田中 芳樹おすすめ小説ランキング8選【読書好き50人の声を集めました】

田中 芳樹は1952年生まれの作家。戦記ものやファンタジーものなどの「銀河英雄伝説」シリーズ、「アルスラーン戦記」シリーズなどのシリーズものが人気です。

読者アンケートで田中 芳樹おすすめの小説8作品を選びました。ランキング形式で紹介していくので、どの作品を読もうか考えるときの参考にしてください。

1位「銀河英雄伝説」21票

人類が地球から旅立ち、8世紀あまり。遠く離れた銀河で、巨大な帝国を築いたゴールデンバウム王朝と民主共和制を掲げる自由惑星同盟が長い間戦争を続けていた。

宇宙歴796年、帝国暦487年、膠着状態が続いたこの戦争だったが、帝国軍上級大将のラインハルト・フォン・ローエングラムと同盟軍准将のヤン・ウェンリーが、アスターテ星域で相まみえたことで変化の兆しが現れる―。

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読者の声

銀河をまたにかけて戦う軍人たちの熱き青春の戦いを描いた人間ドラマがたのしめる。(31歳 男性 会社員)

タイトル通りのスペースオペラであり、様々な印象深いキャラクターが登場するのがおすすめです。(38歳 男性 無職)

女性が感情移入できるストーリー展開でありながら、三国志のような硬派な作品だった。戦争の愚かさを体感できた作品です。(39歳 女性 主婦・主夫)

近未来を舞台にヤンとラインハルト二人を軸に数多くの登場人物たちが織り成す一大スペースオペラでそのスケールの大きさが魅力です。(41歳 男性 自営業)

宇宙を舞台とした、現在のラノベのはしりと言える内容で、今でも色褪せることのない名作だと思います。(47歳 男性 自営業)

重厚で壮大な物語と魅力的なキャラクターに惹かれてしまいます。(39歳 女性 無職)

宇宙時代劇ともいうべき大河ドラマ。各人間間の描写が素晴らしい。擬古文調の言い回しが好き。(44歳 男性 自営業)

宇宙を舞台にした壮大な内容で、ラインハルトの志に共感してしまう。(51歳 男性 会社員)

個性豊かで魅力的な人物が多く、波乱に満ちたストーリーで、なおかつ政治や社会、組織について考えさせられる内容が多い。1巻を再読して気がついたのは、出来る限りのことはやった上で「周りにどんなに期待されたとしても自分の能力以上のことはできない」と、自分の行動とその結果を区別して考え、ある程度割り切っていいこと。(28歳 男性 会社員)

地球上にあるあらゆる資源についても考えさせられる作品です。もちろん人的資源も。(50歳 女性 自営業)

近未来の設定であるがどこか懐かしく感じられ、民主政治と専制政治という双極的相反する政治体制を利点と弊害を公平に描いているところ。(50歳 男性 会社員)

宇宙での国家間戦争が、多くの個性的なキャラとともに描かれていて読み出すとグイグイと世界に引き込まれます。宇宙での艦隊戦での戦略や駆け引きも素晴らしいです。(49歳 女性 主婦・主夫)

戦争とは、政治とは、人間とは、命とは。ストーリーには、そんな奥深いテーマが盛り込まれていると思います。舞台は架空の世界ですが、現代社会においても、けして無縁とは言えない問題についても触れられていて、様々なことを考えさせられる作品です。(32歳 女性 会社員)

広大すぎる世界観!そして、仲間や友情、どこの世界にもある政府との問題や衝突。全ての世界観にわくわくさせられます。(42歳 女性 パート・アルバイト)

宇宙を舞台にした架空の物語ですが、歴史物のように語られるところがオススメです。(44歳 男性 無職)

登場人物が多いのに一人ひとりの個性がたっていていることと、必ずしも善と悪だけで立場や人間性が括られておらずそれがストーリーを膨らませているところがポイントです。(29歳 女性 パート・アルバイト)

様々な魅力あるキャラクターが出てくる所や、細部を考えられる一方俯瞰の視点で物語に触れることが出来るからです。(32歳 女性 パート・アルバイト)

宇宙が舞台の戦争の話なのですが、多くの登場人物一人一人に魅力があります。文章も読みやすく、当時は止まらなくなり一気読みでした。(58歳 女性 主婦・主夫)

帝国軍も同盟軍もどちらも魅力的な登場人物が多く、手に汗握るSF超大作…歴史小説を読んでいるかのような気分になります。(32歳 女性 自営業)

銀河の覇権をめぐる若き英雄たちの戦いを書いた、まさにスペースオペラだと思います。(49歳 男性 会社員)

「銀河英雄伝説 2 野望篇」
この作品は後にシリーズになりましたが、その中でもこの章が一番読み応えがある内容です。(42歳 女性 無職)

2位「アルスラーン戦記」9票

猛勇なる騎士軍団を誇り、不敗の国王が君臨するパルス王国。蛮族ルシタニアとの戦いでも、その勝利を疑う者はなかった。だが、味方の裏切りから、軍団は一日にして崩壊。王国は滅亡してしまう。

