我孫子 武丸おすすめ小説ランキング9選【読書好き38人の声を集めました】

我孫子 武丸の作品のなかから、読書好き38人におすすめ1冊選んでもらい、その感想をまとめました。その結果を紹介します。

「殺戮にいたる病」21票

永遠の愛をつかみたいと男は願った―。東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔!くり返される凌辱の果ての惨殺。

冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。

「BOOK」データベース

読者の声

連続殺人犯が登場するのですが、独特な嗜好を持っておりとんでもない行為を繰り返します。読んでいて総毛立つ作品ですが、そこが好きです。(23歳 女性 パート・アルバイト)

一つの事件を誰かの目線で追う。ミスリードの設定が最後にわかる仕掛けがすごかったです。(31歳 男性 会社員)

最後まで読んでも物語が誰目線で進んでいたのか謎がわからずもう一度読み返してしまいます。(41歳 女性 パート・アルバイト)

エログロ描写が描かれていて面白く、どんでん返しもあるのが良かった。ミステリーとしても最高だった。(26歳 男性 パート・アルバイト)

殺人を犯す描写が妙にリアルに伝わってくるのですごく引きつけられます。どのように人を殺していくか、どこから切っていくかなど読んでいてずっとどきどきです。(27歳 男性 無職)

ラストの展開。短編ではないもの、ページ数がそこまで多くはないので、比較的時間をかけずに読める。(32歳 女性 会社員)

猟奇殺人がテーマだが最後に犯人が当初の想像と全く異なる人物で衝撃的なインパクトを受ける問題作であり衝撃作。(41歳 男性 会社員)

猟奇的殺人を好む殺人犯のその行動心理の闇深さや恐ろしさにゾッとする。(20歳 女性 パート・アルバイト)

グロテスクな描写が怖い。犯人の心理がとてもリアルに伝わってくる。(46歳 男性 会社員)

叙述トリックのお手本のような作品。今まで信じていた世界がが反転するカタストロフを味わうことが出来ます。(45歳 男性 無職)

様々な思考が絡み合い、クライマックスへの持っていき方がとても上手い作品です。(38歳 男性 会社員)

サイコキラーをテーマにしたホラーミステリーの名作で、ラストのどんでん返しが衝撃的です。(48歳 男性 自営業)

正面からついてくるようなきつい刺激的な部分はあるものの本格的なテイストなミステリー作品です。終盤における怒涛の展開が一番の見応えでした。(35歳 男性 会社員)

猟奇的な内容に目を背けたくなりますが、最後のどんでん返しは素晴らしいです。事件関係者たちの人間模様も読み応えがあります。悲惨な殺人事件なので、気持ち的にも暗くなりますが被害者と加害者の家族の心情を考えると切ないです。(43歳 女性 会社員)

次々と猟奇殺人を繰り返す犯人が最初にわかるので他とは違うゾクゾク感が味わえるところがおすすめです。(21歳 女性 パート・アルバイト)

サイコキラーによる殺人の描写のえげつなさ、そしてラストに明かされる事実が衝撃的です。(26歳 男性 パート・アルバイト)

「我孫子 武丸」さんが放つ小説は、どこか「ホラーチック」で、生々しい表現もありますがそれが魅力の1つなのだと思います。本小説は東京繁華街でおこる猟奇殺人を繰返えされるサイコキラーの小説です。加害者、被害者の目線でストーリーを描いており、展開性が良く伝わるほか、互いの生き方や感情が錯綜する状況がわかるため楽しめます。(54歳 男性 会社員)

誰が犯人なのかがプロローグの時点で読者に知らされ、それから話が進んでいくというユニークなストーリー構成になっています。ラストがとにかく驚愕な終わりを迎えるので、最後まで一気読みしてしまうこと間違いなしです。(20歳 女性 学生)

最後に衝撃のラストを迎えるサイコホラー作品で最後に騙される事間違いなしの作品だと思います。(25歳 男性 無職)

永遠の愛を掴もうとした男が殺人鬼になるまでの道のりを描いた作品。(27歳 女性 主婦・主夫)

叙述トリックもののミステリーとしては、もはや古典になりつつある作品です。が、トリックを見破ってやろう、と考えながら読むよりも、グロい殺人描写を楽しみながら、すなおに読んで、すなおに驚かされるのがよいかと思います。(64歳 男性 パート・アルバイト)

「8の殺人」5票

大胆なトリックで本格ミステリーファンをうならせた傑作長編。建物の内部にある中庭が渡り廊下で結ばれた、通称“8の字屋敷”で起きたボウガンによる連続殺人。最初の犠牲者は鍵を掛け人が寝ていた部屋から撃たれ、2人目は密室のドアの内側に磔に。

速水警部補が推理マニアの弟、妹とともにその難解な謎に挑戦する、デビュー作にして傑作の誉れ高い長編ミステリー。

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読者の声

8の形をした屋敷を舞台にした、謎解きの面白さとコミカルな描写の楽しさを同時に味わえる秀作。(56歳 男性 無職)

シンプルなトリックが駆使されていて謎解きしながら楽しむことが出来る内容が良いです。(23歳 男性 パート・アルバイト)

とてもシンプルなトリックがつかわれており、謎解きを楽しみながら読み進められる。(36歳 女性 団体職員)

個性的なキャラが醸し出すユーモラスな雰囲気と本格的な謎解きの融合が見事だった。(49歳 男性 パート・アルバイト)

屋敷内で起こる連続殺人、不可解な点も多い殺人を刑事が解決するミステリー小説。(25歳 男性 会社員)

