「RAVE(レイヴ)」がどのような作品なのか、読者によるマンガのあらすじと感想で紹介します。
どんなマンガ?
RAVE(レイヴ)はファンタジーが題材の冒険マンガで、真島ヒロさんによって描かれた作品です。
1999年から2005年にかけて少年マガジンに連載、2001年にはアニメ化もされており、ゲームソフト化やパチンコ台にもなった作品。
全35巻発売されたコミックスは、累計1800万部を突破しており、知る人ぞ知る人気作品となっています。
あらすじ
「レイヴ」と呼ばれる光の聖石と、闇の魔石「ダークブリング」が引き起こした戦争によって、全世界の10分の1を破壊したと言われている大破壊(オーバードライブ)。
オーバードライブが起こった後、ダークブリングは消え去り、レイヴは世界各地へ飛び散ってしまう。そのオーバードライブが起こってから50年後の世界が、物語の舞台となっています。
小さな孤島・ガラージュ島に暮らす少年ハル・グローリーは、海でプルーという奇妙な生物を釣り上げます。
その後ハルは、老人シバと出会い、プルーとは50年前の戦争で共にダークブリングと戦っており、自分は初代レイヴマスターだと聞かされます。50年前に消え去ったダークブリングがまた動き出し、それを止めるためにプルーが必要だから返してほしいと、シバに頼まれるハル。
シバにはレイヴマスターとしての力が消えており、世界で一人しか使えないレイヴの力が、ハルに引き継がれていました。ハルはシバからレイヴを受け継ぎ、二代目レイヴマスターとなります。
そしてプルーとともに、世界に散らばったレイヴを探し、ダークブリングを倒す旅に出ることになりました。
小さな島に暮らす一人の少年ハルと奇妙な生物プルーが、様々な困難に立ち向かい、そしてレイヴの秘密を知っていく物語です。
感想
この物語のキーマンとなるのは、旅の途中で出会う記憶喪失の少女エリーです。
物語が進むにつれて、エリーの過去がフラッシュバックし、徐々に記憶を戻していき、ラストでエリーの事実が明らかになった時は、めちゃくちゃ衝撃を受け、感動しました。
そして、もう一人の重要人物である魔法使いのジークハルト。
ジークハルトも序盤で登場し、物語のキーマンとしてたびたび出てくるのですが、ジークハルトに張られた伏線がこれまたすごいです。
レイヴの中で一番衝撃を受ける伏線回収といっても過言ではないほど、話が巧く作られており、見どころの一つとも言えます。
巻数が進むにつれて、作者の作画力がアップしていき、キャラクターたちがより美男美女になっていくのも、一つの楽しみ方かもしれません。
まだ読んだことがない人は、ぜひRAVE(レイヴ)を読んでみてほしいです。
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