「恋だの愛だの」がどのような作品なのか、読者が書いたあらすじと感想です。
どんなマンガ?
「恋だの愛だの」は花と夢コミックスで「笑うかのこ様」の続編として書かれた物です。
2012年に1巻が発行され、2016年に最終巻の11巻が発行されました。主人公の苗床かのこは、常に一人でいる、友達もいない。が、悪いことは見逃せない、好奇心旺盛、勉強熱心、興味あることについてはとことん追求するという真面目で正義感の強い性格です。
正しいことをしているのに、方法が逸脱しているため問題児になってしまうという、ちょっぴり損な性格な主人公です。そんな中、学校生活、親友達とのお話しが描かれています。
あらすじ
前作「笑うかのこ様」で、父親が出世したため、日本に残ることができ、ひとつだけお願いを聞いてくれるということで、進学校宝ノ谷高校(中学で親友ができた地域)で、一人暮らしをすることになりました。
転校続きで、友達作りをしてこなかったかのこは、中学でできた親友の「桃ちゃん」に釣り合う女子になるために「爽やかガール」を目指し、高校デビューを試みます。
「桃ちゃんとHAPPY放課後ライフを送るはずが・・ 何故か進学校宝ノ谷高校で、新聞部に椿君と入ることになり、そこから、文化部三国志を放送部、パソコン部と行うことに・・ 強カード椿君と色々と新聞部や、周りのことのために(かのこ本人はあくまでも自分の興味のため。としか思っていない笑)動き出します。
そんな中、生徒会にもかのこが主犯だということがバレ、かのこの辞書にはない「恋だの愛だの」が、かのこの周りで、かのこを中心に起こっていき、かのこはパニック状態で憔悴していきます(笑)
が、そこはかのこ!あまりにも鈍感すぎて、その「恋だの愛だの」も、気づかない。
そんな中、順調に新聞部、そして生徒会にも入り、(本人の意に反して笑)結果、皆から頼られ、現生徒会長の矢吹さんにも気に入られ、生徒会長をやってみたいと、自分から自分が目立つ立場になるという、今までの傍観者という立場で色々やってきたのとは違うかのこに変わっていく様子が、濃いキャラ達の中、テンポよく進んで行きます。
読んだ感想
中学時代から、かのこのことが好きな椿君のこと、恋愛的に好きと思われていることにずーっと気が付かない。先輩達やらのツッコミとかもテンポよく面白く・・そのツッコミも、一人脳内、心の中ツッコミがおおいので、妙に共感してしまいます。
クスっとつい何度見ても笑う。かのこにツッコミ入れてしまいたくなります。「恋だの愛だの」というタイトルで、恋愛マンガは苦手だからなと敬遠してしまうのはもったいないです。
かのこ達が卒業した後とかも短編でいいので読んでみたいなと思います。
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