森博嗣おすすめ小説ランキング17選【読書好き66人の声を集めました】

森博嗣は工学部建築学科を卒業、工学部の助教授として勤務を続けながら、作品を発表し人気作家となります。

工学部の助教授であったため、理系および工学分野の知識をもとにした専門的な内容が作品に取り込まれ、論理的な構成の作品がみられます。その独特な世界観が森博嗣作品の特徴です。

今回は、読書好き73人におすすめ小説を1冊選んでもらい、その感想をまとめました。結果をランキング形式で紹介します。

1位「すべてがFになる」33票

孤島のハイテク研究所で、少女時代から完全に隔離された生活を送る天才工学博士・真賀田四季。彼女の部屋からウエディング・ドレスをまとい両手両足を切断された死体が現れた。偶然、島を訪れていたN大助教授・犀川創平と女子学生・西之園萌絵が、この不可思議な密室殺人に挑む。新しい形の本格ミステリィ登場。

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読者の声

科学的であり哲学的なところがオススメポイントです。推理小説としても哲学書としても読めるので興味のある方におすすめ!(32歳 女性 自営業)

天才が殺人事件に挑んでいくミステリーで、小難しいところがありながらも理路整然と解き明かされていくので読み応えがある。(40歳 女性 会社員)

スタイリッシュな文体と壮大なトリック、登場人物に至るまで非常に魅力的で、森作品を読むならまずはこれからと云える1作です。(38歳 男性 自営業)

20年異常も前の小説ですがミステリーとして斬新な印象を受けました。近年のメディア化で見た口ですが文体も構成も洗練されているので仕掛け云々抜きに見ても面白かったです。(27歳 男性 会社員)

ミステリーが好きでたくさん読んでいますが、残虐な行為をするところで背筋が凍りました。(40歳 男性 会社員)

難解な密室殺人事件に挑むN大学助教授・犀川創平とお嬢様女子大生・西之園萌絵の名推理が秀逸な作品です。(59歳 男性 自営業)

森博嗣の代表作です。ミステリーが好きな方にはもちろんオススメですが、理系要素が入ってるため理系の方にもオススメです。(32歳 女性 会社員)

森博嗣の作品で最初に発表された小説で、「S&Mシリーズ」1作目であるだけでなく、後の他のシリーズにも登場し続ける真賀田四季の初登場作。森作品を読むなら、この作品を読まないと勿体ないです。登場人物たちのロジカルでクールな会話が楽しい、今でも新鮮さを感じさせるミステリーです。(53歳 女性 パート・アルバイト)

両手両足のないウェディングドレスを着た死体という強烈さに負けず劣らずの緻密なトリックで、読了後にも心地よい満足感と消化不良が味わえることで、再度読みたいと思わされるところが好きです。(20歳 女性 学生)

デビュー作です。当時はネットワークの内容など斬新な推理小説だと驚きでした。(50歳 女性 会社員)

最後のオチを知ったとき、この時代にこの内容を書いた作者に驚愕した。(37歳 男性 会社員)

名古屋が、舞台なのはなかなかないのでいいなと思ってます。謎解きも、まさかこうなるとはという感じでで興味がそそられます。(25歳 女性 公務員)

あまりミステリーを読んだことがなくても読みやすくて、魅力的なキャラクターが多かったです。(41歳 女性 主婦・主夫)

理系とは無縁な私が、なぜか唯一と言って良いほどハマったミステリー。研究所に引き籠った女性工学者の存在が不気味ながらも、遺した言葉は心に長く引っかかる。眠って意識を失う事を望むのは、意識を失う事が正常だから等、ぼんやり生きていると思いもしない発想でハッとさせられる。(52歳 女性 会社員)

森博嗣の作品の中では読みやすいから。気軽に読める。しかも、この作品がS&Mシリーズの最終作の伏線になっているから。(45歳 女性 主婦・主夫)

主人公の天才少女がミステリな内容とコントラストが効いていてとても面白いと思いました。(39歳 男性 パート・アルバイト)

トリックもストーリーも面白いです。犀川先生と萌絵のやり取りもとても面白いです。(38歳 女性 会社員)

