村上春樹おすすめ小説ランキング18選【読書好き66人の声を集めました】

村上春樹というと、本屋にいけば必ず作品を目にする、小説をあまり読まない人でも知っているような有名な小説家です。1000万部以上を売り上げる作品もあり、海外でも人気があります。

初めて村上春樹の作品を読みたい方も、1冊読んで面白かったから他にどんな作品があるのか気になった方も、多数の村上春樹の小説からどれを読んだらいいのか迷うところだと思います。

この記事では、読書好き66人に聞いた村上春樹おすすめの小説をランキング形式で紹介します。

1位「ノルウェイの森」18票

暗く重たい雨雲をくぐり抜け、飛行機がハンブルク空港に着陸すると、天井のスピーカーから小さな音でビートルズの『ノルウェイの森』が流れ出した。僕は一九六九年、もうすぐ二十歳になろうとする秋のできごとを思い出し、激しく混乱し、動揺していた。限りない喪失と再生を描き新境地を拓いた長編小説。

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読者の声

たんたんとストーリーが進んでいく中で、情景が浮かんでくるような描写や男女のかかわりが魅力的です。(36歳 女性 主婦・主夫)

心を静かに読める作品で、生と死、陰と陽を作品の中で実感できるところがこの作品の最大の魅力だと思います。何より言葉の選び方や話の進みが綺麗で作品の中に没頭できます。(33歳 男性 会社員)

タイトルから想像したのとは少し違った雰囲気の作品。余分が多い気がしますがそこも含めて魅力なのかなって思います。硬い文章に見えますが案外物語はさらっとしてる。(27歳 男性 会社員)

様々な思いを持ちながら、恋愛に突き進んでいく男女の心の移り変わりが非常にうまく描かれています。(47歳 男性 会社員)

大学生の男女の恋愛、葛藤、闇と考えさせられて感性を揺さぶられる作品です。(50歳 女性 主婦・主夫)

いろいろこの作家については賛否両論ありますが、この作品こそが彼のげんてんでもあり、頂点でもあり、彼の書いているものを代表する(つまり彼の作品群の総括的)作品だと思います。ぼくがお気に入りの個所は、主人公が、心を病んだ直子に会うため施設に行き、そこから自分の住む寮へ帰ってきてからの場面。(53歳 男性 無職)

友人の死により、心にキズを追った僕と、友人の恋人であった直子との脆く危うい恋愛物語。物語の舞台が、身近な町であり、流れてくる曲や匂い、雰囲気がリアルに想像できる。遠いフィクションでありながらも、どこかノンフィクションのように感じるザラザラ感がリアル。(39歳 男性 団体職員)

重厚な性描写が、作品のクオリティを高めていると感じました。サクサク読めるので、あまり読書をしない方にこそお勧めしたいですね。(40歳 男性 会社員)

作品に漂う、なんとも言えない喪失感が好きです。また、青年期特有の悩みや感情などを作品を通して味わうことができました。(33歳 女性 パート・アルバイト)

親友、その恋人、仲間との感動や哀しみを切々と表現している作品です。(50歳 女性 会社員)

自伝のように読み進められる。美しい言葉遣いがとても魅力的でひきこまれる。(33歳 女性 会社員)

ある人を中心に世界が回っているということが本当にある、その人の衛星のようにずっとぐるぐる回り続ける人生があるのだと実感するところが読みどころです。(28歳 女性 主婦・主夫)

常に自死が背景に感じられる重く暗いストーリーの中で所々で当時の学生の生活を感じられるのが良い。(36歳 女性 自営業)

村上氏の代表作です。自殺や性の問題など青年時代の様々な葛藤を感傷的に描いています。(37歳 男性 自営業)

高校生のときに読みましたが、大人になってから読んでも、主人公の若者たちが直面する死という現実、新しい出会いや恋を通して人生について考えさせられる作品だと思います。作中に登場するキュウリの海苔巻きも美味しそうです。(35歳 女性 自営業)

