三戸政和「営業はいらない」AIが発達によって額に汗する営業マンはいなくなり、営業という概念すらなくなる

「営業はいらない」がどのような作品なのか、読者によるあらすじと感想です。

「営業はいらない」を読んだきっかけ

amazonのおすすめ本に出てきて知りました。ちょうどコロナが始まった時期で、直接営業が出来なくなったこと。メールでの営業がうまくいかないと考えていたこと。旧来の押し売り?のような営業スタイルに疑問を持っていましたし、シンプルにタイトルが面白く、堀江貴文さんの写真も目立ったため読むことにしました。

どんな小説?

「営業はいらない」は、著者・三戸政和の営業に関するビジネス本です。AIが発達した昨今では旧来型の額に汗する営業マンはいなくなり、さらに営業という概念すらなくなる。急になくなるわけではなく、10年後絶滅することを頭に置いてビジネスを進めよう。という本です。それでは営業マンは失職するのか、と心配になりますが、三戸さんは営業マンは経営者に向いているとし、希望の持てる内容となっています。

あらすじ

一般消費者でいえば、もはや御用聞きのような営業は「おすすめ」のようなAIのシステムに取って変わられています。ビジネスtoビジネスのような複雑な営業もテクノロジーによって、細かく分業化され、すべてが置き換え可能になるでしょう。

かつて、大量のものを作って大量に売りつける、というのが営業の主流でした。しかし、物に溢れた現代では、自分がいかに快適に過ごせるか、ということが大事になります。見栄のために高級なものを買う人が少なくなり、営業マンの数は少なくてもよくなります。

世界ではすでに営業マンの数は減っていて、車業界でも新しい営業スタイルの会社が売り上げています。それは、「体験」や「感動」を大事に商品開発する、という営業する必要すらないところまでいく方法です。「感動」した顧客は、SNS口コミを拡散し、広告を打たなくてもよくなります。SNSで繋がっていれば、人脈もいりません。

では、営業マンはどう生きていくのがいいでしょうか?それはテクノロジーを使いこなすか、経営者になるかです。三戸さんは小さな会社の「経営者」になるのを勧めています。営業マンこそ経営者に向いているとし、営業での行動力と考察力が強み、といいます。

新しいビジネスでも、成功するにはレッド・オーシャンではなくてブルーオーシャン、さらにはブルーポンドを狙うべきといいます。ブルーポンドとは、市場をある程度独占できること、顧客がファンになってくれること、すなわち「自分が勝てる池」です。三戸さんは、最近ではクラウドファンディングなど資金集めも容易になっているので、雇われぐせをやめて、自分が自分でお金を稼いで欲しいと締めくくっています。

読んだ感想

うなずきながら一気に読みました。自分でもメールや電話で売り込みをしたりしていて、全く相手にされない。無駄だ。と思うことが多いと同時に、自分にメール営業や電話が来ても相手にしないことがあるな、と思っていました。

それに追い打ちをかけ、コロナ渦。コロナは私たちの文化レベルを引き上げにきたのでしょうか?その折にこの本はぴったりでした。三戸さんはホテルなどのホスピタリティですらAIに取って代わると言っていましたが、私はそこは人の温かさであって欲しいと思ってしまいました。

ただ、介護など、人の感情が揺れてしまうような事業では、AIやテクノロジーはとても有効な手段でしょうね。昨今オンラインサロンなどファンを集め、熱狂からお金を稼ぐ、というモデルも出てきていますが、熱狂させ続けることってとっても大変なんじゃないの?一度の失敗が取り返しのつかないことになるんじゃないの?というネガティブな自分にも気づかされました。

Amazonや楽天で購入して読むことができます。

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