「かがみの孤城」不登校児を中心に描かれた小説【あらすじ・感想】

「かがみの孤城」がどのような作品なのか、読者による小説のあらすじと感想です。


出典:https://www.amazon.co.jp

「かがみの孤城」を読んだきっかけ

当時、不登校だった娘が「読んで欲しい」と言って勧めてきたのがきっかけです。娘が何かを私(母)に勧めてきたのは初めてだったので非常に驚きでしたが、なぜこの本を勧めてきたのかを知りたかったというのもあって読もうと思いました。

「かがみの孤城」はどんな小説?

かがみの孤城は、辻村深月さん著書の不登校児を中心に描かれた小説です。

不登校児をはじめ、その周囲にいる親や先生といった大人達の行動や気持ち、また、いじめる側の行動などが事細かに描かれている作品です。テーマは非常にシリアスながら、実はファンタジーといった作品なので、子供から大人まで楽しめる 作品となっています。

「かがみの孤城」のあらすじ・ストーリー

あることがきっかけで不登校になってしまった中学生の主人公の少女は、毎日部屋にこもる生活をしていました。 少女の母親は、そんな娘を心配してフリースクールのような教室に行かせようとしますがそれもうまくいかず…。

そんなある日、少女の部屋の鏡が光ります。 何事かと思い、少女が鏡に近づくと少女は鏡の中に吸い込まれ、鏡の中へと入り込んでしまいました。 鏡の中に入ると、大きなお城がポツンとあり、中には自分と同じような歳の子どもたちが男女交えて何人かいます。

どういうことなのかと佇んでいると、そこに1人の少女が突然現れました。その少女は、そこにいる子供たちに「この城は自由に使っていい。」と言い、さらに「この城のどこかにある鍵を見つけある部屋に入ると願いが叶う」とも言いました。

疑心暗鬼にかられる少年少女たちでしたが、とりあえずはその城を自由に使い出します。 すぐに友達同士となり仲良くなる子、本ばかり読み1人でいる子、様々な子たちがいる中、主人公の少女はなかなかその輪に入れないでいました。そうこうするうちに、少しずつそれぞれの事情が分かってきます。

しかし、いずれにしてもこの城が何なのかは謎のまま。 そして、ここにいるメンバーがどういう基準で集められたのかもわからないままでした。 この城で突然現れる少女は、相変わらず突然現れては消えていきますが、城が何なのかは教えてくれませんでした。

主人公の少女は、城と家を行き来する日々を続けます。 はたして、主人公の少女はこの孤城にて何を得ることができるのでしょうか。そして、少年少女たちの共通点とは?そして、かがみの中の孤城の存在意味とは?少年少女たちの共通点、そして鍵のありかが分かった時、かがみの中の孤城の存在の意味が明かされます。

「かがみの孤城」を読んだ感想

ファンタジーではあるものの、その内容はかなり真面目で鬼気迫るものがありました。

主人公の少女がいじめられる場面もあれば、それに対して恐怖心を抱き思い悩む場面もあります。不登校になぜなったのか、そして、子供が不登校児となったときに親は何を思ったのかが妙に詳細に描かれているのが印象的でした。

これを読んだ当時、私たち親子もそのような状況下にあったため、非常に共感でき部分が多かったのを覚えています。親としてどう動けばいいのか、どういう気持ちでいればいいのか…そのようなところは1人の不登校児の親として非常に参考になりました。

そして、何より子ども自身の気持ちが手に取るように分かったのは非常に助けられたような気持ちになり、この本を読んでよかったなと思いました。

ファンタジーであるため、最終的にはそれに見合うような最後となっていますが、それでも参考になったのは確か。いわゆる不登校児を対象とした真面目な本とは違うので、読みやすくどんどん引き込まれるように読み進められました。問題の解決にはなりませんが、共感はできます。不登校児を持つ親御さんに読んで欲しい本です。

Amazonや楽天で購入して読むことができます。

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