からくも生き残った王太子アルスラーンは、勇者ダリューンや軍師ナルサスらとともに故国奪還を目指すが…。壮大な歴史ファンタジー・シリーズ第一弾。

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読者の声

まだ幼さが残る王太子アルスラーンが仲間を集め、王を目指す姿がとてもドラマティックに描かれている。45歳 女性 自営業)

窮地に追い込まれた王子が部下たちと力を合わせて王都を取り戻そうとしていく過程が手に汗握ります。(26歳 女性 自営業)

魅力的なキャラクター達が多くストーリーも秀逸な戦記物語。アルスラーンの成長も良い。(35歳 男性 会社員)

軟弱な少年王子様が国王になっていくまでのサクセスストーリーで、テンポよく書かれているので一気読みしてしまう作品です。主人公が軍師や仲間たちと共に成長していく様子が読んでいて気分が良いです。ラストまで読むと達成感を感じられます。(48歳 女性 会社員)

ファンタジー小説の王道とも言えるストーリーとその壮大さ。小説はもちろん、アニメ、映画、漫画と作品展開されているため深く、何度でも作品を楽しめるメリットがあります。(45歳 男性 会社員)

王太子アルスラーンの成長に心打たれる壮大なファンタジーです。(43歳 女性 主婦・主夫)

私はこの作品が、終わることを意識した戦記物だと思っています。この著者には、戦記物が多いが未だに終わりを見ないです。ですが私の知る中で、王位継承の歴史で「終わり」を意識した感動作として、長かったんでそのことが興味深く、もちろんアニメ化されています。続編もあります。(43歳 男性 自営業)

主人公が成長していく様子や多彩な人物たちが織りなす物語がおもしろいです。(22歳 男性 会社員)

心優しい王子と個性豊かな仲間の繰り広げるバトル。特に敵の銀仮面卿陣営は、王道の英雄譚を敵がやっているのが新鮮で、思わず応援してしまいます。(28歳 女性 会社員)

3位「創竜伝」8票

20世紀も終わりを告げるころ。凄まじい超能力を秘めた竜堂家の4兄弟に魔の手が迫っていた。彼らの力をわがものにして、地球支配を企らむどす黒い巨悪。だが、彼ら4兄弟には屈伏という言葉はない。

そして、最大の潜在パワーを秘めた末弟・余が覚醒した―。想像をはるかに超えるスケール!待望の書下ろし巨篇! 

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読者の声

登場人物の4兄弟で誰が好き?と言う話題になる作品です。(30歳 男性 会社員)

CLAMP先生の挿絵が好きで手に取ったのですが、ストーリーも漫画みたいにドタバタと展開するので、ラノベ好きなら読みやすいです。(35歳 女性 自営業)

若者の竜堂兄弟4人が竜王の血を受け継ぎ、鎌倉の御前などと超常の力を使いながら戦うなどの展開の一方、前世の竜王たちの記憶にも触れながら現代のシーンでも色々な登場人物が登場し、物語がどんどん膨らんでいくところが良いと思う作品です。(46歳 男性 自営業)

ファンタジーものですが小ネタも多く、長期シリーズでも飽きずに楽しく読めます。(35歳 女性 自営業)

常人離れしたパワーと、前世を持つ四人兄弟の絆が熱いです!アクション&ファンタジーが好きな人におすすめです。(32歳 女性 主婦・主夫)

現代日本風な世界でちょっと皮肉の効いた台詞回しが好きです。竜に変身するというファンタジー性も読んでいてわくわくします。イラストが新書版は天野喜孝が文庫版はCLAMPが書いていて目にも楽しいです。(41歳 女性 会社員)

主人公兄弟の名前と個性に惹かれ、竜王の名前に詳しくなりました。ヒロインの茉理のサバサバとした性格が大好きです。(43歳 女性 主婦・主夫)

前世や超能力を持った4人の兄弟が戦う壮大なストーリーが面白いです。社会風刺的な面もありつつ、アニメやマンガ化もされていて幅広く楽しめます。(37歳 女性 会社員)

4位「七都市物語」4票

地軸が90度転倒し、南北両極が赤道地帯に移動する“大転倒”によって、地上の人類は全滅した。幸いにも月面に難を逃れた人々は地上に七つの都市を建設し、新たな歴史を繰り広げる。

一方、月面都市は新生地球人類が月を攻撃するのを恐れるあまり、地上500メートル以上を飛ぶ飛行体すべてを攻撃するシステムを設置し、これが稼働状態のまま疾病によって滅び去ってしまう。この奇妙な世界で七都市をめぐる攻防が幕開く!