リアリズムの強い恋愛小説で読み応えがある。フィクションながら感情移入して読み切れる一冊。(38歳 男性 会社員)

主人公が誰も自分のことを知らないところに行きたいという動機で進学する心理。(53歳 女性 自営業)

生きることと死ぬことの重要性とともに人間関係の在り方を学べる作品です。(20歳 女性 学生)

2位「1Q84」10票

「こうであったかもしれない」過去が、その暗い鏡に浮かび上がらせるのは、「そうではなかったかもしれない」現在の姿だ。書き下ろし長編小説。

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読者の声

時間軸・背景の変化が面白い。これぞ村上春樹といえる作品。3部作で読みごたえも大満足でした。(49歳 女性 パート・アルバイト)

1Q84年というパラレルワールドの扱い方がとても面白く、読み進めるのが楽しみになります。(47歳 男性 自営業)

現実にありそうでなさそうな、不思議な世界が描かれているところ。これは凄いです。(39歳 女性 パート・アルバイト)

少年少女それぞれの人生が描かれますが、現実世界と1Q84という異世界の狭間で奇妙な体験を重ねていく先がよめない世界観が面白いです。(43歳 男性 自営業)

不思議な世界観に引き込まれて、読みだすと止まらなくなってしまうくらい面白い作品です。(35歳 女性 パート・アルバイト)

青豆の静かな強さに共感し、彼女に早く幸せな再会をと望みつつ、長距離を短距離走のスピードで夢中に読んでしまうすごい大長編小説です。(44歳 女性 会社員)

1Q84は唯一、読める作品だと思います。なぜにノーベル賞に挙がるのか、ほかの作品には、興味がもてませんが、これは読めました。(43歳 男性 自営業)

気付いたらいつの間にか、現実との並行の別の世界に入ってしまった気味悪さが、自分の煮も起きそうとドキッとさせられながら読み進める点です。(34歳 女性 パート・アルバイト)

現実なのか非現実の話なのか分からなくなるほどのリアル感がおもしろいです。(45歳 女性 会社員)

村上春樹の中では珍しい純粋なラブストーリーで、シュールな現実と非現実的な世界が相互に織り込まれていて、読み応え満載な点。(46歳 女性 自営業)

3位「海辺のカフカ」6票

「君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年になる」―15歳の誕生日がやってきたとき、僕は家を出て遠くの知らない街に行き、小さな図書館の片隅で暮らすようになった。

家を出るときに父の書斎から持ちだしたのは、現金だけじゃない。古いライター、折り畳み式のナイフ、ポケット・ライト、濃いスカイブルーのレヴォのサングラス。小さいころの姉と僕が二人並んでうつった写真…。

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読者の声

同時進行する全く異なる2つのストーリー展開がクライマックスで綺麗に繋がるという、一粒で二度美味しい作品。(45歳 男性 会社員)

現実と幻想の世界がミックスされた世界に自分が実際に入ったような不思議な気持ちになりました。 読んでいる間は、現実のような夢の中のような違う世界にいる気分が味わえると思います。(53歳 女性 無職)

痺れる書き出しと、個性的なキャラクター。情景描写や登場人物の心情など難解な描写が続きますが、作品の世界観にどっぷり浸かれます。(32歳 女性 自営業)

推理小説かのような場面展開に読む手が止まらなくなります。現実と非現実の境目があいまいで、不思議な心地がする小説です。(44歳 女性 会社員)

村上春樹の長編はどれも中に入り込める内容ですが、海辺のカフカは中でもおすすめです。(30歳 女性 主婦・主夫)

2つのストーリーがだんだん1つに合わさるドキドキがたまらなく好きです。上下巻なので、何日かに分けて読むつもりでしたが、続きが気になって眠れなかったので徹夜して読破しました。(34歳 女性 主婦・主夫)

3位「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」6票

読者の声

並行して進む二つの異なる物語が意外な形でリンクする、現在の村上小説の原型ともいえる展開、ぜひ楽しんで頂きたいです。(38歳 男性 無職)

