分を補い助け合うところに、とても憧れていました。クラスで目立つ子ばかりが決して主役ではなく目立たない子も、みんなで一つの事を成し遂げる時は主役級にヒーローになれる瞬間が一つはあるんだ!とワクワクするお話です。(38歳 女性 主婦・主夫)

中学生なのに、自分たちの主張を通して大人達に反抗するのがカッコいいと思い、憧れました。よい仲間がいることも羨ましく思いました。(40歳 女性 パート・アルバイト)

子供たちが団結して、いろいろな知恵を働かせながら大人に立ち向かっていくところ。(38歳 女性 パート・アルバイト)

キャラクターが好きで主人公がかっこいいところがポイントかなと思います。(昔小学校の図書館で働いていた時に人気で私も読んでみました)(33歳 女性 無職)

「13歳の黙示録」3票

殺すなかれ!少年たちよ―。僕は少年たちに言いたい。人を殺してはいけない。それは、自分も含めてすべてを滅ぼしてしまうからである。それが言いたくて本書を書いた。もし人を殺したい衝動に駆られたら、その前にぜひこの本を読んでほしい。

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読者の声

教師の熱心かつ親身によりそう姿勢によって問題児は更正したかに見えたが、その先にある新たな問題にぶち当たる。(46歳 男性 会社員)

とても重たくて濃い内容ですが、色々考えさせられ読む価値があります。(38歳 男性 会社員)

大変重たくて、息苦しくなるような、作品ですが、最後まで読破すると、その先には、夢や希望が詰まっています。物事を深く考えたい方に、オススメです。(45歳 男性 自営業)

「ぼくの社長ゲーム おもちゃ戦争シリーズ」1票


ぼくの社長ゲーム (光文社文庫―おもちゃ戦争シリーズ)

大西洋の考えたアクングラ玩具は通に大受け。彼は中学二年生に進学した。「将来の希望は?」と先生に問われて、「ぼく社長」。仰天した先生は、「実現したら頭を丸めるよ」と大笑い。が、洋には社長獲りもゲームのひとつ。

大手玩具会社の競争は熾烈で、社内も陰謀の渦。そこへ米国資本のメーカーも乗り込んできた。洋の才能が俄然、注目を浴びる。大人も子供も瞠目の痛快小説。

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読者の声

こういう子どもって、昔は多くいたなと思います。野望を純粋な心で抱く子供は天才なのか?とても興味のある作品です。(42歳 男性 会社員)

「ぼくらのコブラ記念日: 「ぼくら」シリーズ」1票


ぼくらのコブラ記念日 「ぼくら」シリーズ (角川文庫)

死期が近いと悟った瀬川老人は、息子捜しをぼくらに依頼。息子に会って過去の秘密をすべて明らかにするためだ。動き始めたぼくらは、大物財界人周辺の、壮絶な人間関係に巻き込まれていくが…。

息子との対面をはたし瀬川は亡くなり、彼の遺言通り涙のないさよなら会が開かれた。懐しい顔ぶれが集まり瀬川を偲んだその会を、KOBURA記念日と名づけて継続していこうとぼくらは誓い合う。

友情、スリル満載の、ぼくらシリーズ、記念すべき20冊目。

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読者の声

瀬川老人のために危機と立ち向かう仲間は友情深いと思いました。(45歳 女性 会社員)

「ぼくらの学校戦争」1票

大人気「ぼくら」シリーズに書きおろし新刊!『ぼくらの七日間戦争』の続編!こんどは学校が解放区!英治たちが卒業した小学校が廃校になり壊される!?ぼくらは廃校を幽霊学校にする計画を立て、おばけ屋敷、スーパー迷路を作る。

ところが、本物の死体を発見!?凶悪犯があらわれ、ぼくらと悪い大人との大戦争がはじまる。「ぼくら」シリーズ第5弾。小学上級から。

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読者の声

ぼくらの七日間戦争の続編です。今回も大人たちを倒すために、あれこれ知恵を出し合うところは子供受けするところです。大人が読んでも面白いです。(45歳 女性 パート・アルバイト)

「ぼくらの大冒険」1票

夏休みは「七日間戦争」、2学期は「天使ゲーム」を戦いぬいて、今は春休み間近の3月下旬。アメリカから来た転校生木下は、エイリアンというあだ名どおりの奇妙な男子だ。病弱であと3年の命、信仰心があつく、UFOを見ることができるという。

