パンティ&ストッキング with Garterbelt  アニメファンに嬉しいコミカライズ【あらすじ・感想】

「パンティ&ストッキング with Garterbelt 」がどのような作品なのか、読者によるマンガのあらすじと感想です。


出典:https://www.amazon.co.jp

「パンティ&ストッキング with Garterbelt 」はどんなマンガ?

パンティ&ストッキングwithガーターベルトは、GAINAX製作の同名のアニメのコミカライズです。アニメのストーリーの前日譚という位置付けで、パンストの世界観を説明・表現しつつ、アニメにはないオリジナルストーリーを描いています。

あらすじ・ストーリー

この作品はダブルヒロインで、主人公はパンティとストッキングという名前の女の子。見た目はあまり似ておらず、性格的にも正反対に思えるふたりですが、姉妹です。

彼女らは天界から堕とされた天使で、天界からの指令、もしくは姉妹の上司のような存在である神父の黒人・ガーターベルトからの指示により、街にはびこる欲望と怨念の凝集体=ゴーストを退治します。

しかし、ふたりは天使でありながら、自堕落かつ欲望に忠実な生活を送る毎日。ストッキングは男性関係に非常にだらしがなく、ストッキングはスイーツに目がなく毒舌で、いずれも自分たちの使命についてはあまり真摯ではありません。けれど一応、指令があればゴースト退治に出動し、天界兵器(パンティは銃器に変化する下着、ストッキングは刃物に変化するソックス)を駆使して街を平和へと導きます。

漫画は1話完結型の短編集形式で、主にパンティ&ストッキングの奔放な私生活と、それに関するゴースト退治を描いていますが、突然、宇宙が舞台になったSF的な展開になったり、世界観・作画共にまったく別の作品のようになったりと、作風自体もかなり自由奔放。それも、この作品の元となったアニメとノリが近いです。

えぐい下ネタや毒気が多い点もアニメの系譜ですが、ページ数の都合もあり、アニメで評価が高かった戦闘シーンは漫画版ではかなり短めです。ドタバタなストーリーが展開していきますが、最終話だけは毛色が違い、ゴーストとの戦いは描かれていません。

パンティ&ストッキングののんびりとしたドライブとともに、アニメでおなじみのキャラクターたちがさっくりと登場し、この作品がアニメのストーリーにつながっていくことを感じさせます。

読んだ感想

私はアニメ版パンストのファンだったので、その流れで購入しました。絵柄が非常にアニメに近いカートゥーン調でクオリティが高く、アニメファンとしては嬉しい限りでした。

ストーリーもすべてオリジナルとは思っておらず、しかしセリフ回し等は姉妹のキャラクターのイメージそのままで、意外性と新鮮な面白さがありました。

「パンストっぽさ」を堪能できるのは最終話以外ですが、私が一番気に入っているのは最終話です。アニメ・漫画問わず、パンストのストーリーの中で一番意外性が大きいストーリーだったからかもしれません。

いつも自らの欲望に忠実に動くか、ゴースト退治でドタバタ動くかというイメージだった姉妹が、のんびりドライブを堪能する姿は新鮮で印象的でした。ストーリーにがっつり絡んではこないものの(アニメの前日譚なのだから当然ですが)、アニメの魅力的なキャラクターたちが漫画でも見られたのは嬉しかったです。

Amazonや楽天で購入して読むことができます。

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