被害者の人物像に対する興味深さがわきます。どんな謎が隠れているのか予想しながら楽しめる作品だと思います。(33歳 男性 自営業)

孤島での、ハイテク研究所で両手両足接断死体が発見された、このことからの島に訪れていた訪問者、本格ミステリー作品です。(37歳 女性 パート・アルバイト)

「F」とは何か、と想像しながら読むのが楽しかったです。ドラマより小説のほうが絶対に楽しめます。(32歳 女性 無職)

孤島で繰り広げられる密室殺人のハラハラ感は独特なものがあり面白いです。(43歳 男性 自営業)

徹底的に貫かれた理工系的な思考に基づく、冷たくミステリアスな世界観が非常に魅力的です。(56歳 男性 無職)

最後までハラハラドキドキのミステリーです。理系の知識があればより楽しめると思います。(24歳 女性 会社員)

複雑なサスペンスの世界を何度も読み返して紐解いてみたくなります。終盤にかけて一気に読み込みたくなるストーリー展開です。(29歳 女性 主婦・主夫)

なにより筆者によるミステリーの世界観が恐ろしい。タイトルからは想像できないような展開がみもの。(25歳 男性 学生)

天才が犯罪を犯すと、事件の真相にたどりつかないことが、わかりやすく展開されているところです。最後まで謎が解けずに楽しめました。(62歳 男性 会社員)

死体が出てくる時のシーンが衝撃的で怖いくらいでしたが、そこが気に入っています。(29歳 女性 無職)

森博嗣作品はどれも面白く読みましたが、高校生の時にデビュー作「すべてがFになる」を初めて読んだ時の衝撃が忘れられません。正直なところ、理系の難しいトリックは理解できないところも多かったのですが、真実が明らかになっていく過程に引き込まれますし、何より主人公たちの人間性・関係性にドはまりしました。(37歳 女性 自営業)

孤島の中の最先端施設を舞台にしたSFと怪奇がブレンドされたような雰囲気が好きです。(40歳 男性 無職)

その異常な分厚さと、タイトルの意味は、とうとうそういう視点からミステリを書く人も現れたのかと言う驚きに満ちていました。(38歳 男性 無職)

やはり真賀田四季が大変印象に残ります。圧倒的な天才性と孤高な精神性の持ち主です。読者に理解させる気があるか?と思うほどの独創的なキャラクターが非常に魅力的です。(27歳 男性 会社員)

処女作にであり代表作でもある小説です。離島で発生した不可解な殺人事件を、様々なトリックと絡み合う複雑な人間関係を散りばめた本格的な推理ミステリーで読み応えある作品です。(71歳 男性 無職)

もともと工学博士であり理系の作家さんならではの、冷静で落ち着いた理論的な文章と物語の展開の「安定感」に惹かれます。理系で元大学教授の作家さんの作品ということもあり、他にはない「信憑性」を作品の随所に感じることが出来ます。(46歳 女性 自営業)

2位「スカイ・クロラ」10票

僕は戦闘機のパイロット。飛行機に乗るのが日常、人を殺すのが仕事。二人の人間の命を消したのと同じ指でボウリングもすれば、ハンバーガも食べる。戦争を仕事にしなくては生きられない子どもたちの寓話。森博嗣、渾身の新境地。

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読者の声

初めて読むとよく分からない世界観になんだこれは?と思うのですが詩的な文章や淡々としたストーリーがクセになってくる作品です。ストーリーを追うというよりも世界観や文章の独特さを楽しむ作品だと思います。(26歳 女性 パート・アルバイト)

このシリーズ全てが好きですが、キルドレという永遠の子供たちが戦闘機に乗るというどこかミスマッチな設定が好きです。説明くさくなく徐々に謎が明かされて、その世界が見えてくる、そういう森さんらしい描写が個人的にとても好みです。(37歳 女性 主婦・主夫)

不思議な透明感と浮遊感とやるせなく切ないところ。ノスタルジックな飛行機乗りへの淡い憧れもあるため。(46歳 女性 会社員)

読むたびに世界観の美しさを感じますし、人生とは命とは何かを考えさせられます。(39歳 男性 会社員)

