内田康夫おすすめ小説ランキング28選【読書好き35人の声を集めました】

内田康夫は1934年生まれの推理作家。なんといっても「浅見光彦シリーズ」が代表作として有名。テレビドラマ化もされ人気のシリーズ作品です。

内田康夫の作品数は膨大です。100冊を軽く超える多数の作品のなかからどの作品を選んで読んだらいいのか?今回、読書好き35人におすすめ1冊選んでもらい人気順にまとめました。ぜひ選ぶときの参考にしてください。

「後鳥羽伝説殺人事件」5票

広島県の三次駅で女性の死体が発見された。被害者は後鳥羽法皇にまつわる伝説のルートを旅していた正法寺美也子。しかも、美也子が持っていたはずの一冊の本だけがなぜか遺留品から消えていた…。

捜査は難航するが、野上刑事だけは美也子が八年前の事故で記憶を失っていたことに着目、同じ事故で命を落とした浅見祐子の存在を知る。

祐子の兄・浅見光彦は野上に八年前の事故の真相を披瀝し、捜査協力を申し出た―。光彦の透徹した推理が驚愕の完全犯罪を突き崩していく!名探偵・浅見光彦の記念すべき初登場作品。

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読者の声

浅見光彦が最初に登場する作品で、二つの無関係に見える事件が結びついていく展開が面白いです。(44歳 男性 無職)

浅見光彦誕生のきっかけとなった一冊です。彼の妹の死の真相はショッキングですが、後鳥羽上皇の伝説を追いかけつつ謎が解き明かされていく様はドラマチックで独特の雰囲気があり、それがこのミステリー一番の魅力です。(44歳 女性 会社員)

その当時はまっていた浅見光彦の妹さんの死の真相を解く殺人事件だったので、興味深く読みました。(58歳 女性 自営業)

浅見光彦シリーズで何回もテレビドラマ化されているミステリー小説です。(50歳 女性 会社員)

浅見光彦シリーズの第一弾。承久の変により出家し法皇となった後鳥羽上皇が隠岐島に流されるまでに見た景色を小説の中で感じ体験することが出来ます。当然ミステリとしても一級品です。(45歳 男性 無職)

「浅見光彦殺人事件」2票

「トランプの本の謎が解けた」と出張先からの電話を最後に、詩織の父・大輔は何者かに殺された。温厚で人望の厚かった大輔を殺す動機のある者は誰一人なく、捜査は難航する。

そんな折、浅見光彦が詩織のもとを訪れ、数年前に亡くなった母の死に際についてたずねる。シリーズ中、もっとも特徴的で風変わりな作品。

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読者の声

主人公である浅見光彦が死んでしまうという内容ですが、あっと驚く結末になっています。最後になってしてやられた感がしますが、なるほどという爽快感も味わえる作品になっています。(62歳 男性 会社員)

「読者をいかに欺くか」を作者が楽しみながら執筆したのが伝わってきました。(48歳 男性 パート・アルバイト)

「死者の木霊」2票

信州の山深いダム湖に浮かんだバラバラ死体。事件は犯人と目される被害者の甥夫婦の「心中死」により早期結着を見た。だが二人の眠るような死顔は、竹村巡査部長を孤独な捜査行へと駆り立てた。

犯人が仕掛けた冷酷周到なアリバイ工作を竹村は果たして崩せるか。著者不朽のデビュー作に、新たに自作解説を付した。

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読者の声

長野のダム湖で、バラバラ死体が発見されるという現実の事件が起きた。その後に姿を消したある夫婦が犯人とされたが、事件を新聞で読んで、不審を抱いた小さな広告会社の経営者がいた。彼は自分なりに真相を推理し、竹村という刑事を主人公にして、生まれて初めての小説を書き上げる。そんなワクワクする作品です。(44歳 男性 自営業)

本読書を読んで現実を思い描くようにストーリーになっており大変いい作品です。(34歳 男性 学生)

「軽井沢殺人事件」2票

謎の言葉「ホトケのオデコ」を遺して、インチキ商法で世間を騒がせた商事会社の幹部社員が事故死した。全国手配で浮かんだのは、政界に隠然たる力を持つフィクサーの影。一方、軽井沢で、警視庁の公安部員が不審な死を遂げた。

おなじみ名探偵・浅見光彦と、「信濃のコロンボ」こと竹村警部が初共演!霧の軽井沢を舞台に、上流社会と日本の暗部を暴く。

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読者の声

華族が出てきてしまうという、今の刑事ストーリーにはないおっとりした雰囲気が大変に楽しかった。 (49歳 男性 会社員)

