「キスよりも早く」はどんなマンガ?【あらすじ・感想】

「キスよりも早く」がどのような作品なのか、読者によるマンガのあらすじと感想です。


出典:https://www.amazon.co.jp

「キスよりも早く」はどんなマンガ?

「キスよりも早く」は、作者・田中メカが書いた、教師と生徒の恋愛漫画です。

両親を事故で亡くした女子高生と4歳の弟が路頭に迷っていたところを、担任教師が「結婚」という形で保護します。結婚はしますが、夫婦の営みはおろかキスもしません。キスよりも早く始まった形だけの新婚生活ですが、2人は着実に愛を育み、3人で本当の家族のように暮らしていきます。

「キスよりも早く」のあらすじ・ストーリー

両親を事故で亡くし、幼い弟と姉弟ふたりきりとなった女子高生・梶文乃。1年間親戚中をぐるぐるタライ回しにされ続け、その状況にうんざりして家出を敢行します。

4歳の弟・鉄兵と共に路頭に迷っていたところ、梶文乃を探していた担任教師・尾白一馬に保護されます。「中途半端な同情しないでよ!」「あたしと結婚して養ってくれんの!?」と啖呵を切る文乃に対して「してやるよ!」と返す一馬に2人は連れられていきます。

一馬のアパートでお風呂とご飯を振る舞われ、目の前で婚姻届けを記入。教師と生徒のスリルある結婚生活が始まりました。

夕食の交換条件として奥様コスプレでのお出迎えを要求されますが、手を出されることはありません。一馬は鉄兵のこともとても可愛がっており、最初は警戒していた文乃も心を開いていきます。 当初は「弟を養うための契約」として行った結婚ですが、次第に文乃は一馬に心惹かれていきます。

しかし、夫婦の営みはおろかキスすらもされません。 一馬も文乃のことを特別に想い『妻』として大切にしますが、24歳の大人として、16歳の文乃のためにも手を出しませんが、2人の間には確かな愛情が育まれていきます。 文乃の同級生・黒沢健が文乃に告白したり、一馬の弟・尾白翔馬が2人を別れさせようとしたり、海外から日本に戻って来た文乃の叔父・梶智之が文乃と鉄兵を引き取ろうとしたりと、教師と生徒である2人の前に様々な障害が立ちはだかります。

それでも、一馬・文乃・鉄兵の3人は、一馬の友人・進藤龍の助けも借りながら、3人の生活を続けます。 本当の家族のような愛情を育みながら、物語は進んでいきます。

「キスよりも早く」を読んだ感想

教師と生徒の恋愛ものですが、恋愛的な要素以上に、家族として確実に関係を築いていくところがとても心に響きました。 恋人から始まった関係ではありませんが、一馬も文乃もお互いを本当に大切に思っていることが最初から最後まで伝わってきます。

第一話でも、生徒であることから先生に迷惑をかけないように家を出ようとする文乃も、追いかけて抱きしめて「大事なんだ君たちが。ずっと一緒にいたいんだよ……!」という一馬も、胸にぐっときます。

「教師と生徒」なので、先生が大人の理性で手を出しませんが、それでも十分甘いかと思いまいした。作品タイトル通り、ラストエピソードまでキスすらしない2人ですが、その分スキンシップが多く、誠実に相手に想いを伝える台詞も多く、十分いちゃいちゃしています。 恋愛要素も家族要素も入っている漫画です。

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