「生徒会の一存」がどのような作品なのか、読者によるあらすじと感想です。
「生徒会の一存」を読んだきっかけ
中学生の時に学校帰りにあるブックストアによるのが日課でブラブラしていたところこちらのラノベを見つけまず絵の可愛さに引かれどんな話なんだろうと思い1巻を買ったのがキッカケになります。
どんなライトノベル?
学生たちが生徒会でいろんな議題について話し合ったりだとか、休みのときにどんな事をするのかなどを話すほのぼの系の話なのですが生徒会メンバーは主人公を除いて他は全員女子生徒になります。主人公の杉崎という青年は、その生徒会の女子生徒全員に自分を好きになってもらいハーレムを作るんだというところから始まります。
あらすじ
私立高校の碧陽学園では毎年人気投票により生徒会メンバーが決まるという面白い仕組みになっています。
生徒会メンバーはすべて合わせると5人になるのですがそのうち4人は人気投票で副会長だけは試験の結果が1位の人にその権利が渡されます。主人公杉崎はこの生徒会の副会長になります。そして副会長になった杉崎の目的は人気投票で決まった他4人の麗しい女子生徒達全員に好意を抱いてもらって生徒会を自分のハーレムにするという物語です。
杉崎は副会長ってことはとても頭がいいのかというとそんな事はありません。物語の核心に触れていくと杉崎はもともとある事件のせいで立ち直れなく引きこもりになっていました。その引きこもり時代を抜け出せるキッカケをくれたメンバーがこの生徒会の人気帳票の4人だったのです。
引きこもっていたので学業なんて全くやっていなかった杉崎は、バイトを掛け持ちしつつ勉強で常に学年トップだった女の子に負けないように勉学に励み同時一位を取り、副会長の権利を譲り受け晴れて生徒会の副会長になるのです。
ストーリーはそんな裏で色んなを頑張って他の人の悩みだったり仕事を1人でこなして、生徒会では人一倍へらへらし生徒会のメンバーと遊ぶという話になります。杉崎は生徒会メンバーが遊べたり自由に議題について話し合えたりするために本当にやらなければいけない議題なんかは1人で学校に残り仕事をしていたのです。
そんな優しい一面がある杉崎に生徒会メンバーやクラスに居るアイドル、幼馴染などはどんどん惹かれていき泥沼展開などもありながらみんなでイチャラブ出来るハーレム空間を杉崎が努力で形作っていきながら、学校の闇の事を世間に暴くといったストーリーになっています。
読んだ感想
まず杉崎は最初のうちは何だこのヘラヘラしたやつは誰にでも好意をぶつけるし優柔不断だしいいところなんてねぇなと思うのですが巻数を読んでいくとどんどんこいつの優しさ、魅力に惹かれていってしまいます。
とにかく優しいし人を思いやれる心を持っている青年なのでここまで彼女たち女子生徒の心を鷲掴みに出来るし、男子生徒たちからの人気も高いんだろうなと思います。
この優柔不断さだけで判断されてしまい、おすすめするとなんか読みたくないと言われがちの本。こんなにも好きになってほしくて奔走している青年の気持ちが書かれている話を私は知らないのでぜひ読ん見てほしいと思える作品でした。
また、そういったシリアスな場面もあるのですがコメディー部分もいっぱいありラブコメはもちろんのこと多数あるのでなんか主人公の性格を1巻とかだけで決めつけないで最後の方まで読んでほしい作品です。
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