「天使の梯子」高校教師との再会【あらすじ・感想】

「天使の梯子」がどのような作品なのか、読者によるあらすじと感想です。


出典:https://www.amazon.co.jp

「天使の梯子」を読んだきっかけ

本屋さんで、たまたま見かけて、興味を持ち、本をかいました。後でわかったのですが、この天使の梯子は、三部作になっていて、前作の天使の卵の続篇でした。続編から読んでしまったのですが、面白かったです。

どんな小説?

主人公の大学生慎一が、アルバイトさきのカフェで、高校生の時にならっていた先生に、再会します。お客さんとして来た先生は、慎一に気づかず、慎一も知らないふりをします。

何度めか先生が来店したとき、一緒にきていた男とトラブルになり、それがきっかけで、慎一は先生と急接近します。

あらすじ

主人公の慎一は、高校生のとき、英語の先生のなつきさんにひそかに憧れていました。大学生になった進級は、カフェでバイトをし、お客さんとしてたまにくるなつきさんに、声をかけることもできずにいましたが、ある日、なつきさんが、一緒にきていた男と口論になり、水をかけられます。

男は帰って、ひとり残されたなつきさんに慎一は声をかけ、高校時代の生徒だと告げます。驚くなつきさんに、ロッカー失まで案内し、自分のシャツを貸してあげると、なつきさんは慎一がバイトが終わるまで待っていてもいいかと尋ねます。

バイトが終わったあと、慎一はなつきさんを家まで送ってあげます。なつきさんは、慎一を部屋に招き入れ、ふたりは付き合うことになります。

どんどんなつきさんに、はまっていく慎一ですが、なつきさんの気持ちはわかりません。なつきさんはクールで、いつも部屋には入れてくれますが、決して泊めてはくれません。慎一はなつきさんの携帯までだまって見てしまいます。

なつきさんの携帯のメールには、あゆたくんという男とのやりとりがたくさんありました。慎一は、あゆたくんに激しく嫉妬します。あゆたくんは、なつきさんが、高校生のときに付き合っていた男性で、いまだになつきさんは、あゆたくんに片思いをしているということがわかります。

とうとう慎一は、あゆたくんに直接会いにいきます。そこで、あゆたくんが、なぜ、なつきさんを受け入れられずにいるのか、10年前にさかのぼる衝撃の事実が、あゆたくんから、慎一につげられます…。

読んだ感想

すごく面白かったです。主人公の慎一が、8歳年上のなつきさんを、追いかけて追いかけて、一生懸命なところが、胸をうたれました。物語が進んでいくうちに、なつきさんの、あゆたくんに対する強い思いがわかってきて、切なくなりました。

あゆたくんが、自分の実の姉と付き合っているのも知らずに、なつきさんは必至であゆたくんを、おいかけますが、ある日、あゆたくんと、自分の姉が付き合っていることを知ります。そのあと、物語は、衝撃的な展開をします。

なつきさん、あゆたくんの気持ちを思うと本当にせつないです。その事実を知った慎一は、それでもなつきさんへの気持ちが変わらなかったので、そんな慎一の気持ちにも感動しました。

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