同作者による「信濃のコロンボ」と「浅見光彦」のシリーズが始めてクロスオーバーした作品で、2つのシリーズの時系列が一緒だったことが分かり、両方のファンにとってはたまらない作品です。(47歳 男性 自営業)

「明日香の皇子」1票

大東広告の社員・村久の恋人・恵津子が失踪した。まもなく恵津子に頼まれたという謎の男に呼び出されるが、彼は村久の目の前で殺される。なんと被害者は、村久の大取引先の社員だった。

遺されたことば「アスカノミコ」の謎を追い、奈良・飛鳥へ向かった村久は、巨大な陰謀の渦に巻き込まれていく。古代と現代を結ぶ壮大なスケールのミステリー。

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読者の声

浅見光彦シリーズが有名になる中で、内田康夫としてはちょっと毛色が違う内容だと思います。初めは予期してなかった大きな話に巻き込まれていく主人公が、段々と本来の自分の姿になって行くのが素敵です。(52歳 女性 パート・アルバイト)

「平家伝説殺人事件」1票

豪華フェリー「しーふらわー号」から転落行方不明になった男と現場にいた謎の男。二年後、その謎の男が自殺をとげた事が航海士・堀ノ内に不審をいだかせた。彼は親友で名探偵として活躍している浅見光彦にこの二つの事件を相談した。

事件の鍵が高知の平家落人の里にあると突きとめ高知の「隠れ里」に向かった浅見の前に現われた美少女・佐和。彼女に魅せられ恋心を感じる浅見。だがその佐和にも恐怖の魔手が…。浅見の恋と名推理。

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読者の声

浅見光彦シリーズではじめて読んだ作品です。トリックよりも人げ関係に気を取られるくらい非常に面白い人物だなと浅見光彦を印象付けられた作品です。(47歳 男性 会社員)

「風葬の城」1票

白虎隊のふるさと、会津を訪れた浅見光彦の目の前で塗師平野が謎の死を遂げた。折りしも東京で歯科技工士として働く平野の息子も、帰郷途中で失踪。

殺人事件の第一発見者となってしまった浅見は、理知的な美しさをたたえた会津女子高の新人教師、安達理紗の助けを得て、見えない犯人を追いつめてゆく―。

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読者の声

浅見光彦のいつも通りのシリーズ展開と会津の情景がとてもマッチしていて面白かったです。(43歳 女性 主婦・主夫)

「氷雪の殺人」1票

美しい利尻富士で、一人の会社員が不審死した。警察庁刑事局長の兄・陽一郎から内々に調査を頼まれた浅見光彦は利尻島を訪れ、ある女性から託されたメッセージを足がかりに調査を進めるが―。兄弟の思いは、“国”を動かすことができるのか。

「日本人の覚悟」に迫る浅見の姿が熱い!内田康夫の代表作、渾身のミステリー! 

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読者の声

壮大なスケールのミステリー作品であり、読んでいておもしろかったです。(29歳 女性 無職)

「箸墓幻想」1票

邪馬台国の研究に生涯を費やした孤高の考古学者・小池拓郎が殺された。その直後、彼の発掘していた古墳から邪馬台国の手がかりと思われる銅鏡が発見され、考古学界は騒然となる。

浅見光彦は、小池が寄宿していた当麻寺の住職から事件解決を依頼され、早春の大和路へ向かった。老考古学者が遺した一通の古い手紙と色褪せた写真―住職の娘・有里とともに事件を追う浅見は、いつしか時を超えた女達の妄執に搦め捕られてゆく。

古代史のロマンを背景に展開する格調高い文芸ミステリー。

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読者の声

はるか昔の邪馬台国にまで時代が遡り。歴史が好きな方にはたまらない一冊だと思います。(19歳 女性 学生)

「天城峠殺人事件」1票

天城峠付近で発見された、千社札を持って寺社巡りをしていた男の死体。そして人気アイドルの心中事件。無関係とも思える二つの事件に遭遇した浅見は、意外な接点に気づき、巧妙なトリックに迫っていく!