二つの物語が順番に語られ、最後「あっ」と驚くラストを迎えます。世界の終わりの少し物悲しい雰囲気が大好きです。(46歳 女性 自営業)

不思議な気持ちよさがあります。この世界に行きたいというような魅力があります。(24歳 男性 無職)

何度となく読み返しました。村上春樹氏の前期のテーマ、社会からの疎外感を2つの並行するストーリーで描写しています。1度目に冒険小説としてのスリルを楽しみ、2度目以降はストーリーの繋がりと深さを味わうことができます。(34歳 男性 会社員)

村上春樹節(おしゃれな表現)が炸裂した文章もさることながら、何よりも全く関連性のないようにみえる二つの世界が話が進むごとに徐々に関係性を表わしてくる部分が読んでいてたまらない。読後感は村上春樹作品の中でも随一だと思う。(29歳 男性 会社員)

主人公である計算士が世界の暗号や謎の装置に迫っていくのはとても面白いストーリーだと思います。(37歳 男性 会社員)

4位「風の歌を聴け」4票

夏休みに海辺の街に帰省した〈僕〉は、友人の〈鼠〉とビールを飲み、介抱した女の子と親しくなって、退屈な時を送る。二人それぞれの愛の屈托をさりげなく受けとめてやるうちに〈僕〉の夏はものうく、ほろ苦く過ぎ去っていく。青春の一片を乾いた軽快なタッチでとらえた出色のデビュー作。

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読者の声

まずは、鼠と友達という設定が面白かったです。また、その中で出てくる女の子たとの関係もあわく、ほろ苦かったです。(24歳 男性 会社員)

村上春樹の処女作で短編だが、比喩や言い回しが独特で、春樹節といえる世界を味わうことができる。難解であるが読みやすく、心地よい。コーヒーでも飲みながら空想して読むのもよいと思います。(62歳 男性 会社員)

読んで映画の「フォレスト・ガンプ」「ロスト・イン・トランスレーション」とかを思い出しました。話の内容は全然違うのですが、主人公には特殊な魅力・才能?があって女の子にもてるし、苦労なく人生が進んでゆく(そんな風に見える)。(34歳 男性 会社員)

場面や心象風景がテンポよく切り替わるところが好きです。のちに昼間の仕事を終えてからの執筆だったので集中力が長く続かなかった、と聞いてこのような背景からあのスタイルが生まれたのか、と納得しました。(50歳 女性 パート・アルバイト)

4位「羊をめぐる冒険」4票

「羊のことよ」と彼女は言った。「たくさんの羊と一頭の羊」「羊?」「そして冒険が始まるの」 故郷の街から姿を消した〈鼠〉から〈僕〉宛に、ある日突然手紙が届く。同封されていた一枚の写真が、冒険の始まりだった。『1973年のピンボール』から5年後、20代の最後に〈僕〉と〈鼠〉がたどり着いた場所は――。

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読者の声

どこか不思議なストーリーで読むほどにどんどん村上ワールドに引き込まれる村上春樹デビュー3作めの名作です。(43歳 女性 自営業)

登場人物それぞれのエピソード、ビールが飲みたくなる感じが好きです。ラストが衝撃的でとても切ない。(50歳 女性 自営業)

ミステリー風の展開で、ファンタジー要素が強いながらも最後にちゃんと謎が解き明かされ、そして切なくなります。村上作品の中では一番好きな小説です。(55歳 女性 パート・アルバイト)

『風の歌を聞け』『1973年のピンボール』で描いてきた「僕」と「鼠」の物語がここで終わりを告げます。そのあまりに切ない別れに胸が締め付けられました。(26歳 男性 自営業)

5位「1973年のピンボール」3票

さようなら、3フリッパーのスペースシップ。さようなら、ジェイズ・バー。双子の姉妹との“僕”の日々。女の温もりに沈む“鼠”の渇き。やがて来る一つの季節の終り―デビュー作『風の歌を聴け』で爽やかに80年代の文学を拓いた旗手が、ほろ苦い青春を描く三部作のうち、大いなる予感に満ちた第二弾。