子どもが死ぬまで大人になれないという発想に感銘を受けました。(21歳 女性 無職)

幻想的な雰囲気に溢れた、仮想世界での空戦ドラマです。美しい情景と文章、一連の作品に隠された主題はサン・テグジュペリの不朽の名作、「星の王子様」「人間の土地」等も連想させます。(34歳 男性 会社員)

理系ミステリー作家として、決まった法則があって面白いと思った。私はアニメ先行で知ったが、理系の人の文章がいける人にはハマります。(43歳 男性 自営業)

読み始めて5分もたたないうちに、物語に引きずり込まれていきます。架空の戦闘機乗りを描いたシリーズものですが、とても分かりやすく書かれています。場面ごとの登場人物のリアルな息遣いがひしひしと伝わってきます。森先生の文章は極めて読みやすく、普段小説を読んだことない方も、読書の秋の一冊におススメです。(31歳 男性 無職)

詩的な文章と、美しく描かれる空戦。謎に満ちた、繰り返される子どもたちの生。ページをめくる手が止まらなくなる。(32歳 男性 自営業)

独特のSF感というかハードボイルドとはまた違った冷たい世界観が好きです。(28歳 男性 パート・アルバイト)

3位「封印再度」3票

岐阜県恵那市の旧家、香山家には代々伝わる家宝があった。その名は、「天地の瓢」と「無我の匣」。「無我の匣」には鍵がかけられており、「天地の瓢」には鍵が入っている。

ただし、鍵は「瓢」の口よりも大きく、取り出すことが出来ないのだ。五十年前の香山家の当主は、鍵を「瓢」の中に入れ、息子に残して、自殺したという。果たして、「匣」を開けることが出来るのか?興味を持って香山家を訪れた西之園萌絵だが、そこにはさらに不思議な事件が待ち受けていた。

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読者の声

誰も開けることのできない不思議な小箱、香山風采死の真相、度重なるその他の事件。主にこの3つで構成させるストーリー。(22歳 男性 学生)

タイトルを英語にしても秀逸に感じるところがいいと思います。そしてなんといってもラストの会話がすばらしい。(49歳 男性 パート・アルバイト)

まずWho Inside?とかかったタイトルが見事!と思ったが、謎の美しさはさらに上を行っていた。ふだん小説を読まない理系男子も次々ハマッていた。主人公・犀川創平と西之園萌絵の関係性も良い。(44歳 女性 会社員)

3位「笑わない数学者」3票

偉大な数学者、天王寺翔蔵博士の住む「三ツ星館」。そこで開かれたパーティの席上、博士は庭にある大きなオリオン像を消してみせた。一夜あけて、再びオリオン像が現れた時、2つの死体が発見され…。犀川助教授と西之園萌絵の理系師弟コンビが館の謎と殺人事件の真相を探る。超絶の森ミステリィ第3弾。

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読者の声

数学や事件解決といった内容がメインとなっており一見難しそうに思えるが、この本を読んで物事を柔軟に観察する点に面白さを感じました。(20歳 男性 学生)

王道ミステリー小説というべき設定ではあるが、読み進めていく内に謎に嵌まり込む感覚になる。読み終えても、良い意味ですっきりしない一冊。(38歳 男性 会社員)

偏屈者の巣窟のような作風は相変わらずであり、タイトルを裏切らない偏屈過ぎる数学者が登場している所です。(34歳 女性 無職)

3位「黒猫の三角」3票

一年に一度決まったルールの元で起こる殺人。今年のターゲットなのか、六月六日、四十四歳になる小田原静江に脅迫めいた手紙が届いた。探偵・保呂草は依頼を受け「阿漕荘」に住む面々と桜鳴六画邸を監視するが、衆人環視の密室で静江は殺されてしまう。

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読者の声

複雑に絡み合うトリックとミステリーに引き込まれてしまいます。(39歳 女性 無職)

『黒猫の三角』はVシリーズで、紅子さんの正体も面白いのですが、犯人はタブーでは、と思われるまさかの人物です。ゾロ目の殺人事件、クロネッカーのデルタからのこのタイトルは、さすが森博嗣さんと思わせます。(39歳 女性 会社員)

