あらすじ・感想「池袋ウエストゲートパーク」はどんな小説?

「池袋ウエストゲートパーク」がどのような作品なのか、読者による小説のあらすじと感想です。


出典:https://www.amazon.co.jp

池袋ウエストゲートパークを読んだきっかけ

本作を原作にした同名のドラマがかなり有名で、まずドラマを見て面白かったので、小説の方も読んでみたくなりました。

池袋近辺の住宅街に長く住んでいたのですが、そうしたこともこの小説を読んでみたくなった理由のになります。池袋まで自転車で行ったりすると、小説に出てくる場所を良く通っていたのです。

池袋ウエストゲートパークはどんな小説?

池袋西口に住む真島誠(マコト)という男性が主人公で、池袋のいろいろなトラブルを解決していきます。池袋の裏の世界を描いているのが大きな特徴です。

ドラマでは、コメディー要素がかなり強かったのですが、小説の方はかなりシリアスな雰囲気になっています。マコトの一人称の文体となっいて、独特の世界観になっています。カラーギャングのボスの安藤崇(タカシ)は、特に小説ではクールな役柄になっています。

元々は石田衣良さんの短編小説だったのですが、大きな評価を得たため、加筆されて1冊の小説へと構成され直してあります。

短編を4つ集めているのですが、それぞれの時系列が繋がっていて、4つの話が集まった長編小説としても読めます。

そして、池袋西口とその周辺を舞台にしているのが、魅力になっています。4つの話の中に、個性的な登場人物が出てきて、池袋の描き方も丁寧で、全体の話に厚みが出ています。

池袋ウエストゲートパークのあらすじ・ストーリー

マコトは高校を出たあと、就職はせず池袋西口にある実家の果物屋を手伝っていました。無職のマコトですが、実際は池袋で起こる、警察に相談できないようなトラブルを解決する男として周辺に知られていました。

マコトの同級生で親友のタカシは、池袋のカラーギャングと呼ばれる一団のボスで、マコトのことを惚れ込んでおり、カラーギャングの幹部に誘っていますが、マコトは断っていました。

ある日、マコトは池袋西口公園で、ヒカルとリカという女子高生と知り合い、遊び仲間になります。すると、リカがラブホテルで殺されてしまう事件が起こります。マコトは、タカシとともにリカを殺した犯人を探すことにします。

タカシは、池袋周辺のカラーギャングのボスたちを集めて会合を開き、若者たちよる大規模な犯人探しが始まります。しばらくしてマコトは、リカの事件をなんとか解決します。

その後、マコトのところに中学の同級生が訪ねてきて、マコトはまた池袋のトラブルに巻き込まれてしまいます。

池袋ウエストゲートパークを読んだ感想

作中のマコトの一人称の文体に独特のクセがありますが、同時にポップな印象もあり、不思議な感覚になります。読んでいると、マコトの語りに引き込まれていきます。

話の大筋はドラマにもなっていますが、かなり雰囲気が違うので、別の面白さを感じます。多くの池袋の若者たちを束ねているタカシは、すごく冷たい感じの魅力があります。困った人を見過ごせない人情のあるマコトとは、対照的です。

ヒカルの生い立ちの描き方が、かなりハードな感じで、ドラマとは良くも悪くも印象が違います。ヒカルはすぐに出なくなりますが、話が進むと、他にも個性的で魅力的な登場人物が多く出てきます。

ドラマを見た人や、池袋の裏の世界に興味がある人におすすめしたいです。

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