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読者の声

舞台が近未来の月と地球に住む人々の生活を描いていますが、空を飛ぶことを禁止したルールで生じた争いや新しい世界作りは読みごたえがありました。(62歳 男性 会社員)

多彩な登場人物が知略を尽くして戦う、いわば未来の地球を舞台にした三国志のような物語です。(56歳 男性 自営業)

田中芳樹お得意の、戦略性に富んだ熱い戦闘シーンが随所に見られる所がおすすめです。(21歳 女性 学生)

奇妙な世界で七都市をめぐる人たちが紡ぐ戦記と人間模様が面白い話だと思います。(48歳 女性 主婦・主夫)

4位「薬師寺涼子の怪奇事件簿 東京ナイトメア」4票


東京ナイトメア 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社ノベルス)

幸せ一杯のはずの結婚式場は、大混乱の坩堝に陥っていた。死体が空から降ってきたのだ。戸惑う人々を尻目に目を輝かせる超美人が一人。そう、彼女こそ警視総監をも恐れさす史上最強の女性警察官僚、薬師寺涼子警視その人だった。

従僕(?)の泉田警部補をつれ、上司の迷惑省みず、傍若無人の捜査活動、開始。

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読者の声

主人公は実に高飛車でエリートな女性なのですが、1巻につき1,2回ほどデレる部分がありそこがとても可愛らしいです。ツンデレのデレって実はこの程度の方が良いんじゃないかと思えるぐらい最適です。(43歳 女性 自営業)

主人公の薬師寺涼子が、とっても美人さんに絵がものすごくかわいいです!怪奇事件を解決していく物語で、解決したときのすっきり感は素晴らしいです。(26歳 女性 会社員)

「薬師寺涼子の怪奇事件簿 摩天楼」


魔天楼 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社ノベルス)

警察のお偉方が大集合しているビルで、突然出入りが不能となる異常事態が発生した!?右往左往する上役を睥睨しつつ、従僕(?)を従えて、颯爽と登場する美女が一人。彼女こそ、警視庁きっての危険人物、薬師寺涼子警視その人だった。驚天動地の警察ホラー。特別書下ろし短編「さわらぬ女神にタタリなし」収録。

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読者の声

ちょっと癖のある警視庁キャリア美女を題材としたアクション小説。様々な怪奇事件を解決していくところがポイントです。(52歳 男性 会社員)

「薬師寺涼子の怪奇事件簿 クレオパトラの葬送」


クレオパトラの葬送 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (講談社ノベルス)

香港に向かう豪華客船上でショーの最中、奇術師がバラバラになって空中から落下。さらに船室では三人の暴力団員の体が引き千切られた。

いわくつきの要人警護のため、この巨船に乗り合わせたのは圧倒的な美貌と無謀を誇る警察官僚・薬師寺涼子警視。特別待遇を堪能しつつ、孤絶した現場でますます本領を発揮。

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読者の声

薬師寺涼子シリーズはいつもキャラクターが魅力的です。頭脳明晰符合上司(女)と凡人部下男の絡みがいつも楽しめます。この本を選んだ理由は、豪華客船を舞台にする上で、作者が取材に行った折、クルー関係者の方が、船が沈む話かどうか、確認をしたと聞いた点です。沈まないと聞いて安心して読めました。(55歳 女性 自営業)

5位「蘭陵王」2票


蘭陵王 (文春文庫)

六世紀の中国、南北朝時代と呼ばれる動乱の世。北斉は無能な皇帝の乱脈を極めた統治のもと、西に北周、南に陳、北に突厥と三方を強敵に囲まれていた。あまりの美貌ゆえに仮面をつけて戦場にたったと言われる北斉の皇族、蘭陵王・高長恭は智勇兼備、不敗の名将であり傾きかけた国を必死でささえていた。

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読者の声

蘭陵王が敵に立ち向かったのはかなり強くて、自分もこれほどの性格になりたいと思いました。(35歳 男性 会社員)

男前の武将。味方たちも、戦力を喪失してしまうくらいの美男子ぶりが、新鮮な面持ちで、楽しむことが出来ます。(28歳 男性 会社員)

6位「マヴァ―ル年代記」1票

北方の雄、マヴァール帝国。その皇帝が死に、帝位をめぐる争いが起こった。先帝の三男カルマーンは学友ヴェンツェルの支持を得て権力掌握に乗り出すが……。剣戟と権謀に彩られた一大叙事詩、開幕。

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読者の声

幻想国を舞台に話が進められ異国に足を踏み入れたかのような世界観でテンポの良い作品。(33歳 男性 会社員)

6位「アップフェルラント物語」1票

時は19世紀。舞台は架空の小国アップフェルラント。天涯孤独の少年ヴェルと囚われの少女フリーダ、ふたりの出会いから、冒険の扉が開く。男装の麗人に謎の猛獣、地下に眠る秘密とは……。ルリタニア・テーマの傑作。

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読者の声

ヨーロッパに設定された架空の小国で繰り広げられるファンタジックな冒険活劇。(56歳 男性 無職)

まとめ

いかがでしたでしょうか。田中 芳樹のおすすめ小説をランキング形式で紹介しました。ぜひ作品を手に取って読んでみてください。

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