「総務課の播上君のお弁当 ひとくちもらえますか?」あらすじ・感想

「総務課の播上君のお弁当 ひとくちもらえますか?」がどのような作品なのか、読者によるあらすじと感想です。


出典:https://www.amazon.co.jp

「総務課の播上君のお弁当 ひとくちもらえますか?」を読んだきっかけ

ネット小説で同作品の著者の他の作品を読み、好みの恋愛ストーリーが多く、もっと読んでみたいと思ったからです。

ほっこりしたり、ドキドキしたり、女性が読みたくなってしまう恋愛ストーリーが多いので、ネット小説は毎日読みたい、早く続きを知りたいと思うくらいどんどん読み進めていました。

そんな中、書籍化されたので購入しました。

どんな小説?

ネット小説のタイトルを変えて発売されている作品です。同期で入社した男女のほのぼのとしたラブストーリー、オフィスラブです。

全体的にほっこりできる内容ですが、男性側がかなり奥手なので、じれったいな~と思ってしまったりもします。

あらすじ

主人公の料理が上手な男子・播上くんと、同期の女子・清水さん。

同期の二人が、ある日お弁当を一緒に食べる仲になって、そこから毎日お弁当を一緒に食べるランチ友達になります。

播上くんは料理が上手なので、毎回清水さんを喜ばせるお弁当を作ってくれます。そのお弁当のメニューは、真似してみたいと思ったり食べたいと思わせてくれるようなメニューばかりです。

そして清水さんも、お弁当を作るようになって、二人はお弁当を交換し合うようになります。こんな感じで始まる2人の関係が、だんだんと恋愛関係に発展していくのですが、これがなかなかじれったいです。

サクッとお誘いできればいいのですが、なかなかそうもいかず、なんとランチ友達から、ディナーに誘うまで6年もかかってしまうというかなり奥手な播上くん。

お互いかなり鈍感なのでは?と思ってしまうのですが、それもこの小説の面白いところだと思います。友情がだんだんと恋愛感情に変わっていく気持ちの変化とかも、細かく描かれていてとても繊細な感じの作品です。

最後まで読むと、ほのぼのしてしまう温かい気持ちになれる小説でした。同時に、このような恋愛をしてみたいなとも思わせてくれるストーリーでした。

ネット小説版も読みましたが、多少違いはあるものの、大きな違いはありませんでした。ただ、ネット小説ではイラストが無いので、文庫で表紙にイラストが入ることで、よりこの作品の良さが伝わってきたように感じました。

美味しそうなお弁当が沢山出てくるので、できたら、お弁当のレシピも詳しくのせてくれたらもっと素敵かなと思いました。

読んだ感想

ふたりがお弁当のコツを教え合うところとか、レシピの話をするところとかは、とても素敵なシーンだなと思いました。そして、本当は伝えたい気持ちがあるのに、それを言えないで結局はお弁当の話になってしまう・・・というじれったさも、読んでいて何とも言えない気持ちになります。

ネット小説のほうで書籍化されなかった部分を続きとして掲載されています。「ランチからディナーまで6年」というタイトルです。

読むことで、より楽しめるようになっているというのが嬉しいです。ほっこりとか、ほのぼのとか、癒されるというような表現がぴったりの作品でした。

恋愛したいな~という女性や、キュンとしたい女性、社内恋愛ものが好きな女性におすすめです。

Amazonや楽天で購入して読むことができます。

その他、「総務課の播上君のお弁当 ひとくちもらえますか?」が読める電子書籍ストアはこちらです。

コミックシーモア  BOOK☆WALKER  ebookjapan  BookLive!  honto  ブックパス

タイトルとURLをコピーしました