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読者の声

ストーリー自体は短いが、所々で伏線があるので、読み解いて行くのがお勧めです。(29歳 男性 会社員)

「津和野殺人事件」1票

ルポライター浅見光彦の母・雪江が、巣鴨の染井霊園で殺人事件に遭遇した。被害者は、山陰の小京都・津和野で隠然たる勢力を誇る旧家・朱鷺の長老・勝蔵。死の直前、彼はなぜか他人の墓を暴こうとしていた。

浅見は、勝蔵の不可解な行動の謎を追って単身津和野へ向かう。そこで彼を待っていたのは、四百年以上の歴史を有する朱鷺一族をめぐる、連続殺人だった。

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読者の声

山口県の津和野を舞台にした事件を浅見光彦が名推理します。旧家の跡継ぎ問題で本家と分家で対立するストーリーはありがちですが人間関係や伝統のある小京都のような街並みの描写が抜群で、とても丁寧に書き込まれています。(43歳 男性 自営業)

「長野殺人事件」1票

品川区役所で働く直子は、税金の督促で訪ねた男から、彼女が長野県出身者なのを理由に書類を渡される。一カ月後、その男・岡根は長野県内で遺体で発見された。周囲に怪しい男も出現し、不安に怯えた直子は夫の友人・浅見光彦に相談する。

一方、長野で岡根殺人事件を担当するのは「信濃のコロンボ」竹村警部だった。不正支出金と知事選を巡る巨悪に二人が挑む。長編推理小説。

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読者の声

浅見光彦と信濃のコロンボ、二人の名探偵が交錯する点が面白いです。(30歳 女性 自営業)

「倉敷殺人事件」1票

「タカハシノヤツ…」深夜、新宿で殺された滝沢武彦が遺した死の伝言!現場に居合わせたOL草西英のある情報で捜査する岡部警部は、人格者と謳われた滝沢に不正経理の疑いをもった。

2日後、倉敷で起きた青酸カリ殺人との結びつきは?警部は明快な推理で、ある男を追いつめるが、彼には鉄壁のアリバイがあった…。

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読者の声

浅見光彦シリーズ作品の一冊です。内田康夫作品は旅情ミステリー作品といわれるように読むと、その土地を訪れたくなる作品ばかりです。倉敷殺人事件も美観地区などどんなところだろうと興味をそそられます。是非、一読され倉敷を訪れてください。(69歳 男性 パート・アルバイト)

「赤い雲伝説殺人事件」1票

アマチュア画家小松美保子が描いた「赤い雲」の絵を買おうとした老人が殺され、その絵も盗まれた。美保子が所属する絵画グループの一員で、警察庁の刑事局長を長男に持つ浅見雪江に相談すると次男の光彦を紹介される。

光彦の調査で、絵のモデルとなった山口県の寿島が原発誘致問題で大きく揺れ動いていることがわかる。被害者は誘致反対派のリーダー的存在だった。絵に秘められた謎を追って島を訪れた美保子と光彦は、新たな殺人事件に遭遇する…。

名探偵浅見光彦シリーズ初期の傑作、新装幀で登場。

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読者の声

内田康夫さんと言えばサスペンス!この作品は、素人画家の描いた絵とある土地の伝説にまつわるミステリー。ミステリー作品好きは是非見てください!(32歳 女性 自営業)

「「信濃の国」殺人事件 」1票

信州毎朝新聞の牧田編集局次長が水内ダムで絞殺死体で見つかった。前夜、牧田と口論していた部下の中嶋が疑われてしまう。新婚早々の出来事に、中嶋の妻・洋子は困惑する。

その後、恵那山トンネル、長楽寺、寝覚ノ床で次々と遺体が発見され、洋子は長野の県歌「信濃の国」に出てくる地名と現場が一致していることに気づく。信濃のコロンボ・竹村岩男警部は四人の被害者を結ぶ糸口を探り出した! 

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読者の声

竹村刑事の普段はおとぼけているのに、事件になると素晴らしい立ち振舞いが面白いです。奥様との関係も見せ所です。(42歳 女性 無職)

「鐘」1票

諸行無常の理を表わすという鐘の音。浅見家代々の菩提寺、聖林寺の梵鐘から血が滴るという怪事件があってまもなく、顔にその鐘の模様痕をつけた男の変死体が隅田川に浮かんだ。

四国高松、越中高岡と、被害者の美しい妹とともに鐘の謎を追いかける浅見光彦の旅が始まる。期待の文芸四部作第二弾。

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読者の声

深夜不気味に鳴り渡った鐘のミステリーを追いかける旅が始まる。どんな展開が待ち受けているのか読み進める程、謎が深まっていくようなスリリングな展開です。(48歳 女性 主婦・主夫)