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読者の声

情景が目に浮かぶ小説です。不思議な双子が印象的な小説ですが、読了後さわやかな気持ちになります。(54歳 男性 会社員)

静かながらも何かに夢中になっていた青春という時代がね確実に過ぎ去っていく。そんな雰囲気を一台の好きだったピンボールマシーンになぞらえた作品です。シーンとした静けさと、物悲しいラストシーンが素敵で、ほろ苦く、じんとした小さな痛みが残るような気分になります。(58歳 男性 主婦・主夫)

「ぼく」シリーズの第二弾。大学闘争やピンボールなど古き良き時代が終わりを迎える、物寂しくもある青春小説。(31歳 男性 会社員)

6位「アフターダーク」2票

時計の針が深夜零時を指すほんの少し前、都会にあるファミレスで熱心に本を読んでいる女性がいた。フード付きパーカにブルージーンズという姿の彼女のもとに、ひとりの男性が近づいて声をかける。そして、同じ時刻、ある視線が、もう一人の若い女性をとらえる―。

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読者の声

作者らしい独特の世界観と非日常観が出ていたので良かったです。(39歳 女性 無職)

独特な空間がうみだす村上ワールドのなかで、登場人物の心の変化に注目するとすごく面白い。(25歳 男性 学生)

6位「ねじまき鳥クロニクル」2票

ねじまき鳥が世界のねじを巻くことをやめたとき、平和な郊外住宅地は、底知れぬ闇の奥へと静かに傾斜を始める。暴力とエロスの予感が、やがてあたりを包んでいく。誰かがねじを巻きつづけなければならないのだ、誰かが。

1984年の世田谷の露地裏から1938年の満州蒙古国境、駅前のクリーニング店から意識の井戸の底まで、ねじのありかを求めて探索の年代記は開始される。

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読者の声

平凡な日常生活から突然妻が失踪し,そこから謎に満ちた世界におちていく展開に,どんどん引き込まれます。村上春樹ワールドといえる見事な作品だと思います。(59歳 男性 経営者・会社役員)

主人公の男性が、かっこいいです。一見普通の(普通以下?)さえない男性ですが、最後まで奥さんを信じきり、ついには救い出すというところがグッときます。さまざまな壁にぶち当たりながらもなんだかんだとそれを乗り越えて、決してあきらめないところもすごいなと思いました。(37歳 女性 パート・アルバイト)

6位「騎士団長殺し」2票

私は時間を味方につけなくてはならない―妻と別離して彷徨い、海をのぞむ小田原の小暗い森の山荘で、深い孤独の中に暮らす三十六歳の肖像画家。やがて屋根裏のみみずくと夜中に鳴る鈴に導かれ、謎めいた出来事が次々と起こり始める。緑濃い谷の向こう側からあらわれる不思議な白髪の隣人、雑木林の祠と石室、古いレコード、そして「騎士団長」…。物語が豊かに連環する村上文学の結晶!

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読者の声

日本画と石室・鈴を解放したことでイデアが顕れ、さまざまな事象が連鎖する不思議な出来事へと巻き込まれてゆく。このシーンが面白い。(25歳 男性 会社員)

離婚話が上がった自宅を離れ、アトリエに暮らし始める画家のお話。(25歳 女性 会社員)

6位「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」2票

良いニュースと悪いニュースがある。多崎つくるにとって駅をつくることは、心を世界につなぎとめておくための営みだった。あるポイントまでは…。

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読者の声

最初に主人公の知り合いがなくなってしまうのだが、その謎が解明されていくストーリーのうまさが好き。(39歳 男性 パート・アルバイト)

30代後半の男性主人公が、若い頃に負ったキズを癒やすために旧友を訪ねて歩く物語。だれもがこういった願望を持っているはずですから、この年代の人であれば必ず共感できると思います。また、他の村上作品と違って馴染みやすいストーリーになっている点もおすすめするポイントです。(54歳 男性 会社員)

