「ふれなばおちん~あの恋を忘れない~」あらすじ・感想

「ふれなばおちん~あの恋を忘れない~」がどのような作品なのか、読者によるあらすじと感想です。


出典:https://www.amazon.co.jp

「ふれなばおちん~あの恋を忘れない~」を読んだきっかけ

読んだきっかけは同じ年代の主婦が夫や子供に「女なんだからもうちょっと女らしくしてよ」と言われてる主人公に興味を持ったからです。

どんな小説?

ふれなばおちん~あの恋を忘れない~は主人公の夏が家庭第一で日々暮らしていたが、夫の職場に来た龍という派遣の男が隣の部屋に引っ越してきて、自分に振り向かない夏に対してどうしても振り向かせようとして反対に夏に興味を持ち好きになってしまう話です。夏もそんな龍が気になる存在になり好きになってしまいます。

あらすじ

家族で社宅に住んでおり、娘の同級生である良の母親、莉絵が同じ職場の年下店長と駆け落ちしたと聞きます。母親が恋愛?ありえないと思う夏に莉絵から電話がかかってきます。

夏は子供達が大事と思うが、旦那は?とふと疑問を持ちます。そんな中、夫の義行が派遣でやってきた龍に『妻を誘惑してくれないか』と冗談交じりに頼みます。その龍が社宅の隣に引っ越してきます。

引っ越しを手伝う夏と出会い、最初は振り向かせてやる!と思う龍でしたがいつしか本気で夏が気になりだします。次の日莉絵が自分の荷物を取りに来た時に夏と遭遇し、夏は莉絵に戻る様に言いますが、莉絵は車で出ていく際に夏を引いてしまい怪我をさせてしまいます。

母親の事を知り部屋で暴れる良をそれを止め龍の部屋に連れていきます。そこで二人は言い合いをしますが、母親が恋愛なんて全然わからないという夏にキスをします。そこから夏も龍が気になります。

メアドを交換した二人は傘の中で見つめあったり、一緒に飲みに行ったりと仲を深めていきます。そこから身なりを気にするようになりウォーキングをしたり食事を減らしたり、もし「そんな時」が来て今の体を見せるなんて死んでしまうと思わせるほど、龍に対して女になっていきます。

二人は文通を始めお互いの趣味やデートの約束などをします。夏が働いているスーパーの店長が夏が自分に言い返して来た事にむかつき、夏をターゲットに色々意地悪をしてきます。それを知った龍が一度は店長を負かせるが、事態は悪い方向へ向かってしまいます。外で夏が辛い冬空の中、店長にやられている所に義行が来て「もう働かなくていい」と夏を連れて家へ帰っていきます。

その姿を見た龍は、やっぱり夫婦の間には割って入れないのかと思うのです。龍が沖縄へ劇団のため引っ越しする前日、龍が夏をホテルへ呼び出し、最後の時を過ごします。それを義行が知り疑ってホテルの部屋までやってきます。義行が龍を殴り倒し、家へ帰るとそこには夏がいつものようにキッチンに立って普通にご飯を作っています。俺の勘違いだったのかとその事は話さず、夏と龍はそこでお別れしました。

読んだ感想

ふれなばおちん~あの恋を忘れない~を読んだ感想は、内容は不倫だったけど夏と龍は紛れもなく「純愛」をしてたんだなと思います。夫や子供が大好きで妻で母親だけど、龍が本気で夏を想い、その想いを素直に受け止めて女として龍に恋をしたんだなと。

普通は不倫はダメだけど、体の不倫ではなく心の不倫。俗にはどっちも駄目だろうという人もいるかもしれないけど、私は心に想う位はいいと思います。一生恋をしてはいけないわけでもないし、裏切っているわけでもないからです。

女性が綺麗になる理由は恋愛、この話を読んで私も変わる前の夏みたいだなと思いながら読んでいました。こんな現実は特にはないけど、反面教師でいつでも綺麗にしていようとは思いました。

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