るろうに剣心―明治剣客浪漫譚・北海道編―【あらすじ・感想】

「るろうに剣心―明治剣客浪漫譚・北海道編―」がどのような作品なのか、読者によるマンガのあらすじと感想です。


出典:https://www.amazon.co.jp

「るろうに剣心―明治剣客浪漫譚・北海道編―」はどんなマンガ?

前作の「るろうに剣心 明治剣客浪漫譚の雪代縁」との戦いの後を描いた作品となっています。作者の和月先生が温めていた北海道編を近年になって発表されて連載が始まった漫画になります。

あらすじ・ストーリー

剣心が東京編や京都編や人誅編を経て数々の強敵を倒して平和に暮らしていた剣心にまた新たな敵が北海道で現れて日本を窮地に陥れようとしているのを防ぐというストーリーです。

ですが、その剣心は数々の強敵と戦ってきた事で体が既にボロボロになっているという設定でかつてないほどの緊張感があるストリートなっています。また、今回の北海道編の最大の見どころとなるのが京都編で敵として登場した十本刀の残党が剣心たちの味方になってくれるというのがあります。

斎藤の紹介で十本刀が北海道にやってきて一緒に人間兵器と呼ばれる敵と戦う事になります。今回のストーリーはこれまでのストーリーの集大成みたいな感じで進んでおり京都編で剣心を追い詰めた志々雄が使っていた無限刃の欠片を持っている少年がいたりまたかつての強敵達もこの戦いに参戦する気配があり、オールスター勢揃いのストーリーとなっています。

しかも今回の敵はかつて出てきたどの敵よりも組織としては大規模な様相を呈しています。これまで描かれてきてストーリー大きな組織を組んでいた者もいたのですが、それでもまだ個人が暗躍していたレベルでした。

ですが、今回の敵は明らかに巨大な権力を持った人間が暗躍していて個人が組織を大きくしたというものではないです。未知の巨大な敵と戦うために剣心達だけでなく、志々雄の残党や雪代縁や雷十太などかつて激闘を繰り広げた強敵達も共闘するストーリーです。

これまで敵と違うのは今回の敵は昔から日本を守る目的で存在していたという不気味さがをある点です。単なる私欲で動いてない組織の怖さが今回のストーリーの肝となります。

読んだ感想

昔連載していたるろうに剣心の雰囲気が壊れてなくてかなり嬉しかったです。

また、今回のストーリーで一番嬉しかったのが、今回の北海道編の連載が始まったことで、また宗次郎が出てきてかなり感動しました。

以前の京都編では、最後瀬田宗次郎が北に旅に出る描写があって、瀬田宗次郎を漫画で見れるかとずっと期待していたのですが、結局宗次郎が再登場しないまま連載が終了してしまって残念だったのです。

正直るろうに剣心で一番魅力があると思うのは瀬田宗次郎を筆頭とする十本刀だと思うので、十本刀の再登場が嬉しかったというのがこの漫画を読んで感じた事になります。

その反面少し残念に感じた事もありました。それは今回の敵として登場した人間兵器達です。正直敵の魅力は全然ないと思いました。そこはこの作品を読んで残念に思いました。

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