「竜馬がゆく」は幕末を舞台とした歴史長編小説【あらすじ・感想】

「竜馬がゆく」がどのような作品なのか、読者による小説のあらすじと感想です。


出典:https://www.amazon.co.jp

「竜馬がゆく」はどんな小説?

「竜馬がゆく」司馬遼太郎が書いた幕末を舞台とした歴史長編小説です。

主人公である坂本龍馬を中心とした幕末の志士がどのように日本を切り開いていくかを描く小説になっています。坂本龍馬が土佐藩に生まれてから、どのように育ち、勝海舟といった恩師に出会い、日本全国を駆け回りながら明治維新に向けた準備等、さまざまな苦難を乗り越えながら人脈を築き、明治維新まで。

江戸時代末期から明治時代の流れがよくわかる作品だといえるでしょう。

「竜馬がゆく」のあらすじ・ストーリー

坂本龍馬は土佐藩に生まれます。元来、高い地位になく、幼い頃は姉の後ろに隠れているような子供でした。

しかし、成長を遂げるとともに時代、制度に矛盾を感じることになります。また、勝海舟との出会いにより、海外に比べて日本がどれだけ遅れているか、さらには危機感も感じるようになるわけです。

そして、新たな時代をつくるためには、江戸幕府を倒して、仕組みを変えねばならぬと考えて、日本全国に同志を募り、その活動を拡大していくのです。西郷隆盛や大久保利通をはじめ、後の明治維新を担う人物や政権を担う人物との出会いを経て、明治維新への機運が高まっていきます。

実際には自分自身で五箇条の御誓文、船中八策といった具体的な方針や心構えなどを作るところまで行ったものの、残念ながら寺田屋事件でその人生を終えることになります。

しかしながら、坂本龍馬が描いた青写真にそい、新たな時代がやってくるところがまさに時代の寵児であったことを、まさに物語っているといえるでしょう。

「竜馬がゆく」を読んだ感想

まず、今のようにインターネットやテレビなどがない時代に、自分の足だけでこれほど大きな時代を動かすような動きを成立させたマンパワーに驚くばかりです。

これはまさに坂本龍馬の人間力、リーダーシップ、熱い思いがあったからこそではないでしょうか。

また、周りの人物もとにかく、日本の未来を常に考えていたことが非常に今の若者も見習うべき点ではないかと感じてしまいます。時代は変わっても多くがこうした思いをもち、行動すれば、国も間違いなく大きな動きをすることになるかもと感じています。

とにかく、個人個人がどれだけ強い思いを持つのか。これが1番の問題ではなかろうかと思います。

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