「私たちはどうかしている」恋愛とミステリーのマンガ【あらすじ・感想】

「私たちはどうかしている」がどのような作品なのか、読者によるマンガのあらすじと感想です。


出典:https://www.amazon.co.jp

「私たちはどうかしている」はどんなマンガ?

「私たちはどうかしている」は老舗の和菓子屋を舞台にしたラブミステリーです。和菓子や、着物、日舞、お茶、など和風文化の絵柄が美しいです。また、美男美女の絵がとてもきれいです。和風なものが好きな人にはおすすめです。

「私たちはどうかしている」のあらすじ・ストーリー

主人公の七桜(なお)は、幼い頃、和菓子職人の母とともに、老舗和菓子店・光月庵に住んでいました。七桜は「さくら」と呼ばれ、和菓子屋の一人息子、椿と仲良くなります。母に和菓子の作り方を教わり、椿といっしょに和菓子を作って遊ぶ幸せなひととき。

しかし、その幸せは長くは続きませんでした。椿の父が、何者かによって殺されてしまうのです。椿は、椿の母の問いかけに対して「さくらのお母さん」と七桜の母を指さします。そのせいで、七桜と母は、光月庵を追い出されてしまいます。七桜の母は警察につれていかれました。七桜は施設につれていかれ、七桜の母は心労で亡くなってしまいます。

成人した七桜は和菓子屋で働いていました。しかし、母が殺人者だというメールが店に届き、店をやめさせられてしまいます。七桜は謎の男から母の手紙、無実を訴える手紙を渡されます。

七桜は、お茶会のお菓子を作り届けに行った先で、突然、椿と再会します。椿は七桜が「さくら」だと気づいていません。なぜか椿にいきなり結婚しないかと言われ、七桜は申し出を受けてます。約束の日に和菓子を手に、菓子店・光月庵を訪ねると、そこでは椿と他の女性の結婚式が行われていました。

その席で、新郎の椿は七桜と結婚するといって、式をめちゃくちゃにします。椿と七桜は結婚することになりますが、七桜の本当のねらいは、母の無実を証明することです。

だが、椿は、さくらに合ったら許さないといいます。七桜は、自分がさくらであったことを隠し続けます。一方、女将は七桜を家から追い出そうとします。病気の大旦那は、椿を本当の孫でないから店を継がせることはできないと言います。いろいろあって、七桜は当主になりますが……。

「私たちはどうかしている」を読んだ感想

椿が、ツンデレでかっこいいです。一見、有名な和菓子屋の跡取り息子で、何不自由なく暮らしているように見えて孤独で不幸な生い立ちを抱えていきています。

彼は出生の秘密を抱えていたのです。母親は美しいが、ゆがんだ心の持ち主。そうなってしまったのは、嫁いだ先の夫には他に好きな女性がいたからでした。そんなことになってしまったのは、大旦那が、息子の結婚相手を息子の自由にさせなかったから。

椿の父と七桜の母は愛し合っていたのです。その事実が発覚したとき、まさか椿と七桜は兄妹!?と思ったのですが、違いました。そんな、どうしようもない悲劇ではなくてよかったです。椿の兄弟は別にいました。椿の兄もまた、親に翻弄された気の毒な人。七桜を助けてくれていい人だと思っていたが……。

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