「聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話」がどのような作品なのか、読者による小説のあらすじと感想です。
「聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話」はどんなマンガ?
車田正美による、聖闘士星矢の漫画の続編。冥王ハーデスとの戦いのその後を描いた作品です。
前作の聖闘士星矢では、最後ハーデスを倒す事ができた女神アテナとアテナを守護していましたが、ハーデスを倒す直前にアテナをかばってハーデスの剣を受けた星矢が倒れて、アテナ達もその後にエリシオンから帰還したかどうかを描かずに終わっていました。
その後、ハーデスの呪いのため意識が戻らない星矢が登場して、星矢を救うためアテナが奮闘するという話です。
「聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話」のあらすじ・ストーリー
ハーデスの一撃を受けてしまい、ハーデスが倒された後でもその呪いのために意識が戻らない星矢。アテナは、姉である月の女神アルテミスに会うために天界に行って、星矢を救う手段を見つけようとします。
しかし、神であるアテナが人間に対して愛情を持つ事を憂いるも愚かな妹と言いながらも星矢を救う事を止めませんでした。
そして、アテナは星矢を救うために、過去の前聖戦時の聖域に行って星矢の呪いを解く術を手に入れる事を決意します。
だが、そこで敵として待ち構えていたのは、冥王ハーデス率いる冥闘士108の魔星だけではなかった。アテナを守護するはずの聖闘士やアテナを補佐する教皇までハーデス軍に寝返る者がいたり、さらには伝説の13番目の黄金聖闘士まで出現してアテナの首を狙う事態になるのだった。
アテナは果たして星矢を救う事ができるのか。
「聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話」を読んだ感想
私が聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話を読んだ感想ですが、かなり好きな作品です。
確かに相変わらず戦闘は単調なのですが、ストーリー展開は前作の聖闘士星矢よりも面白いと思いました。特に今回のストーリーは前作までの女神アテナが体を張ってピンチになっているところを星矢達青銅聖闘士が奮闘するというストーリーでなく、星矢のピンチをアテナがなんとかしようと過去の聖域に行くというのが良いと思いました。
そのおかげでこれまでお決まりだったパターンもなく、星矢は冒頭に車椅子に乗っている状態で出ただけでそれ以降星矢は出てこないです。
また、今回のストーリーはかなり複雑になっているのも良いと思いました。今回のストーリーは敵は冥王ハーデスだけでなく、天界の天闘士やさらに過去の聖域の黄金聖闘士まで一部敵となって出てきてその上前作に登場しなかった伝説の13番目の黄金聖闘士まで登場します。
これだけ複雑に絡んでいるせいでラスボスは誰になるのか予想ができません。ギャグのノリは少し厳しいですが、全体的な雰囲気も良くて好きな作品です。
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