密室殺人の仕掛けられているトリックの数々に驚愕させられました。(48歳 女性 主婦・主夫)

4位「冷たい密室と博士たち」2票

同僚の誘いで低温度実験室を訪ねた犀川助教授とお嬢様学生の西之園萌絵。だがその夜、衆人環視かつ密室状態の実験室の中で、男女二名の大学院生が死体となって発見された。被害者は、そして犯人は、どうやって中に入ったのか!?人気の師弟コンビが事件を推理し真相に迫るが…。究極の森ミステリィ第2弾。

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読者の声

登場人物の考え方や行動が好きです。研究所が舞台で密室に違和感がなく読めるところもおすすめです。(29歳 女性 会社員)

S&Mシリーズの2作目で、本格的な大学の研究施設が詳細に描写されている点がお薦めの作品です。(59歳 男性 自営業)

4位「探偵伯爵と僕」2票

もう少しで夏休み。新太は公園で、真っ黒な服を着た不思議なおじさんと話をする。それが、ちょっと変わった探偵伯爵との出逢いだった。夏祭りの日、親友のハリィが行方不明になり、その数日後、また友達がさらわれた。新太にも忍び寄る犯人。残されたトランプの意味は? 探偵伯爵と新太の追跡が始まる。

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読者の声

大人は昔を思い出し、子供は想像の世界を思い描いて、わくわくしながら読み進められるジュブナイルミステリー。(29歳 男性 会社員)

タイトルを読むと、男の子と探偵がコンビを組んで事件を追う児童書の様なワクワクする話しかと想像してしまうが、主人公である小学生男子の視点によってヘビーな物語が語られるので、そのギャップが面白いです。(29歳 女性 無職)

5位「有限と微小のパン」1票

日本最大のソフトメーカ「ナノクラフト」の経営するテーマパークを訪れたN大生西之園萌絵と友人たち。そこでは「シードラゴンの事件」と呼ばれる死体消失があったという。彼女らを待ち構えていたかのように事件は続発。すべてがあの天才の演出によるものなのか!?全編に漲る緊張感!最高潮森ミステリィ。

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読者の声

S&Mシリーズの集大成です。かなり長いお話ですが、没頭してしまいます。理系・天才という非人間ぽい部分が大半なのですが、感情がある人間的な部分が垣間見えるところが素敵です。(37歳 女性 会社員)

5位「彼女は一人で歩くのか?Does She Walk Alone?」1票

ウォーカロン。「単独歩行者」と呼ばれる、人工細胞で作られた生命体。人間との差はほとんどなく、容易に違いは識別できない。

研究者のハギリは、何者かに命を狙われた。心当たりはなかった。彼を保護しに来たウグイによると、ウォーカロンと人間を識別するためのハギリの研究成果が襲撃理由ではないかとのことだが。人間性とは命とは何か問いかける、知性が予見する未来の物語。

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読者の声

自立型アンドロイドが出てくる未来の物語。人間性・生命とは何かを考えるきっかけになります。(52歳 男性 会社員)

5位「相田家のグッドバイ」1票

紀彦にとって相田家はごく普通の家庭だったが、両親は変わっていた。母は整理収納に異常な情熱を傾け、孤独を愛す建築家の父はそんな母に感心していた。紀彦も結婚し子供ができる。

やがて母が癌で亡くなり、看取りのあと父も自ら入った施設で亡くなる。家のあちこちに母が隠したヘソクリが出現し…。限りなく私小説の姿を纏う告白の森ミステリィ。

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読者の声

家族小説でありながら「心温まる」に終始しない部分です。奇妙な要素を取り入れつつ、家族ならではの切りようのない縁の怖さと尊さを同時にはらんでいると感じます。(30歳 女性 自営業)

5位「女王の百年密室」1票

2113年の世界。小型飛行機で見知らぬ土地に不時着したミチルと、同行していたロイディは、森の中で孤絶した城砦都市に辿り着く。それは女王デボウ・スホに統治された、楽園のような小世界だった。