7位「スプートニクの恋人」1票

22歳の春にすみれは生まれて初めて恋に落ちた。広大な平原をまっすぐ突き進む竜巻のような激しい恋だった。それは行く手のかたちあるものを残らずなぎ倒し、片端から空に巻き上げ、理不尽に引きちぎり、完膚なきまでに叩きつぶした。―そんなとても奇妙な、この世のものとは思えないラブ・ストーリー。

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読者の声

恋愛と喪失感を鮮明に描いていて感動や気持ちの変化を感じられる点が魅力。(29歳 男性 無職)

7位「ダンス・ダンス・ダンス」1票

奇妙で複雑なダンス・ステップを踏みながら「僕」はその暗く危険な運命の迷路をすり抜けていく。七〇年代の魂の遍歴を辿った著者が八〇年代を舞台に、新たな価値を求めて闇と光の交錯を鮮やかに描きあげた話題作。

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読者の声

これぞ村上春樹ワールドという感じの世界観、羊男もかわいらしい。(45歳 女性 主婦・主夫)

7位「パン屋再襲撃」1票

彼女は断言した、「もう一度パン屋を襲うのよ」。学生時代、パン屋を襲撃したあの夜以来、彼にかけられた呪いをとくための、このたくらみの結果は…。微妙にくい違った人と人の心が、ふとしたことで和んでいく様子を、深海のイメージによせて描く六作品。ところで、いろんな所に出てくる〈ワタナベ・ノボル〉とは何ものだろう?

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読者の声

初回は「?」マークが乱舞するかもしれません。しかし、変わり映えしない日常に対する不満や反抗だと思うと、彼らの突拍子も無い行動に深みが感じられます。(38歳 男性 無職)

7位「ふしぎな図書館」1票

図書館で「オスマントルコ帝国の税金のあつめ方について知りたいんです」とたずねたぼくに、老人の目がきらりと光った。案内された地下の閲覧室。階段をおりた奥から、羊男が現れて…。はたしてぼくは、図書館から脱出できるのか?村上春樹と佐々木マキが贈る、魅力溢れる大人のためのファンタジー。

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読者の声

ただ図書館に行っただけなのに急にどん底に落ちたようにお先真っ暗になってしまいました。(39歳 男性 会社員)

7位「一人称単数」1票

「一人称単数」とは世界のひとかけらを切り取る「単眼」のことだ。しかしその切り口が増えていけばいくほど、「単眼」はきりなく絡み合った「複眼」となる。そしてそこでは、私はもう私でなくなり、僕はもう僕でなくなっていく。そして、そう、あなたはもうあなたでなくなっていく。そこで何が起こり、何が起こらなかったのか? 「一人称単数」の世界にようこそ。

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読者の声

2020年に刊行された待望の新作で私小説、エッセイ、フィクションなど自由な文体とリラックスした雰囲気が漂う物語の数々は、短編集ながら非常に時間の密度が濃く素晴らしい。(30歳 男性 会社員)

7位「中国行きのスロウボート」1票

青春の追憶と内なる魂の旅を描く表題作ほか6篇。著者初の短篇集。

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読者の声

出会いを描いた村上春樹らしい短編小説です。さらっと読めるのですが、読後感がいいです。(28歳 女性 会社員)

7位「猫を棄てる 父親について語るとき」1票

時が忘れさせるものがあり、そして時が呼び起こすものがある。ある夏の日、僕は父親と一緒に猫を海岸に棄てに行った。歴史は過去のものではない。このことはいつか書かなくてはと、長いあいだ思っていた。

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読者の声

村上さんの父親について書かれており、村上ファンなら興味のある内容だと思います。(31歳 男性 自営業)

まとめ

いかがでしたでしょうか。村上春樹のおすすめ小説をランキング形式で紹介しました。ぜひ作品を手に取って読んでみてください。

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