木下に誘われ、UFO見物に行った英治ら中学生15人のうち2人が突然、消えてしまう。まるでUFOに連れ去られたように。…正義感と好奇心と友情のため、「インチキな大人」ととことん戦う中学生の、笑いと冒険の学園サスペンス。

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読者の声

胡散臭い大人と中学生が闘う姿が他の小説では読んだことのないくらいの衝撃だったから。(21歳 女性 無職)

「ぼくらの天使ゲーム」1票

「ぼくらの七日間戦争」を戦った東中1年2組の彼らは、こんどは“天使ゲーム”を始めた。それは、父さんのタバコに水をかけ、酒にしょうゆを入れ、つぶれかけた幼稚園を老稚園にしたり…つまり、1日1回、いたずらをするのだ。

ある日、東中の美少女が学校の屋上から落ちて死んでいるのが見つかった。犯人は大人?大人気「ぼくら」シリーズ第2弾!小学上級から。

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読者の声

7日間戦争の続編ですが、中学生の手で社会の悪を痛快にやっつける所がお薦めです。(42歳 男性 会社員)

「一攫千金大作戦 ナニワ金満高校」1票


一攫千金大作戦―ナニワ金満高校 (徳間文庫)

二流の高校に通っているから頭が悪い、と思うのは大間違い。借金抱えて夜逃げした両親をしりめに、トオルは悪ガキ仲間と新ビジネスを展開。ついには、金儲けを教える高校を自ら開設しようと奔走するが…。抱腹絶倒高校生あきんどシリーズ。

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読者の声

とある少年がやんちゃな仲間達とビジネスを始めて紆余曲折する、ちょっと笑える展開もある不思議な作品でなかなか楽しめます。(35歳 男性 会社員)

「雨林」1票


雨林 (カドカワノベルズ)

恋人亜紀がガンに冒されていることを知った佑司は、幻の特効薬の話を聞いてなんとしても手に入れようと決意する。それは、熱帯の湖にだけ繁茂する海藻の粉末だという。

湖のありかを求めて奔走し、遂に核心情報をつかんだ彼は、病室で待つ亜紀に心を残しながらも決死の覚悟で、ボルネオの熱帯雨林へと分け入っていく。

刻々と進む亜紀の病状、新薬にまつわる製薬産業の思惑、遺伝子の宝庫である雨林の破壊―。地球が抱える「病」の克服に立ちむかう男の、究極の愛と冒険のサスペンス。

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読者の声

癌にかかった恋人を救うために、特効薬を求めて熱帯雨林の最奥部に分け入る主人公の熱いストーリー(56歳 男性 無職)

「破壊家族」1票


破壊家族 (1984年) (双葉文庫)

読者の声

ごく平凡だが幸せな生活を過ごしていた家族が、ある出来事がきっかけに家族全員の人生が狂っていく恐ろしいが病みつきになる内容。(39歳 男性 会社員)

「未知海域」1票

小さな水産会社の社員友永が帰国した時、待っていたのは大学以来の親友兵藤が遭難したという知らせだった。兵藤は北海道漁連の研究所で働いていたが、ニュージーランド沖で消息を絶ったという。

友永は、彼がそこで、未知のニシン漁場を発見したのではないかと推理する。兵藤をシンガポールで見たという情報を頼りに現地に飛んだ友永に、さまざまな手が伸びてくる。

商社、各国機関、華僑の秘密結社、そして謎の美女林麗玉…。美しくも猥雑な東南アジアを舞台に欲望と謀略が渦巻き、息づまる追跡行が展開される。直木賞候補となって著者の文壇デビューを飾った、国際サスペンスの傑作。

「BOOK」データベース

読者の声

海外のおけるサスペンスです。 友人が海で遭難したのを知った主人公が、謎を解き明かそうと奔走するストーリーです。(68歳 女性 主婦・主夫)

「問題児は救世主!?」1票

東京近郊にあるつつじ台中学校2年1組の須藤朗は、ダメな大人が大嫌い。そのまっすぐな性格とよく回る頭で、気に入らない大人たちをとっちめている。ある日、他校でのいじめが原因で転校してきたという純也が、自宅マンションから転落死した。

大人たちはつつじ台中でのいじめが原因の自殺として片付けようとしているが…。いじめ、過剰報道のマスコミ、学校裏サイト…あらゆる問題を逆手に取り、朗が暴き出した真相は。

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読者の声

学園ものだけど、シリアスなテーマで大人と子供の闇がうまく描かれている。(38歳 男性 会社員)

まとめ

いかがでしたでしょうか。宗田 理のおすすめ小説を紹介しました。ぜひ作品を手に取って読んでみてください。

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