電子書籍ストアの種類と使い分け(購入・レンタル・読み放題)

はじめて電子書籍ストアを探して見てみると、たくさんのストアがあって、何がどう違うのかよくわからないかと思います。

始めてみたいと思っても戸惑ってしまいますよね。

そこで今回は、電子書籍ストアについて知ってもらうために、大きく全体像をとらえた解説記事を書きました。

どうやって入手するかで分ける(購入・レンタル・読み放題)

電子書籍の作品をどうやって入手して読むのかによって、次の3つの種類に分けることができます。

  • 1冊を購入して、いつでも読むことができる購入型ストア
  • 一定の期間だけレンタルして読むことができるレンタル型ストア
  • 定額で指定の作品を好きなだけ読むことができる読み放題型ストア

です。

数ある電子書籍ストアを見てみると、どれかひとつのタイプの電子書籍ストアもあれば、購入型とレンタル型が合わさったストアもありますし、3つのタイプが合わさったストアもあります。

現在は電子書籍ストアにはほんとに様々なものがありますが、どうやって入手して読むのかと考えると、購入型・レンタル型・読み放題型に分かれます。

購入型ストア

1冊ごとに電子書籍を購入し、いつでも読むことができるが購入型ストアです。

1冊1冊に価格がつけられていて、1冊ごとにWEB上で購入をします。

購入した後は、スマホか専用端末があれば、いつでもどこでも電子書籍を読むことができます。

どのストアでも、お試しで一部を無料で読めることが多いです。

たとえば、マンガなどで何巻もある作品の場合に、最初の1巻だけ無料で読むことができることが多いですね。

また電子書籍ストアではよくセールが行われていて50%オフとなる作品を見つけることもできますし、クーポンの発行もあります。

セールやクーポンをうまく活用すると安く読むことができますよ。

レンタル型ストア

一定の期間だけレンタルをして読むことができるのがレンタル型ストアです。

一般的なレンタルと同じ感覚ですね。

購入するよりも安い料金で電子書籍を読むことができます。

1回読んだらそのあとに読み返すことがない場合、レンタルがいいでしょう。

また、読んではみたけどあまり面白くない作品だった場合にも痛手が少ないですね。面白いかどうかわからない、はじめての作品を読むときに活用するのもいいかもしれませんね。

レンタルなので返却期限になったら、読めなくなってしまいます。また購入するよりも作品が少ないことがデメリットですね。

定額読み放題型ストア

月額で決まった料金を支払うことで、指定の書籍を好きなだけ読むことができるのが定額読み放題です。

一定の金額を支払えば、好きなだけ読むことができるのがメリットですね。

「読み放題の対象となる書籍はどのくらいの数?少ないのでは?」

と思うかもしれませんが、読み放題サービスにはたくさんの書籍が用意されています。

たとえば、

  • BOOK☆WALKERの読み放題では、月額760円で角川文庫やライトノベル約12000冊が読み放題
  • コミックシーモア読み放題フルプランでは、月額1480円でコミックやライトノベル約7万冊が読み放題
  • AmazonのKindle Unlimited では、月額980円で多数ジャンルの和書12万冊が読み放題

になります。

もともとたくさん本を読んでいる読書家にとっては、かなりうれしいサービスです。

自分の読書スタイルに合った電子書籍ストア・サービスを選ぶことが大事です。

電子書籍を始めるときには、1冊ごとに購入して読みたいのか・レンタルをして読みたいのか・それとも読み放題で読みたいのかを考えてみましょう。

得意なジャンルで分ける

電子書籍ストアを見るときには、どんなジャンルを扱っているかで分けて見ることができます。

  • 雑誌だけを扱うストア
  • 雑誌とマンガを扱うストア
  • マンガと小説、ライトノベルなどを扱うストア
  • マンガ・小説・ライトノベル・ビジネス書・実用書・雑誌…と多様なジャンルを扱うストア

など、さまざまにあります。

見渡してみると、どうもマンガが中心の電子書籍ストアがいちばん多いですね。まんが王国やebookjapanなどはマンガを扱う電子書籍サイトです。

また、小説やライトノベルが豊富な電子書籍サイトも多いです。角川文庫が運営するBOOK☆WALKERでは、角川文庫・ライトノベルが多いですし、読み放題プランもあります。

一方で少ないのは、ビジネス書や実用書を読むことができる電子書籍サイトですね。ビジネス書や実用書を専門とした電子書籍ストアはなくて、総合的なストアのなかの一ジャンルとしてある場合が多いです。

Kindleやhontoは、多数のジャンルの書籍を総合的に扱う電子書籍サイトです。

電子書籍ストアの使い分け

電子書籍は、購入して読むのか・レンタルして読むのか・読み放題を利用して読むのか、3つの方法があります。

また、電子書籍ストアにはそれぞれ特色があって、得意とするジャンルを持っています。または、広く全ジャンルに作品を用意しているストアもあります。

  • 1冊ずつ購入してじっくり読みたい・作品を読み返すことがあるのでしたら、購入型
  • 安く電子書籍を読みたい・作品を1回読んだらそのあと読み返すことがないのでしたら、レンタル型
  • 一定額を払っていいから好きなだけ電子書籍を読んで楽しみたいのでしたら、読み放題型

を選びます。

その後、好きなジャンルの作品数が多い電子書籍ストアを選べばいいでしょう。

「AmazonのKindle でいろいろなジャンルを購入して読みつつ、マンガが好きだからコミックシーモア読み放題を利用しよう。」

「ビジネス書や経済書を読みたいから、総合ストアのhontoを利用しよう。」

あなたの読書スタイルに適したストアの利用方法があるはずです。このサイトでは電子書籍に関する情報をまとめています。ぜひ他の記事も参考にしてみてください。

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