しかし、祝祭の夜に起きた殺人事件をきっかけに、完璧なはずの都市に隠された秘密とミチルの過去は呼応しあい、やがて―。神の意志と人間の尊厳の相克を描く、森ミステリィの新境地。

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読者の声

SF的設定の世界観にすんなり入り込めるのがこの作品の良さだと思っています。 (43歳 女性 主婦・主夫)

5位「四季」1票

人類のなかで最も神に近い存在と言われる天才科学者・真賀田四季。超然とありつづけながら成熟する彼女の内面を描いた4部作の合本に。アニメ「すべてがFになる」の原作でもあるシリーズ全4作品を収録した特別版。

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読者の声

すべてがFになるにも出てきた真賀田四季を主役にした小説で、春・夏・秋・冬の四巻構成。真賀田の内面や事件を起こした経緯をより深く知ることができる。天才と呼ばれる人間の思考が垣間見れて面白い。(37歳 女性 自営業)

5位「今はもうない」1票

電話の通じなくなった嵐の別荘地で起きた密室殺人。二つの隣り合わせの密室で、別々に死んでいた双子のごとき美人姉妹。そこでは死者に捧げるがごとく映画が上映され続けていた。そして、二人の手帳の同じ日付には謎の「PP」という記号が。名画のごとき情景の中で展開される森ミステリィのアクロバット。

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読者の声

美人姉妹の遺体が発見されミステリ小説が展開していく。姉妹の華々しい生き様を予想していたが、苦労が多い人生や馴れ初め物語がおりまぜられた以前のシリーズとは違った作品。(40歳 女性 主婦・主夫)

5位「銀河不動産の超越」1票

危険を避け、できるだけ頑張らずにすむ道を吟味し、最小の力で人生を歩んできた高橋青年。彼の運命を変えたのは、入社した「銀河不動産」だった。奇妙な「館」、衝撃の連続。究極の森エンターテインメント。

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読者の声

主人公は銀河不動産に就職した男性なのですが、何もかもを淡々と受け入れていく姿がありえないくらいに自然なところです。(44歳 女性 主婦・主夫)

5位「夏のレプリカ」1票

那古野市の実家に帰省したT大大学院生の前に現れた仮面の誘拐者。そこには血のつながらない詩人の兄が住んでいた。誘拐が奇妙な結末を迎えたとき、詩人は外から施錠されていたはずの部屋から消え去っていた。朦朧とするような夏の日に起きた事件の裏に隠された過去とは!?事件は前作と表裏をなし進展する。

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読者の声

過去に隠された秘密を予想しながら読んでいるとすぐに結末が気になる小説です。(47歳 男性 会社員)

5位「奥様はネットワーカ」1票

スージィこと内野智佳は、某国立大学工学部化学工学科の秘書。彼女の勤める大学周辺で暴行傷害事件が多発する。智佳の周辺でも不気味な出来事が続き、友人のルナも被害に遭ってしまうが…。

大学の工学部を舞台に、それぞれに秘密を抱えた6人の視点で連続殺人事件を追う、ちょっとフーガでホラーな新感覚ミステリィ。解説はコジマケン(描き下ろしマンガ)。

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読者の声

殺人事件の舞台が国立大学の工学部で起きて、関係者たちが化学工学科という如何にもくせ者ぞろいのメンバーたちで、一筋縄ではいかない過程が面白みを感じます。(28歳 男性 会社員)

5位「イナイ×イナイ PEEKABOO 」1票

黒髪の佳人、佐竹千鶴は椙田探偵事務所を訪れて、こう切り出した。「私の兄を捜していただきたいのです」。双子の妹、千春とともに都心の広大な旧家に暮らすが、兄の鎮夫は母屋の地下牢に幽閉されているのだという。椙田の助手、小川と真鍋が調査に向かうが、謎は深まるばかり―。Xシリーズ、文庫化始動。

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読者の声

犯行の動機が、まさに人間の心の闇を映し出していて、読んだ後に考えさせられます。(45歳 女性 自営業)

まとめ

いかがでしたでしょうか。森博嗣のおすすめ小説をランキング形式で紹介しました。ぜひ作品を手に取って読んでみてください。

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