「小樽殺人事件」1票

取材で小樽を訪れた浅見は、港で漂流死体を発見する。被害者は地元旧家の夫人。彼女の遺品から、白い封筒に入った黒揚羽が発見される。黒い蝶は霊界からの使いなのか。名門一家を襲った悲劇に挑む浅見の前に、再び黒揚羽を抱いた変死体が…。

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読者の声

名探偵ルポライター・浅見光彦の活躍は勿論、小樽の街の情景描写が素晴らしい作品です。(50歳 女性 自営業)

「若狭殺人事件」1票

水中綱引きの神事で賑わう福井県若狭の名勝日向湖に男の死体が流れ着く!その一年後、東京・高島平で広告代理店勤務の細野久男が絞殺された。

細野が死の前に、同人誌に発表していた短編小説「死舞」には、若狭を舞台とし、黒い服の男の謎の行動と暗い過去が描かれていた。浅見光彦は、小説が結びつける二つの殺人事件の接点に引きつけられ、若狭へ向かう!

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読者の声

殺人事件のキーポイントが小説の内容になる所が小説好きの心をくすぐる作品です。(46歳 男性 会社員)

「高千穂伝説殺人事件」1票

天孫降臨の地と言われる高千穂。宮崎で行われた“真の伝説の地”を巡るシンポジウムの開催中、高千穂町町議会議員の帆村が轢死した。同じ頃、東京では美貌のヴァイオリニスト千恵子の父親が失踪。

留守番電話には“ブツはニュータバルからタカチホへ”という謎のメッセージが残されていた。危険を顧みずに千恵子は単身宮崎へ飛ぶ。

彼女の叔父に頼まれ、浅見光彦も後を追うが―。荒ぶる神が走りさるかのごとく高千穂の地で相次ぐ変死。神話の国に隠された巨大な秘密を浅見光彦は暴けるのか―!内田康夫、伝説シリーズ渾身の傑作ミステリー。

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読者の声

定番の浅見光彦シリーズの中でも、日本の書記について詳しく取材されて神話を取り入れた謎解きが非常に面白くておすすめです。(39歳 女性 会社員)

「御堂筋殺人事件」1票

各企業が車を飾りたてて大阪・御堂筋をパレード―その最中に事件は起った。繊維メーカー・コスモレーヨンが開発した新素材をまとったミス・コスモの梅本観華子が、大観衆注視の中、急死したのだ。

胃から青酸化合物が発見され、コスモレーヨンを取材中の浅見光彦が事件にかかわることに。コスモの宣伝部長・奥田とともに観華子の交友関係を調べ出した矢先、第二の殺人が。長篇推理。

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読者の声

東京生まれの著者が旅人の感覚で大阪の街や人々を上手に描いた秀作です。(59歳 男性 自営業)

「孤道」1票

世界遺産・熊野古道の名所、牛馬童子の頭部が斬り落とされ、行方不明になる事件が発生。ほどなく、不動産会社社長・鈴木義弘が大阪天満で殺害される。

療養中の軽井沢のセンセに熊野への代参を頼まれた浅見光彦は、大毎新聞の記者・鳥羽と共に、信仰の道が繋ぐ壮大な謎を追う。著者の遺志宿るシリーズ最後の傑作! 

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読者の声

盗まれた牛馬童子の首が不可解な殺人事件を起こすのは非常に恐ろしいと思いました。(54歳 男性 団体職員)

「鯨の哭く海」1票

捕鯨問題の取材で南紀・太地を訪れた浅見光彦は「くじらの博物館」で、背に銛が突き刺さった漁師人形を目にする。それは、以前起きた殺人事件の被害者の姿そのものだった。

調査を開始した浅見は、もうひとつの事件、旧家の娘と記者の心中事件との関連に注目するのだが…。事件現場に見え隠れする青い帽子の女の正体とは。

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読者の声

内田作品といえば、浅見光彦だが、著者が住む地域の団子屋がたびたび登場します。後期先品は社会性が強く、松本清張を思い起こすが、この先品は推理小説のアリバイ証明にトンネルが使われていて読みごたえがあります。 (43歳 男性 自営業)

「釧路湿原殺人事件」1票

北海道の釧路湿原で、男の死体が発見された。エリート官僚で国立公園管理官の友利恵一は、自らの新婚旅行をキャンセルして現場に向かうが、被害者との確執があった彼に殺人の嫌疑がかけられてしまう。