「探偵映画」3票

映画界の鬼才・大柳登志蔵が映画の撮影中に謎の失踪をとげた。すでにラッシュも完成し、予告篇も流れている。しかし、結末がどうなるのか監督自身しか知らないのだ。

残されたスタッフは、撮影済みのシーンからスクリーン上の犯人を推理していく…。『探偵映画』というタイトルの映画をめぐる本格推理小説。

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読者の声

映画内で起こる殺人の犯人を探すという変わった設定の話で、ユーモアがあってすごく面白いです。(38歳 男性 会社員)

この著者の中でもシンプルな作品で、古い映画が好きなら凄く楽しめる内容となっています。叙述トリックについての記載がありますが、それを作中でもうまく使っているのがポイントです。残酷なシーンはないので気軽に読める内容だと思います。(45歳 男性 パート・アルバイト)

ミステリ映画の映画監督が失踪したためにスタッフや演者がストーリーの続きを考えるという作品です。演者たちが自分の役がおいしくなるようなストーリーを考えたりと、スラップスティック的な展開が魅力的です。もっともらしい説がいくつも出てくる、多重解決というジャンルのミステリでもあります。(26歳 男性 会社員)

「メビウスの殺人」3票

東京を恐怖のどん底につき落とす殺人鬼が二人も出現した。一人は金槌で被害者をめったうち。もう一人は絞殺魔だ。無差別な連続殺人としか考えられないのだが、現場には常に謎の数字を記したメモが残されている…。

殺された人々を結ぶ、失われた環(ミッシング・リンク)を探せ!速水三兄妹がつきとめたとんでもない真相とは? 

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読者の声

速水三兄弟シリーズです。猟奇的なサスペンスでありながら、ユーモアもあるおもしろい作品です。(65歳 男性 無職)

速水三兄弟シリーズの中でも、猟奇的な殺人をゲーム感覚で行いながらもコメディ感もあり楽しめます。(42歳 男性 会社員)

サスペンスとミステリーがうまい具合に融合し、意外なトリックや結末になっているのがおすすめです。(38歳 男性 会社員)

「特捜班危機一髪 警視庁特捜班ドットジェイピー」2票

警視庁の人寄せパンダと思われたドットジェイピーだが、ひょんなことから誘拐事件を解決し、一躍世間の脚光を浴びる。だが、その人気を快く思わない人物がひとり―ドットジェイピーに公衆の面前で恥ずかしい姿をさらされた篠原都知事だ。

都知事はドットジェイピーの人気を失墜させ、解散に追い込もうと作戦を練る。そして新メンバーと称した刺客に、優秀な兄妹警官を送り込むが…。

「BOOK」データベース

読者の声

登場人物たちのキャラが非常によく立っており、私の場合は読んでると頭の中でアニメとなって物語が展開されます。事件解決よりもキャラを楽しみたいって人におすすめです。(43歳 女性 パート・アルバイト)

キャラに個性があって魅力的だし、ミステリーとしてのレベルも高くて面白い。何より警視庁初の戦隊ものという設定が良い。(46歳 女性 主婦・主夫)

「凜(りん)の弦音(つるね)」1票

篠崎凜―翠星学園高校一年生。中学から弓道を始め、現在弓道弐段。ひたすら弓道に打ち込む少女。そんな凛が師匠、棚橋先生の家で、ありえない矢で男が殺された事件に巻き込まれ、見事に解決した。

『弓道名人は名探偵』と校内新聞で取り上げられ、凛の動画はいつの間にかネットで『天才弓道美少女』と評判になるが…。友達に悩み、自分に悩み、弓道に悩む青春真っ只中―。ひとりの少女の成長を活き活きと描く傑作長編。

「BOOK」データベース

読者の声

弓道の奥深さや礼儀作法が目に浮かんできます。主人公の凛がとにかく真っ直ぐで、心に響きます。(26歳 女性 会社員)

「腐食の街」1票

蘇る死刑囚。新本格の旗手が新境地をひらく近未来クライム・ノベルここに誕生。2024年、東京は死にかけた太陽のように荒廃した光を放っている。バラバラに切断された死体のそばには、処刑されたはずの殺人鬼からの挑戦状が残っていた。

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読者の声

ラストの、かんたんな労力で目的を達成するところ。そういう手段があったか!と素直に感心できました。(41歳 女性 主婦・主夫)

「修羅の家」1票

簡易宿泊所で暮らす晴男はレイプ現場を中年女性・優子に目撃され、彼女の家につれていかれる。そこには同じ格好をした十名ほどが「家族」として暮らしていた。おぞましい儀式を経て一員となった晴男は、居住者は優子に虐待されていることを知る。

一方、区役所で働く北島は、中学時代の初恋相手だった愛香と再会し「家族」での窮状をきく。北島は愛香を救い出す可能性を探るが、“悪魔”が立ちはだかる。

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読者の声

殺戮に至る病という言葉に興味を惹かれます。展開が若干早すぎるのかなと思う程で、一気に読んでしまう内容です。(42歳 男性 会社員)

「0の殺人」1票

物語の冒頭に置かれた〈作者からの注意〉に、驚くべきことに、奇妙極まりない殺人劇の容疑者たち四人のリストが公開されている。この大胆かつ破天荒な作者の挑戦に、果してあなたは犯人を突きとめられるか?

ご存知、速水警部補と推理マニアの弟と妹が活躍する、異色の傑作長編推理。

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読者の声

人が死ぬことが多いミステリ小説の中で、意表を突かれた結末が面白かったです。(38歳 男性 会社員)

まとめ

いかがでしたでしょうか。我孫子 武丸のおすすめ小説を紹介しました。ぜひ作品を手に取って読んでみてください。

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