実は友利は、和泉直人教授夫妻の一人娘・郷子の結婚相手。和泉教授夫妻は娘婿の無実を信じて釧路に急行するが…。

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読者の声

釧路湿原を舞台にした、著者独特の旅情溢れる推理・捜査劇が楽しめる秀作。(56歳 男性 無職)

「教室の亡霊」1票

深夜、中学校の教室で、かつて教鞭を執っていた男が殺された。黒板の前に横たわる被害者のポケットには、新人女性教師の写真が。浅見家の「落ちこぼれ」光彦が、教育問題に直面する最新事件簿。

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読者の声

一件清廉潔白に見える教育界だが実は教育界は闇が深いと思い知らされる内容です。(50歳 女性 主婦・主夫)

「貴賓室の怪人2 イタリア幻想曲」1票

「貴賓室の怪人に気をつけろ」。浅見光彦のもとに、イタリア・トスカーナで怪文書を受け取った日本人女性からの依頼が届いた。豪華客船「飛鳥」で秘密裏の捜査を続けていた浅見は、現地で日本人画家の怪死事件に巻き込まれてしまう。

事件の背後に見え隠れする「聖骸布」の秘密、ダ・ヴィンチが残した謎、そして貴賓室の怪人の正体は?名探偵・浅見光彦が二千年の禁忌に挑む! 壮大なミステリー叙事詩。

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読者の声

イタリアを舞台にしていること、また船上でのミステリーも旅行気分で楽しめる。(25歳 男性 学生)

「遺譜 浅見光彦最後の事件」1票

本人の知らぬ間に企画された浅見光彦34歳の誕生日会。初恋のひとである稲田佐和との再会に心躍る浅見は、美貌のヴァイオリニスト、アリシア・ライヘンバッハからボディガードを頼まれる。

一度は断ったものの、陽一郎からの要請でアリシアのコンサートが行われる丹波篠山に赴くことに。彼の地で彼女の祖母の遺譜を捜索するが、手がかりである「インヴェ」に繋がる男が殺され浅見に嫌疑がかかる。

なんとか容疑を晴らした浅見だが、アリシアの依頼の裏には戦前日本とドイツまで遡る陰謀があることに気づく。

浅見家にも繋がる「遺譜」に隠された盟約と、陽一郎の暗躍。真相を確かめるため赴いたドイツで、アリシアの祖母から明かされた哀しい事実とは――。現代ミステリー界の雄が不退転の決意で描き出した、シリーズ最大の衝撃作!

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読者の声

数多いこの作家のミステリー作品の中で上巻を読むと早くその次が知りたくなるくらいの濃い展開を楽しめます。(42歳 女性 無職)

「ユタが愛した探偵」1票

琉球王家最後の姫君が名門・井伊家に嫁いだ事から始まった彦根の名物行事「ブクブク茶会」。その行事に沖縄から参加した式香桜里は、幼い頃から「神の子」と言われる不思議な能力を秘めていた。

数日後、彦根において香桜里の素性を執拗に探っていた不審な男が、琉球王国の聖地・斎場御嶽で死体となって発見される。

事件究明の依頼を受けた浅見光彦は、急遽、沖縄へ。神秘の国に封印された悲劇の連鎖。美しき霊能者が抱いた儚き恋の行方。名探偵・浅見をも惑わす驚愕の真相とは。

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読者の声

沖縄を舞台にした旅情ミステリー小説。名物行事への参加を切欠に、殺人事件の真相に迫っていくところが読みどころです。(52歳 男性 会社員)

「パソコン探偵の名推理」1票

名門=現代学園のハテナクラブが生み出したお化けパソコン「ゼニガタ」。

口の悪さと計算力、それと正しい文字が1度でディスプレイに出ないのが悩みの迷短低、いや名探偵。私立探偵事務所の初潮、じゃなくて所長の鴨田英作ともども難事件をビットビットとなで切っていく快刀乱麻は、笑い死なぬよう要注意!

講談社文庫

読者の声

推理小説でギャグに振り切った話が好きだったので、内田康夫作品はこれが一番印象に残っています。パソコンがツンデレというか、ちょっとデレたところにキュンときたものです。(47歳 女性 会社員)

まとめ

いかがでしたでしょうか。内田康夫のおすすめ小説を紹介しました。ぜひ作品を手に取って読んでみてください。

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